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在庫あり
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取引取次:
地方小
直接取引:
あり(その他)
また田舎日記
発行:花乱社
A5変
240ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年8月29日
- 書店発売日
- 2022年9月5日
- 登録日
- 2022年8月12日
- 最終更新日
- 2022年9月5日
紹介
くるしさは このよにいのちの あるしょうこ
(本文「風狂の十円易者・村上桂山」より)
田舎には隠れた遺産が眠り,知ることは暮らしに繋がる。
郷土の下枝董村,末松謙澄,竹下しづの女,小宮豊隆,富島健夫をはじめ歴史に埋もれた殉職者,忘れられた歌人や俳人,女乞食など──隠れた大事なヒト,モノ,コトを掘り起こして京都の地から伝えたい。
今を生きる糧になる108話。【田舎日記シリーズ第6弾!】
目次
序文──ともに「土台」を築く[書家・棚田看山]
第1章 郷土を歩く
第2章 生活に探す
第3章 言葉に遊ぶ
第4章 人物に学ぶ
あとがき
前書きなど
さりげない日々の暮らしの中で「あれっ」と思うことを調べ、記す作業は愉しい。定年退職の一年後から「田舎日記」を書き続けている。煩悩の一〇八篇を基本に自由気まま、思いつくまま、気のむくまま、何でもござれの筆すさび。人へのオモイや国のカタチ、歴史、文化、郷土、生活の中での暮らしの一コマを切り取り、掬いあげて書き継いでいる。
平成二十年九月、みやこ町豊津の「瓢鰻亭ひまわり─こどもの本の専門店」の前田賤店主から情報誌「ひまわりばたけ」に「何か書いたらどう?」と誘いがあり「田舎者の日記でも」と「田舎日記」(一〇〇〇字)連載を開始。文は、郷土の名所、旧跡などの紹介ではなく、基本的に隠れ、知られてないもの、忘れられた貴重な遺産の掘り起こしに視点をおいて、ただ、ただ書き続けた。
それにしても如何に知らないことが多いかを実感する日々だ。学びなおし、生きなおしの作業で、訪ねる人との交歓も楽しい。(「あとがき」より抜粋)
上記内容は本書刊行時のものです。