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取引情報
直接取引:なし
無駄な死など、どこにもない
発行:未来哲学研究所
四六判
256ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年6月25日
- 書店発売日
- 2021年6月25日
- 登録日
- 2021年5月19日
- 最終更新日
- 2021年7月7日
紹介
不慮の死に見舞われたコロナ禍の死者たちに捧げる、哲学の歌「無意味な死、無駄な死など、ない」。アッシジのフランチェスコの「太陽の歌」とロシアの宇宙主義者フョードロフの復活の夢、ドゥンス・スコトゥスの「存在の海」とベンヤミンの「新しい天使」、そして『エヴァンゲリオン』の「甘き死」……死を終末であり、無意味な断絶ととらえるのは、近代の幻影ではなかったか。その虚無と断絶を突き抜け、未来に向けて「風」を吹き通すための、祈りと歌とヴィジョン。「人は無駄に死ぬことなどできはしないのです」。
目次
目 次
はじめに 死とは何か
序 章 雪と重力
第一章 コロナの廃墟で哲学は可能か
第二章 人はなぜ死ぬのか
第三章 言葉と肉体と風
第四章 死者と共に住む村
第五章 死の表象の変容
第六章 〈今〉を舞い続けるものとしての生
終 章 断末魔の苦しみも、無駄に経験されるのではない
東方的なるものと湯殿山││二つの対話
上記内容は本書刊行時のものです。