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その2 私が私であることの深淵に 中島 義道(著/文) - ぷねうま舎
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その2 私が私であることの深淵に (ソノニ ワタシガワタシデアルコトノシンエンニ)

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発行:ぷねうま舎
四六判
256ページ
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-910154-41-1   COPY
ISBN 13
9784910154411   COPY
ISBN 10h
4-910154-41-8   COPY
ISBN 10
4910154418   COPY
出版者記号
910154   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年2月24日
書店発売日
登録日
2022年12月25日
最終更新日
2023年3月3日
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紹介

主著『死にいたる病』と《てってい的に》付き合うこと、それは、青春を呼び出して、そこで生きることだった。死ではなく、永遠にいたる道、逆説でしか語りえないその歩みには、なんとユーモアが寄り添って……キルケゴールの声を聴き、それが発散する音階を聞き取る。読む者自身が、そのトーンと語調で歌ってみること、それは、底知れない逆説に耐えつつ、神と対話する道だった。

絶望とは精神の階梯、「神」に目を向けた人間の避けて通ることの許されない道程なのだ。無神論やニヒリズムの祖型の一つとされ、実存哲学の源に据えられた思想家像の虚構性を問う。『死にいたる病』のすべての行文に耳を澄ます、中島=キルケゴールの思考のドキュメント。

目次

その二 目次
第四章 イロニーの精神と反抗
──〔C この病(絶望)の諸形態〕
  一 絶望の階梯
  二 自己のなかの永遠なもの
  三 絶望と地上的なもの
  四 直接性の生態
  五 イロニーの精神
  六 自己についての意識の上昇
  七 閉じ籠もり
  八 自殺と反抗
  九 絶望の弁証法
  一〇 反抗者の内面と外面

著者プロフィール

中島 義道  (ナカジマヨシミチ)  (著/文

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』(ぷねうま舎)など.

上記内容は本書刊行時のものです。