版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
東洋哲学序説 井筒俊彦と二重の見 西平 直(著/文) - 未来哲学研究所
.

東洋哲学序説 井筒俊彦と二重の見

四六判
214ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-910154-14-5
Cコード
C0010
一般 単行本 哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年2月25日
書店発売日
登録日
2021年1月28日
最終更新日
2021年2月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

 古今東西の言語と思想に通じた一代の碩学・井筒俊彦。その豊饒な思索の一側面を内側からトレースする。
 分節と無分節の同時現成、二重の見、事事無礙。そして、禅モデルと密教モデルの問題。意識構造モデルの問題もある。深層意識におけるイマージュ、コトバの本源的なはたらき、あるいは、意味分節理論もある。井筒は思想研究の方法論を強く意識していた。イスラーム思想の意味論分析に遡る仕方で、その強靭な思索の根幹を見定める。
 『意識と本質』以降の自在な語りを支えていた礎石。対話でもなく比較でもない。複数の思想を自分の内で溶かしてしまう「インターペネトレーションのところ」。井筒哲学の深淵を静かに拓こうとする。

姉妹編『東洋哲学序説 西田幾多郎と双面性』近刊。

目次

 目 次
序 章 井筒哲学を読む
  I 「二重の見」の原風景
第一章 「二重の見」とは何か──禅師の三段階モデル
第二章 「分節と無分節の同時現成」とは何か──認識、存在、そして、言葉
第三章 道元「水、水を見る」──『正法眼蔵』と「二重の見」
第四章 「二重の見」──東洋哲学の基本構造
  II 深層のコトバ──意識構造モデル・意味分節理論・意味論分析
第五章 「二重の見」と「構造モデル」
第六章 コトバの本源的な働き──禅モデルと密教モデル
第七章 意味分節理論──「気づく」ということ
第八章 意味論分析──『意識と本質』に先立つ英文著作の方法

版元から一言

東洋哲学の詩的・象徴的定礎のために──未来哲学双書創刊・第一弾。

著者プロフィール

西平 直  (ニシヒラタダシ)  (著/文

1957年生まれ. 専攻, 教育人間学, 宗教心理学, 死生学, 哲学. 現在, 京都大学教育学研究科教授.
著書,『エリクソンの人間学』(1993), 『魂のライフサイクル──ユング・ウィルバー・シュタイナー』(97), 『教育人間学のために』(2005), 『世阿弥の稽古哲学』(2009, 以上, 東京大学出版会), 『無心のダイナミズム──「しなやかさ」の系譜』(岩波現代全書, 2014), 『誕生のインファンティア』(みすず書房, 15), 『稽古の思想』(2019), 『修養の思想』(2020), 『養生の思想』(2021, 以上, 春秋社)ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。