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警察管理国家
発行:万代宝書房
B6判
145ページ
定価
1,300円+税
- 初版年月日
- 2021年10月27日
- 書店発売日
- 2021年10月27日
- 登録日
- 2021年10月27日
- 最終更新日
- 2021年10月27日
紹介
「これから、日本は警察管理国家にしなくてはいけない」? この言葉は、ある警察官僚出身の国会議員たちが、20年程前にある会合で発言したセリフです。 昨今の報道とこの裏話を聞いて、 「約20年たって本当に実現されてしまった、間違いなく、これが警察管理国家だ! 」 と私は思ったのです。 言うまでもなく、以前から監視は、「治安のため」という名目で正当化されてきました。 しかし、現在では監視技術が犯罪だけでなく、より幅広い分野で大きく役立つものになってきています。 人工衛星からとらえた画像を手掛りに、援助組織がイラクの砂漠で野宿をしている難民たちを発見したのもその一例です。 衛星が地球規模で気候が急変していることを示す証拠にもなります。 では、未来像はどうなるのでしょうか? 監視社会は、人々を抑圧するのではなく、救ってくれるのでしょうか? それとも、「警察管理国家」になるのでしょうか? 相反する二つの筋書きは、どちらも正しく同時に現実になるものなのでしょうか?
目次
はじめに
第一章 超・監視社会
第二章 監視社会と日本人の奇妙な関係
第三章 警察管理国家の現状~「GAFAの恐ろしさ」
第四章 超・監視社会~どんな社会で暮らしたいか?
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。