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その3 本気で、つまずくということ 中島 義道(著/文) - ぷねうま舎
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その3 本気で、つまずくということ (ソノサン ホンキデツマヅクトイウコト)

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発行:ぷねうま舎
四六判
376ページ
並製
価格 3,200円+税
ISBN
978-4-910154-50-3   COPY
ISBN 13
9784910154503   COPY
ISBN 10h
4-910154-50-7   COPY
ISBN 10
4910154507   COPY
出版者記号
910154   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年12月22日
書店発売日
登録日
2023年11月16日
最終更新日
2024年1月6日
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紹介

死ではなく、永遠にいたる道、逆説でしか語りえないその歩みには、なんとユーモアが寄り添って……思想と本気で対話すること、そこでは炉辺のつぶやきのように、一筋縄では届かない本音が顔をのぞかせる。

絶望とは精神の階梯、「神」に目を向けた人間の避けて通ることの許されない道程なのだ。無神論やニヒリズムの祖型の一つとされ、実存哲学の源に据えられた思想家像の虚構性を問う。『死にいたる病』のすべての行文に耳を澄ます、中島=キルケゴールの思考のドキュメント、完結篇。

目次

第五章 無限な自己というイロニー
──〔第二篇 絶望は罪である〕
  一 宗教的詩人
  二 「無限な尺度」としての神
  三 不服従と「つまずき」
  四 神の謙虚さと「つまずき」
第六章 無知と啓示
──〔第二篇 絶望は罪である 第二章 罪のソクラテス的定義〕
  一 ソクラテスの「無知の知」
  二 ソクラテス的なものとキリスト教的なもの イロニーの精神
  三 認識と意志
第七章 積極的なものとしての罪
──〔第三章 罪は消極的なものではなくて、積極的なものであるということ〕
  一 罪は積極的なものである
  二 キリスト教の逆接とソクラテスの無知
  三 罪の弁証法
終 章 単独者として──〔B 罪の継続〕
  一 罪のダイナミックス
  二 キリストに面する自己
  三 神の前における単独者
  四 聖霊に逆らう罪
  五 神の法廷

前書きなど

そうか、これが、人間の極北で、神と対話するということだ
   ──思想と《てってい的に》付き合うとは……完結篇

著者プロフィール

中島 義道  (ナカジマヨシミチ)  (著/文

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

上記内容は本書刊行時のものです。