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人的資源管理論 李 炳夏(著/文) - 博英社
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人的資源管理論 (ジンテキシゲンカンリロン)

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発行:博英社
A4変型判
縦210mm 横297mm
242ページ
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-910132-13-6   COPY
ISBN 13
9784910132136   COPY
ISBN 10h
4-910132-13-9   COPY
ISBN 10
4910132139   COPY
出版者記号
910132   COPY
Cコード
C3034  
3:専門 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年8月9日
書店発売日
登録日
2021年7月21日
最終更新日
2022年1月10日
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紹介

この本は、基本的には大学受講生たちのために初めて作ったテキストであるが、企業の人事管理実務担当者にも役に立つことを期待しながら書いたものである。特に注意を払ったのは、概ね次のような 5 つのポイントである。

(1)人事部の役割にフォーカシング
本書では人事部の形成と発展の歴史を踏まえて、これからの人事部の役割変化に焦点を合わせてみた。具体的には、ANT の言う「アクター」として、人事制度やシステムという「ネットワーク構築者」の役割、若しくは「翻訳代理人」としての役割にフォーカシングする。

(2)理論と実務の連携
経営学は、そもそも理論ありきではなく、実務の世界で起こった様々なケースが、後にまとめられ体系化されたものなので、第4次産業革命の時代であると言われれた今の状況についても何か新しいフレームが必要ではないかと思われる。本書で ANT という、まだ一般には馴染みのない理論をベースに比較的新しい観点の人的資源管理論を展開してみようと試みた所以である。

(3)読者目線のテキスト
紙媒体よりスマホやタブレットに馴染んでいる近年の若者たちの特性を考慮し、電子媒体で読みやすい電子書籍の判型を選択した。

(4)考える力の涵養
体系的な思考と考える力を身に付ける訓練になるよう、それぞれの章末(Discussion 部分)に、授業内でグループ討議のテーマとして活用できる論題を提示した。

(5)日本型人的資源管理論の再評価
日本企業には戦前はもちろん戦後の高度成長期を経て、グローバル経済を牽引しながら独自に発展させてきた優れた人事組織マネジメントの伝統がある。アメリカンスタンダードの対せき点にある日本型の経営や人的資源管理は、今後もその潜在力を失うことはないと考えられる。本書が日本の大学生たちに日本型人的資源管理のこれまでと、これからを考えるきっかけになることを願いたい。


<目次>

第1章 人的資源管理の意義
第2章 戦略的人的資源管理
第3章 ANTと人的資源管理
第4章 人事部
第5章 労働市場と雇用関係の変化
第6章 日本型人的資源管理
第7章 採用 
第8章 異動(配置転換、昇進昇格)
第9章 退職
第10章 労働時間と労働環境
第11章 賃金と福利厚生
第12章 人事考課
第13章 人的資源開発
第14章 労使関係
第15章 グローバル化と人的資源管理

目次

<目次>

はじめに
第1章 人的資源管理の意義
第2章 戦略的人的資源管理
第3章 ANTと人的資源管理
第4章 人事部
第5章 労働市場と雇用関係の変化
第6章 日本型人的資源管理
第7章 採用 
第8章 異動(配置転換、昇進昇格)
第9章 退職
第10章 労働時間と労働環境
第11章 賃金と福利厚生
第12章 人事考課
第13章 人的資源開発
第14章 労使関係
第15章 グローバル化と人的資源管理
おわりに
参考文献

前書きなど

この本は、基本的には大学受講生たちのために初めて作ったテキストであるが、企業の人事管理実務担当者にも役に立つことを期待しながら書いたものである。特に注意を払ったのは、概ね次のような 5 つのポイントである。

(1)人事部の役割にフォーカシング
人的資源管理論の教科書は、人的資源管理の機能的部分(人事制度)に関連する内容が主流であるが、本書は、その人的資源管理機能を担っている「人事部とその役割」をメインテーマにしている。本書では人事部の形成と発展の歴史を踏まえて、これからの人事部の役割変化に焦点を合わせてみた。具体的には、ANT の言う「アクター」として、人事制度やシステムという「ネットワーク構築者」の役割、若しくは「翻訳代理人」としての役割にフォーカシングする。

(2)理論と実務の連携
現在、企業人事管理実務の世界では「HR Tech」という流行り言葉のもとで、さなざまな試みが行われており、関連サービスを提供する企業も雨後の筍のように増えている。経営学は、そもそも理論ありきではなく、実務の世界で起こった様々なケースが、後にまとめられ体系化されたものなので、第4次産業革命の時代であると言われれた今の状況についても何か新しいフレームが必要ではないかと思われる。本書で ANT という、まだ一般には馴染みのない理論をベースに比較的新しい観点の人的資源管理論を展開してみようと試みた所以である。

(3)読者目線のテキスト
紙媒体よりスマホやタブレットに馴染んでいる近年の若者たちの特性を考慮し、電子媒体で読みやすい電子書籍の判型を選択した。また、ビジュアル世代向けに相応しく、文字だらけの説明よりは、なるべく図表や箇条書き形式を多く活用したことも特徴である。

(4)考える力の涵養
グーグリングで簡単に入手できる短編的な知識の伝達ではなく、体系的な思考と考える力を身に付ける訓練になるよう、それぞれの章末(Discussion 部分)に、授業内でグループ討議のテーマとして活用できる論題を提示した。学習仲間との議論やプレゼン練習を通じて実際に自分の立場や考え方を確立していってほしい。

(5)日本型人的資源管理論の再評価
人的資源管理という言葉自体が日本生まれではないので仕方ない部分もあるが、第三者である外国人の目からすると、日本企業には戦前はもちろん戦後の高度成長期を経て、グローバル経済を牽引しながら独自に発展させてきた優れた人事組織マネジメントの伝統がある。アメリカンスタンダードの対せき点にある日本型の経営や人的資源管理は、今後もその潜在力を失うことはないと考えられる。筆者たちの今までの経験から得られた知見で書いた本書が日本の大学生たちに日本型人的資源管理のこれまでと、これからを考えるきっかけになることを願いたい。

最後に、この本は、筆者たちの知っている限り ANT を人的資源管理論に導入する初めての試みなので、当初の意図がどれくらい実現できたか心配である。足りない部分については、これから読者や同じ立場にある先生方の指導鞭撻を受けながら少しづつ発展させていきたい。

版元から一言

この本は、基本的には大学受講生たちのために初めて作ったテキストであるが、企業の人事管理実務担当者にも役に立つことを期待しながら書いたものである。特に注意を払ったのは、概ね次のような 5 つのポイントである。

(1)人事部の役割にフォーカシング
人的資源管理論の教科書は、人的資源管理の機能的部分(人事制度)に関連する内容が主流であるが、本書は、その人的資源管理機能を担っている「人事部とその役割」をメインテーマにしている。本書では人事部の形成と発展の歴史を踏まえて、これからの人事部の役割変化に焦点を合わせてみた。具体的には、ANT の言う「アクター」として、人事制度やシステムという「ネットワーク構築者」の役割、若しくは「翻訳代理人」としての役割にフォーカシングする。

(2)理論と実務の連携
現在、企業人事管理実務の世界では「HR Tech」という流行り言葉のもとで、さなざまな試みが行われており、関連サービスを提供する企業も雨後の筍のように増えている。経営学は、そもそも理論ありきではなく、実務の世界で起こった様々なケースが、後にまとめられ体系化されたものなので、第4次産業革命の時代であると言われれた今の状況についても何か新しいフレームが必要ではないかと思われる。本書で ANT という、まだ一般には馴染みのない理論をベースに比較的新しい観点の人的資源管理論を展開してみようと試みた所以である。

(3)読者目線のテキスト
紙媒体よりスマホやタブレットに馴染んでいる近年の若者たちの特性を考慮し、電子媒体で読みやすい電子書籍の判型を選択した。また、ビジュアル世代向けに相応しく、文字だらけの説明よりは、なるべく図表や箇条書き形式を多く活用したことも特徴である。

(4)考える力の涵養
グーグリングで簡単に入手できる短編的な知識の伝達ではなく、体系的な思考と考える力を身に付ける訓練になるよう、それぞれの章末(Discussion 部分)に、授業内でグループ討議のテーマとして活用できる論題を提示した。学習仲間との議論やプレゼン練習を通じて実際に自分の立場や考え方を確立していってほしい。

(5)日本型人的資源管理論の再評価
人的資源管理という言葉自体が日本生まれではないので仕方ない部分もあるが、第三者である外国人の目からすると、日本企業には戦前はもちろん戦後の高度成長期を経て、グローバル経済を牽引しながら独自に発展させてきた優れた人事組織マネジメントの伝統がある。アメリカンスタンダードの対せき点にある日本型の経営や人的資源管理は、今後もその潜在力を失うことはないと考えられる。筆者たちの今までの経験から得られた知見で書いた本書が日本の大学生たちに日本型人的資源管理のこれまでと、これからを考えるきっかけになることを願いたい。

最後に、この本は、筆者たちの知っている限り ANT を人的資源管理論に導入する初めての試みなので、当初の意図がどれくらい実現できたか心配である。足りない部分については、これから読者や同じ立場にある先生方の指導鞭撻を受けながら少しづつ発展させていきたい。

著者プロフィール

李 炳夏  (リ ビョンハ)  (著/文

李 炳夏 (リ ビョンハ)
1962 年生まれ。阪南大学経営情報学部教授。
東京大学大学院経済学研究科博士 (2010年)。
サムスン電子、日本サムスン、サムスン経済研究所常務を経て、2014 年から現職。

[主著]
『サムスンの戦略人事』(日本経済新聞出版社、2012)
『スマートオフィス』(민음인、2013)
『Jazz for Management(ジャズから学ぶクリエイティブマネジメントの鍵)』(博英社、2020)

朴 祐成  (パク ウソン)  (著/文

朴 祐成 (パク ウソン)
1962 年生まれ。韓国、慶熙大學校経営大学経営学科教授。
フランス HEC(Ecole des Huates Etudes Commerciales)経営学博士(1996年)。
韓国労働研究院硏究委員を経て、2001年から現職。

[主著]
『労働市場の環境変化に対応するための人的資源管理』(韓国労働研究院、2016)
『第 4 次産業革命、仕事と経営を変える』(サムスン経済研究所、2017)
『リーダーのための人的資源管理』(창민사、2019)

上記内容は本書刊行時のものです。