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保険論 (第2版) 李 洪茂(著/文) - 博英社
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保険論 (第2版) (ホケンロン ダイニバン) 第2版 実際とリスクマネジメントへの適用 (ジッサイトリスクマネジメントヘノテキヨウ)

ビジネス
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発行:博英社
B5変形判
縦244mm 横172mm
497ページ
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-910132-23-5   COPY
ISBN 13
9784910132235   COPY
ISBN 10h
4-910132-23-6   COPY
ISBN 10
4910132236   COPY
出版者記号
910132   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月1日
書店発売日
登録日
2023年1月4日
最終更新日
2023年3月30日
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紹介

多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。

しかし、多くの人が必要としているのは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないのが事実である。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。したがって、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第1部保険理論、第2部災害と損害保険、第3部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応に必要とされる基礎知識を体系的に理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

[目次]

01 保険理論
1章 リスクと保険
2章 保険制度の活用と弊害
3章 保険類似制度と保険制度
4章 郵政民営化と保険販売チャネル
5章 保険の歴史
6章 損害保険の保険料と経営指標
7章 生命保険の保険料と経営指標
8章 保険契約当事者の義務と被保険利益
9章 保険金と代位
10章 早期是正措置と保険会社の経営破たん
11章 保険会社の破たん処理
12章 保険契約者保護に関わる各種制度
13章 社会保険

02 災害と損害保険
14章 損害保険の展開
15章 巨大災害と損害保険
16章 交通事故と自賠責保険
17章 交通事故と任意の自動車保険
18章 個人リスクと新種保険
19章 事業リスクと新種保険

03 生死のリスクと生命保険
20章 生命保険商品の種類
21章 生命保険商品の変遷
22章 アカウント型生命保険と収入保障保険

目次

[目次]

01 保険理論
1章 リスクと保険
2章 保険制度の活用と弊害
3章 保険類似制度と保険制度
4章 郵政民営化と保険販売チャネル
5章 保険の歴史
6章 損害保険の保険料と経営指標
7章 生命保険の保険料と経営指標
8章 保険契約当事者の義務と被保険利益
9章 保険金と代位
10章 早期是正措置と保険会社の経営破たん
11章 保険会社の破たん処理
12章 保険契約者保護に関わる各種制度
13章 社会保険

02 災害と損害保険
14章 損害保険の展開
15章 巨大災害と損害保険
16章 交通事故と自賠責保険
17章 交通事故と任意の自動車保険
18章 個人リスクと新種保険
19章 事業リスクと新種保険

03 生死のリスクと生命保険
20章 生命保険商品の種類
21章 生命保険商品の変遷
22章 アカウント型生命保険と収入保障保険

前書きなど

多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。

しかし、多くの人が必要としているのは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないのが事実である。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。したがって、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第1部保険理論、第2部災害と損害保険、第3部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応に必要とされる基礎知識を体系的に理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

版元から一言

多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。

しかし、多くの人が必要としているのは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないのが事実である。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。したがって、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第1部保険理論、第2部災害と損害保険、第3部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応に必要とされる基礎知識を体系的に理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

著者プロフィール

李 洪茂  (イ ホンム)  (著/文

李洪茂 (Hongmu Lee)

早稲田大学商学学術院教授。
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。
博士(商学)(早稲田大学)
韓国檀国大学校商経大学助教授、早稲田大学商学学術院専任講師、助教授を経て現職。
専門は、保険論、損害保険論、リスクマネジメント論。

主要著作(単著)
『保険事業と規制緩和』成文堂、1996年(1996年度日本リスクマネジメント学会優秀著作賞受賞)。
『リスクマネジメント論』成文堂、2019年。
『리스크관리론』博英社、2020年(한국어판)。
『风险管理论』博英社、2020年(中国語版)。
『保険論』博英社、2021年。
Risk Management ―Fundamentals, Theory, and Practice in Asia―, Springer, 2021.

旧版ISBN
9784910132082

上記内容は本書刊行時のものです。