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保険論 李 洪茂(著/文) - 博英社
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保険論 実際とリスクマネジメントへの適用

ビジネス
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発行:博英社
B5変型判
縦244mm 横172mm
470ページ
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-910132-08-2   COPY
ISBN 13
9784910132082   COPY
ISBN 10h
4-910132-08-2   COPY
ISBN 10
4910132082   COPY
出版者記号
910132   COPY
 
Cコード
C3034
専門 単行本 経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年4月5日
書店発売日
登録日
2021年2月25日
最終更新日
2021年4月4日
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紹介

多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で、統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。

しかし、多くの人が必要としていることは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないことが事実である。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。従って、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第 1 部保険理論、第 2 部災害と損害保険、第 3 部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応のための体系的な基礎知識を理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

[目次]

01 保険理論
1章 リスクと保険
2章 保険制度の活用と弊害
3章 保険類似制度と保険制度
4章 郵政民営化と保険販売チャネル
5章 保険の歴史
6章 損害保険の保険料と経営指標
7章 生命保険の保険料と経営指標
8章 保険契約当事者の義務と被保険利益
9章 保険金とクーリング・オフ
10章 早期是正措置と保険会社の経営破たん
11章 保険会社の破たん処理
12章 保険契約者保護に関わる各種制度
13章 社会保険

02 災害と損害保険
14章 損害保険の展開
15章 巨大損害と損害保険
16章 交通事故と自賠責保険
17章 交通事故と任意の自動車保険
18章 個人リスクと新種保険
19章 事業リスクと新種保険

03 生死のリスクと生命保険
20章 生命保険商品の種類
21章 生命保険商品の変遷
22章 アカウント型生命保険と収入保障保険

目次

[目次]

01 保険理論
1章 リスクと保険
2章 保険制度の活用と弊害
3章 保険類似制度と保険制度
4章 郵政民営化と保険販売チャネル
5章 保険の歴史
6章 損害保険の保険料と経営指標
7章 生命保険の保険料と経営指標
8章 保険契約当事者の義務と被保険利益
9章 保険金とクーリング・オフ
10章 早期是正措置と保険会社の経営破たん
11章 保険会社の破たん処理
12章 保険契約者保護に関わる各種制度
13章 社会保険

02 災害と損害保険
14章 損害保険の展開
15章 巨大損害と損害保険
16章 交通事故と自賠責保険
17章 交通事故と任意の自動車保険
18章 個人リスクと新種保険
19章 事業リスクと新種保険

03 生死のリスクと生命保険
20章 生命保険商品の種類
21章 生命保険商品の変遷
22章 アカウント型生命保険と収入保障保険

前書きなど

保険は、リスクマネジメントの重要な手段の一つとして、現代社会を支える重要なインフラの一つであり、保険学は、リスク・リテラシーのためにも、重要な学問である。この保険制度の重要性は、次の通りである。

第一に、保険は、個別経済体のリスクへの対応としての重要な手段である。例えば、2011 年 3月 11日に発生した「東日本大震災」は、甚大な損害をもたらした。この地震による加入者の住居の損害に対する対策として、政府の再保険による地震保険が実施されており、福島第一原子力発電所の損害賠償責任のための原子力損害賠償責任保険も存在していた。また、個人の生活の中で発生する交通事故や火災などに対処する自動車保険や火災保険があり、パンデミックやサイバーリスクのような新しいリスクによる各経済体の損害に対応する保険も登場している。さらに、企業の活動に伴う製造物賠償責任や信用リスクなどに対応する保険もある。第二に、保険は、社会全体のリスク対応として重要な手段である。例えば、人生100 歳時代が現実の社会として渡来した。この超高齢社会への対応として、年金保険・医療保険・介護保険の役割が期待されている。

一方、多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で、統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。
しかし、多くの人が必要としていることは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないことが事実である。つまり、既存の保険論では、供給者の立場から、生命保険会社または損害保険会社、そして社会保険の運営主体である政府の立場からの損害保険と生命保険、そして社会保険などに、保険制度を縦割りと横割りの二重の分割で解説しているため、保険消費者の立場で発生するリスクに対応して、体系的に保険制度を理解することが容易ではなかった。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。従って、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第 1 部保険理論、第 2 部災害と損害保険、第 3 部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応のための体系的な基礎知識を理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

版元から一言

保険は、リスクマネジメントの重要な手段の一つとして、現代社会を支える重要なインフラの一つであり、保険学は、リスク・リテラシーのためにも、重要な学問である。この保険制度の重要性は、次の通りである。

第一に、保険は、個別経済体のリスクへの対応としての重要な手段である。例えば、2011 年 3月 11日に発生した「東日本大震災」は、甚大な損害をもたらした。この地震による加入者の住居の損害に対する対策として、政府の再保険による地震保険が実施されており、福島第一原子力発電所の損害賠償責任のための原子力損害賠償責任保険も存在していた。また、個人の生活の中で発生する交通事故や火災などに対処する自動車保険や火災保険があり、パンデミックやサイバーリスクのような新しいリスクによる各経済体の損害に対応する保険も登場している。さらに、企業の活動に伴う製造物賠償責任や信用リスクなどに対応する保険もある。第二に、保険は、社会全体のリスク対応として重要な手段である。例えば、人生100 歳時代が現実の社会として渡来した。この超高齢社会への対応として、年金保険・医療保険・介護保険の役割が期待されている。

一方、多くの大学に「保険論」の講座が設置されている。その内容は、多様で、統一された内容がなく、目指す講座の目的も多様である。例えば、ある本では、保険契約の法律的な解説に集中しているが、ある本では保険会社の経営や保険販売に集中している。これらは、それなりに有効な面があり、一定の貢献をしていることも事実である。
しかし、多くの人が必要としていることは、消費者または利用者の立場から保険制度を理解して、各自の立場でのリスクマネジメントに活用できるようになることである。このように保険消費者からの需要を優先的に考慮した保険論は、あまり存在しないことが事実である。つまり、既存の保険論では、供給者の立場から、生命保険会社または損害保険会社、そして社会保険の運営主体である政府の立場からの損害保険と生命保険、そして社会保険などに、保険制度を縦割りと横割りの二重の分割で解説しているため、保険消費者の立場で発生するリスクに対応して、体系的に保険制度を理解することが容易ではなかった。

本書では、保険消費者の立場から、消費者のリスク別に、強制保険と任意保険、社会保険と民営保険を統合的に概説している。例えば、医療保障であれば、公的医療保険と民営医療保険がパッケージとなって、病気やケガという一つのリスクに対処している。従って、効率的なリスクマネジメントのためには、特定のリスクに対する保険制度を社会保険と民営保険を同じ項目の中で統合的に立体的に理解する必要がある。

この本では、第 1 部保険理論、第 2 部災害と損害保険、第 3 部生死のリスクと生命保険に構成した。これによって、実際のリスクの対応に、保険理論がどのように活用されているかを統合的に理解できるようにした。

本書が、保険消費者の立場からのリスク対応のための体系的な基礎知識を理解するための概説書として、活用されれば幸いである。

著者プロフィール

李 洪茂  (イ ホンム)  (著/文

李洪茂 (Hongmu Lee)

1995年 早稲田大学大学院商学研究科修了
1996年 韓国檀国大学校商経大学専任講師
1998年 韓国檀国大学校商経大学助教授
2000年 早稲田大学商学学術院専任講師
2002年 早稲田大学商学学術院助教授
2007年~ 早稲田大学商学学術院教授

上記内容は本書刊行時のものです。