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Jazz for Management 李 炳夏(著/文) - 博英社
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Jazz for Management (ジャズ フォ マネジメント) ジャズから学ぶクリエイティブ・マネジメントの鍵 (ジャズカラマナブクリエイティブマネジメントノカギ)

社会一般
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発行:博英社
A5変形判
縦225mm 横152mm 厚さ12mm
236ページ
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-910132-06-8   COPY
ISBN 13
9784910132068   COPY
ISBN 10h
4-910132-06-6   COPY
ISBN 10
4910132066   COPY
出版者記号
910132   COPY
Cコード
C1034  
1:教養 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月1日
書店発売日
登録日
2020年9月25日
最終更新日
2022年1月10日
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紹介

[ジャズ音楽の立役者ルイ・アームストロングと、経営学の立役者フレデリック・テイラーが同時代を生きていたことは、単なる歴史的偶然であったのだろうか。]

この本は、元々音楽好きのビジネスマンに捧げたいという気持ちで書き始めたものである。もう十数年も前のことだが、筆者自身が会社員として働きながら仕事を楽しめる方法を探しているうちに、趣味の世界から経営のことを考えるようになったからである。その後、いろいろと事情があって執筆がなかなか進まないまま大学教員になり、今度は、学生たちに経営学の勉強をより楽しんでもらいたいという気持ちになった。

この本は、基本的に筆者のゼミ生向け「テキスト」として書かれたものであるが、ジャズ音楽に興味のあるビジネスマンにも読んでもらえたら幸いである。

この本の内容は、ジャズ愛好家として筆者の専門分野である人事・組織関連の話にフォーカスがあり、具体的には、経営戦略、戦略実行のための組織化と人事マネジメント、個人のモチベーションとリーダーシップによる組織力マネジメントにおける様々な課題がジャズとの関係性で語られている。おまけとして、経営の現場でも意見が極端に分かれることの多い幾つかのテーマに関しては「マネジメント・フォーカス」という別枠で簡単に論点を整理してみた。また、筆者の好きなジャズ音楽を14曲選んで、「ジャズ・スペシャル」という別枠で筆者なりの解説を入れてみた。実際にジャズ音楽を聴きながらジャズと経営の接点を楽しんでもらいたい。最後に、本文のなかには筆者のちっぽけな私的体験も散見されるだろうが、それもささやかな寄り道として考えて頂きたい。


* 目次 *

第1章 ジャズと経営

第2章 ジャズ for ストラテジー・マネジメント
2.1. 経営戦略の前提:思想とプレーム
2.2. 競争戦略論の観点からみたジャズ音楽の特徴
2.3. 「ジャズ個性」と差別化戦略

第3章 ジャズ for 組織・人事マネジメント
3.1. インプロヴィゼーションと構造化
3.2. ジャズ型組織、オーケストラ型組織
3.3. スウィングと標準化・システム化
3.4. インタープレイと組織コミュニケーション

第4章 ジャズ for 組織力マネジメント
4.1. ジャムと集団知性の組織力
4.2. ジャズ・バンド・リーダーのリーダーシップ
4.3. ジャズ・ジャイアンツのモチベーション
4.4. ライバル関係と「協争」
4.5. ジャズの誕生物語とグローバル・ダイバーシティ

第5章 永遠のジャズ、 永遠の組織

目次

はじめに 「趣味経: 趣味の経営学」 をめざして

第1章 ジャズと経営

第2章 ジャズ for ストラテジー・マネジメント
2.1. 経営戦略の前提:思想とプレーム
2.2. 競争戦略論の観点からみたジャズ音楽の特徴
2.3. 「ジャズ個性」と差別化戦略

第3章 ジャズ for 組織・人事マネジメント
3.1. インプロヴィゼーションと構造化
3.2. ジャズ型組織、オーケストラ型組織
3.3. スウィングと標準化・システム化
3.4. インタープレイと組織コミュニケーション

第4章 ジャズ for 組織力マネジメント
4.1. ジャムと集団知性の組織力
4.2. ジャズ・バンド・リーダーのリーダーシップ
4.3. ジャズ・ジャイアンツのモチベーション
4.4. ライバル関係と「協争」
4.5. ジャズの誕生物語とグローバル・ダイバーシティ

第5章 永遠のジャズ、 永遠の組織

おわりに

前書きなど

この本は、元々音楽好きのビジネスマンに捧げたいという気持ちで書き始めたもので
ある。もう十数年も前のことだが、筆者自身が会社員として働きながら仕事を楽しめる方法を探しているうちに、趣味の世界から経営のことを考えるようになったからである。その後、いろいろと事情があって執筆がなかなか進まないまま大学教員になり、今度は、学生たちに経営学の勉強をより楽しんでもらいたいという気持ちになった。
最初は、学生それぞれの趣味に合わせてゼミ活動を進めようとしたが、なかなか上手くいかず、結局のところ、筆者自身の趣味であるジャズ音楽を題材にして経営学を考えていくことにしたのである。というわけで、この本は、基本的に筆者のゼミ生向け「テキスト」として書かれたものであるが、ジャズ音楽に興味のあるビジネスマンにも読んでもらえたら幸いである。

この本の内容は、ジャズ愛好家として筆者の専門分野である人事・組織関連の話にフォーカスがあり、具体的には、経営戦略、戦略実行のための組織化と人事マネジメント、個人のモチベーションとリーダーシップによる組織力マネジメントにおける様々な課題がジャズとの関係性で語られている。おまけとして、経営の現場でも意見が極端に分かれることの多い幾つかのテーマに関しては「マネジメント・フォーカス」という別枠で簡単に論点を整理してみた。また、筆者の好きなジャズ音楽を14曲選んで、「ジャズ・スペシャル」という別枠で筆者なりの解説を入れてみた。実際にジャズ音楽を聴きながらジャズと経営の接点を楽しんでもらいたい。最後に、本文のなかには筆者のちっぽけな私的体験も散見されるだろうが、それもささやかな寄り道として考えて頂きたい。

版元から一言

[ジャズ音楽の立役者ルイ・アームストロングと、経営学の立役者フレデリック・テイラーが同時代を生きていたことは、単なる歴史的偶然であったのだろうか。]

筆者はジャズ評論家ではなく、ジャズを趣味としているだけなので、ジャズの世界を経営現場での経験や経営学の世界に照らしていろいろと考えてみることにした。その結果物をまとめて、最初にジャズの誕生物語をダイバーシティ問題に結び付けてエッセイみたいなものを書いてみた。それをメールで友人に送って読んでもらったことがこの本の始まりである。

趣味の世界から経営を考えるということは、決して難しいことではなく、自分の好きなことを楽しんでいく過程で自然に深まっていく勉強のプロセスである。もちろん、趣味の世界が経営にだけ応用できるとは思えない。多かれ少なかれ、あらゆる趣味の世界と自分の専門分野との間には、何らかの接点はあるはずである。

著者プロフィール

李 炳夏  (リ ビョンハ)  (著/文

李 炳夏(リ ビョンハ)

昭和37年韓国生まれ。 阪南大学経営情報学部教授。経済学博士(東京大学)。
元、サムスン電子 ・ 日本サムスン ・ サムスン経済研究所 常務。
人間と組織の問題を生涯の研究テーマにしており、 音楽と芋焼酎を限りなく愛する夢想家。

上記内容は本書刊行時のものです。