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我が父の記 木村 光男(著/文) - 花乱社
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我が父の記 (ワガチチノキ)

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発行:花乱社
A5判
128ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-910038-59-9   COPY
ISBN 13
9784910038599   COPY
ISBN 10h
4-910038-59-0   COPY
ISBN 10
4910038590   COPY
出版者記号
910038   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年7月7日
書店発売日
登録日
2022年9月5日
最終更新日
2022年9月20日
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紹介

父の作った納屋の屋上の涼み台
そこに寝転んで眺めた星空から
私の読書と思索の遍歴が始まった──

運命を引き受け、苦難の一生を全うした父、
青春期の放浪を経て、中学・高校教師として生きた私。
生活の達人としての父の偉大さ、そして二世代八十年を脈々とつなぐもの。
父・子の句集を収録。

目次

一、序 章
二、苦難の一生(一)
三、不肖の息子(一)
四、苦難の一生(二)
五、不肖の息子(二)
六、星空の狂詩曲
七、父と私の俳句
八、句集「硬山(ぼたやま)」木村峯月
九、句集「小春」木村青魚
あとがき

前書きなど

 もしこの世で最も尊敬する偉大な人物は、と、訊かれた時、私は躊躇なく私の父であると答える。/その偉大さは、例えば学問をきわめノーベル賞を受賞したとか、文学者として数々の名作を世に残した、といった偉大さとは、まったく違った次元のものである。/私は、世間の人があまり関心をもたない無名の人間の中に、父のように数多くの偉大な人たちがいることを知ってもらいたい。(略)
 父は私から見れば、漁夫、農夫、大工、左官、指物師、詩人、技師、発明家、その他いろいろのすべてである。/我が家の苛酷な過去を背負いながら、父は道をあやまることなく真直(まっすぐ)に運命を引きうけ苦難の一生を全うした。
 この稿を公にすれば、我が家の暗い歴史と、私の恥多い、いい加減な過去も人目にさらすことになり、私としてはかなり苦渋の決断を迫られた。しかし、苦難の一生を乗り越えていった父の偉大さを示すためには、どうしても必要であると考えた。(「一、序章」より)

著者プロフィール

木村 光男  (キムラ ミツオ)  (著/文

木村光男(青魚)
昭和10(1935)年1月30日 福岡県嘉穂郡上穂波町に生まれる
  16年4月(6歳),上穂波小学校入学
  22年4月(12歳),上穂波中学校入学
  25年4月(15歳),福岡県立嘉穂高等学校入学
  28年4月(18歳),東京で放浪生活
  31年4月(21歳),北九州市立北九州大学入学
  36年4月(26歳),上穂波町上穂波中学校教諭(英語)
  44年4月(34歳),福岡県立糸島農業高等学校教諭
(数Ⅱ及び英語)
  47年4月(37歳),福岡県立糸島高等学校教諭(英語)
  ~平成6(1994)年3月(59歳)

上記内容は本書刊行時のものです。