どんぐり
- ISBN
- 978-4-909992-50-5
- Cコード
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C0095
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一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
- 初版年月日
- 2021年3月10日
- 発売予定日
- 2021年3月3日
- 登録日
- 2021年1月29日
- 最終更新日
- 2021年2月17日
紹介
科学者として活躍しながら、随筆家としても数々の名筆を残した寺田寅彦と中谷宇吉郎。
今回は寺田寅彦の「どんぐり」「コーヒー哲学序説」と中谷宇吉郎「『団栗』のことなど」の三編を一冊の書籍にしてお届けします。
寺田寅彦の代表作である随筆「どんぐり」は若くして亡くなった妻・夏子との想い出を綴り、今も人々の心を揺さぶる名筆です。そしてこの「どんぐり」を丁寧に考察し、寺田寅彦と妻・夏子を鮮明に描いた中谷宇吉郎の「『団栗』のことなど」を収録。文学的に仕上がった中谷宇吉郎の文章が随筆「どんぐり」の魅力を引き立てます。さらに寺田寅彦の随筆「コーヒー哲学序説」をくわえ、味わい深い随筆の世界へと読者を誘う一冊が仕上がりました。
○「灯光舎 本のともしび」創刊
人々の心に染み入る作品を取り上げ、小品仕立ての書籍にしてお届けする「灯光舎 本のともしび」。新しい作者や作品との出会い、そして読書そのものへの入り口にしてほしいという想いのもと、「小品」をコンセプトに素朴で味わいのある佇まいで、刊行いたします。
撰者には、書物エッセイストで京都銀閣寺に店を構える古書善行堂店主・山本善行氏を迎え、シリーズとしての発刊を目指します。
第1弾目として『どんぐり』寺田寅彦/中谷宇吉郎 著をお届けします。
目次
どんぐり
コーヒー哲学序説
『団栗』のことなど
撰者あとがき
版元から一言
本がお好きな方々から、これから読書をはじめようという方々にとっても気軽に読んでいただけるように小品仕立てをコンセプトに、ふと手にとりたくなるような書籍佇まいでお届けします。
撰者に、書物エッセイストで京都銀閣寺に店を構える古書善行堂店主・山本善行氏を迎え、シリーズとしての発刊を目指します。
第1弾は『どんぐり』寺田寅彦/中谷宇吉郎 著をお届けすることになりました。旧字体や旧仮名遣いは底本の通りにいたしました。難読と思える漢字にはふりがなを付し、なるべく読みやすいよう編纂をさせていただきました。