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シン・ファイヤー 稲垣 えみ子(著) - 百万年書房
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シン・ファイヤー (シン ファイヤー)

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発行:百万年書房
四六判
縦128mm 横188mm 厚さ28mm
重さ 439g
352ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-910053-51-6   COPY
ISBN 13
9784910053516   COPY
ISBN 10h
4-910053-51-4   COPY
ISBN 10
4910053514   COPY
出版者記号
910053   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年5月28日
最終更新日
2025年2月4日
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書評掲載情報

2025-02-09 SmartNews  
評者: 服部みれい
2024-12-02 うかたま  2025vol.77
評者: 笈入建志(往来堂書店)
2024-09-28 信濃毎日新聞
2024-09-22 新潟日報
2024-09-22 山陽新聞
2024-09-21 京都新聞
評者: 一条道(「かいごマガジンそこここ」編集人)
2024-08-05 ダ・ヴィンチ
評者: 堀井美香
2024-08-05 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
2024-07-11 NHKラジオ第一「ラジオ深夜便」  
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紹介

『家事か地獄か』(稲垣えみ子)✖️『年収90万円で東京ハッピーライフ』(大原扁理)の最強タッグに学ぶ、シン(真/新)のFIREへの道--。
インフレだ、円安だ、老後不安だ、という「お金の心配」から自由になるための、誰にでもできる、たったひとつの冴えたやり方。

目次

はじめに

1 FIREってウチらのことなんじゃ?

みんなFIREを目指しているのか
FIREは幸せ?
FIREど真ん中世代
隠居はFIREか?
仕事をしないって、つまらんことだな
お金には全賭け(ルビ・フルベット)しない
へぇ~、そういう土俵があるんだ~
さまざまな投資
ほんわかした幸せ
コスパ返し
主語の小ささ

2 FIRE前夜を振り返る

大原扁理、世界一周の旅
人間の機械化
スタバでMac広げているような人たちでしょ?
投資だけがFIREなのか
お金をたくさん稼げば幸せになれる?
無い面白さ貯金
買う・作る・もらう
もうこんな生活は嫌!
自分にとって必要な収入額

3 何からリタイアすべきか

料理本からのリタイア
苦しさが無いとつまらない
観光旅行からのリタイア
街と仲良くなる方法
総合力が試される
無理は良くない
親の介護を考える

4 ふたりのFIRE生活

自分を幸せにすることはできなくても
マネーロンダリング
チーム稲垣えみ子
余ったお金の使い方
ウチらは小さいビル・ゲイツ
すべてが投資になる
稲垣えみ子の一日
節約する気はない
250年前の音楽
それは会社員の発想
大原扁理の一日
隠居の定義
「理想の生活」
安いけどもったいない/高いけどもったいなくない
エスケープ・フロム節約
家事ができる、という財産
FIREは遠回り
不都合なセルフラブ
お金の人格化
ヨガは哲学
盗まれないことも社会貢献
生き方が美しいかどうか
ポートフォリオの見直し

5 「働く」と「稼ぐ」を再定義する

富裕層の生態観察
虚業の墓場
土日がなくなる
自発的にやる
100の仕事があれば
お金をもらう仕事、もらわない仕事
捨てること
明るい諦め
経済的な不老不死
人間だもの

6 支出を減らすことは惨めなのか

こうしてFIREくんは幸せになりました
ぼんやりした不安
ダウンサイザー
自己責任論、肯定派
自分が変われば世界が変わる
工夫は楽しいはずなのに
節税はしない
複利の力

7 「投資」は必要か

このつまんない社会を変えるために
貯金よりは投資
「ワンランク上」の罠
ペットボトルの水買わなきゃいけない強迫観念
ワンランク上 VS ワンランク下
欲しいのはお米じゃなかった
輝かなきゃいけない圧

8 本当に幸福になるたったひとつの方法

この世の最大価値
友達と他人の中間領域
地域猫と同じポジション
もらう力
この世界はひとつしかない
世界に対する信頼
FIREで友達を失くす人、増える人
人生を自分の手元に取り戻す
片方が死んでいる
夢のある老後を目指して

おわりに

版元から一言

《読者からの感想》

●読んでて癒された! 自分も節約楽しいし、お金そんなにいらない年収90万でもいいと思ってるから。二人のような考え方の人がもっと増えれば世の中すごく親切心溢れる人が増えるし、みんな金、金ってならずハッピーな人が増えるんじゃないかな。

●私にとっては「お金の話」というより「幸福の話」だった。

●私にはずっと側に置いておくと決めている本(いわばお守り代わりのような)が何冊かあるのだが、この本はそのラインナップに堂々加わった。内容を要約すると、大事なのはお金じゃない、家事ができて自分の面倒がみれることと、人に親切にすること。というごくごくシンプルなものだった。私はこの本を読んで、妙に安心し、勇気づけられた。だって自分は家事はできるし、人に親切にする(まずは笑顔で挨拶)なんて、心持ち一つで簡単にできることだったからだ。そう思えたら、私は何があってもこの先生きていけるな、という自信がメラメラ湧いてきて、小さな悩みなんて吹き飛んで、どうにかなるマインドでいられるようになった。だから今はすごく清々しいし、楽に生きれる気分。

●FIRE(早期リタイア)が「お金で自分を幸せにする」ことならば、シン・ファイヤーは「自力で自分を幸せにする」こと。それを「家事」と「人との繋がり」で実現しようという内容。お二人の真似をするのは難しくても参考にすることはできる。ただ節約をするのではなく「買い物は投資」という考えで効率よくお金を使っていきたいと思った。

●近所の豆腐屋で毎日豆腐を買うことも投資だ、家事ができることは一億円の投資資金より大きな資産だ、お金と関係なく仕事は当たり前に人生に必要だ、永遠は今ここにある、親切であることはこの世の最大の価値だ等々、とても共感。

●『シン・ファイヤー』は、「みんなに親切にしよう」という結論なのが本当にいいんだよなぁ。
近所の人に挨拶したり、困ってる人に自分から声をかけることって、実は社会に対しての投資。

著者プロフィール

稲垣 えみ子  (イナガキ エミコ)  (

1965年生まれ。元朝日新聞記者。原発事故後に始めた「超節電生活」や、50歳で会社を早期退職したことを機に、都内の築50年のワンルームマンションで、「夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なし」の楽しく閉じていく人生を模索中。著書に『魂の退社』『老後とピアノ』『家事か地獄か』など。

大原 扁理  (オオハラ ヘンリ)  (

1985年愛知県生まれ。25歳のとき、東京郊外で週休5日・年収90万円の隠居生活を始め、思いがけずFIREを達成。31歳で台湾に移住し、隠居生活を続ける。現在はコロナ禍とともにはじまった親の介護のため愛知県在住、ときどき台湾。著書は『フツーに方丈記』(百万年書房)、『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)、『いま、台湾で隠居してます』(K&Bパブリッシャーズ)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。