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星への祈り、銀鏡神楽
ドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』オフィシャルガイドブック
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年10月20日
- 書店発売日
- 2022年10月20日
- 登録日
- 2022年10月27日
- 最終更新日
- 2023年11月9日
重版情報
| 2刷 | 出来予定日: 2024-02-29 |
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紹介
日本の古層に秘められた星への祈りと、
星のように生きる神楽の民の物語。
宮崎県の銀鏡(しろみ)という地域に500年以上前から伝わる星信仰の神楽「銀鏡神楽」と、その伝統を今に継いできた銀鏡の人々の暮らしを丁寧に追ったドキュメンタリー映画『銀鏡 SHIROMI』。
本書はそのオフィシャルガイドブックとなる。
監督のロングインタビューや詳細な神楽の解説などのほか、日本でも貴重な星の神楽について考える、さまざまな考察を収録。
映画『銀鏡 SHIROMI』をより深く読み解く充実の一冊。
劇場販売用として制作した初版本が早々に完売し、増刷を希望する声が多かった本書が、〈新装版〉となって一般流通販売を開始。
目次
プロローグ
赤阪友昭
『銀鏡 SHIROMI』の新しさ
中沢新一
写真
SHIROMI
赤阪友昭
すべてのものは星のかけらからできている
佐治晴夫
この映画をつくったのは誰か
赤阪友昭
銀鏡神楽とは、いかなる祭か
赤阪友昭
映画を撮りながら見えてきた、
神楽にまつわる“もうひとつの物語”
赤阪友昭
山人舞う、映画『銀鏡 SHIROMI』
北村皆雄
千年先に、繋がる今
濵砂修司
銀の鏡、スクリーンの鏡
管 啓次郎
『銀鏡 SHIROMI』に発光する「星と人の生命循環」
──人類の「自然哲学(フィロソフィア・ナトゥラリス)」へ
鶴岡真弓
闇をことほぐ
鶴岡真弓✕山口智子
銀鏡神楽 式三十三番 解説
補記=赤阪友昭
製作スタッフコメント
古木洋平/森 英司/林 正樹/松田美緒
時代を超えて生きる
映画『銀鏡 SHIROMI』に寄せて
上米良久通
前書きなど
// 映画へのコメント //
星とともに繰り返される営み。
その反復の中で、時に不条理な“ゆらぎ”を受け止めながら、
未来へと繋げていく人々の姿に感動する。
──小島ケイタニーラブ(歌手/音楽家/作家/翻訳家)
この映画の画面には敬意があふれている。
映画の中に出てくる人たちが、引き継がれてきたものに抱く敬意。
その人たちに、彼らが生きる世界に、
カメラを向ける人たちが抱く敬意。そして畏怖。
だから木一本一本、葉一枚一枚、表情一つ一つが美しい。
そして観る者も自分の敬意を加える。
──柴田元幸(米文学者/東京大学名誉教授/翻訳家)
銀鏡神楽には、猪首や北極星の型示しなど、
時代と共に移り変わってきた“時”の“片鱗”が
沢山散りばめられていました。
──鶴田真由(女優)
この映画は星に始まり星に終わる。
神楽とは何かという問いが、
この映画をつうじて新しくよみがえってくる。
──中沢新一(思想家/人類学者)
この映画が、山の民の末裔たちの神楽世界を、
私たちの眼前に展開してくれたことがうれしい。
──北村皆雄(ドキュメンタリー映画監督/ヴィジュアルフォークロア代表)
そこで暮らす人々の日々と心を、赤阪さんはこの作品により、
白いスクリーンをもうひとつの鏡として映し出してくれた。
──管 啓次郎(詩人/比較文学研究者)
天に手を延べていく銀鏡の人々の太古からの
心身のダイナミズムを追った『銀鏡SHIROMI』は、
永遠の「天と地の照応」を銀幕に発光させる、
「生命循環としてのドキュメンタリー映画」の傑作である。
──鶴岡真弓(多摩美術大学 芸術人類学研究所所長/大学美術館館長)
版元から一言
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。





