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なぞなぞなぞ
シュールな空想画集
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年2月17日
- 書店発売日
- 2025年2月7日
- 登録日
- 2024年11月24日
- 最終更新日
- 2025年2月7日
紹介
アートブック『なぞなぞなぞ シュールな空想画集』には、ザ・プランクスが描いた優しく不思議な60枚の絵に中川十内が手を加えて制作した60点のイメージ(2025 年1月末から開催された「なぞなぞなぞ」展に出品された全作品)を収録。それぞれのイメージに、マーガレットボーイによって長短60編のオムニバス形式の物語が添えられたことで、絵と写真とテキストによるユーモラスでミステリアスな空想画集が誕生し、その世界観がより深く心にしみてきます。秘めたテーマは人生の不条理へのレジスタンスや癒し、愛、希望など多岐に渡り、一度だけでなく、読み返すたびに新たな興味を見いだせるかもしれません。
目次
Contents
ようこそ、なぞなぞなぞへ
ウェルカムパーティ
1/素っ裸 _ 6
2/消えた魚 _ 8
3/タイムトンネル _ 10
4/幸福な死 _ 12
5/超能力 _ 14
6/迫りくる危機 _ 16
7/待ち伏せ _ 17
8/祈りの力 _ 18
9/男と女のタイムラグ _ 19
シェフのファストフード
10/素性がバレバレ _ 21
11/フル回転 _ 22
12/ストレス _ 23
13/老医師 _ 24
14/色褪せたスター _ 25
15/影なんていらない _ 26
16/儚く消えていく _ 27
ワインセレクション
17/スカイダイビング _ 29
18/やわらかな不時着 _ 30
19/イカロスの向上心 _ 31
20/この世の終わり _ 32
21/美しき故郷 _ 33
メインディッシュⅠ
22/悲しい鳴き声 _ 35
23/樹上の逃亡者 _ 36
24/月に抱かれて _ 37
25/希望の聖母子 _ 38
26/人間の化石 _ 39
27/黄金郷 _ 40
28/パワースポット _ 41
29/生き残り _ 42
30/壊された田園 _ 43
31/ガリバーのように _ 44
32/なぞのヘリコプター _ 45
33/心の支え _ 46
34/空を飛んでみよう _ 48
35/狙われたサムライ _ 49
36/一縷の望み _ 50
37/ひたすら待つ _ 51
38/蚊の運命 _ 52
39/シェルターの功罪 _ 53
40/敏感な天使と鈍感な人間 _ 54
41/ひんしゅくを買う _ 56
42/発砲騒ぎ _ 58
43/おとぎ話 _ 59
44/伝説のカブ作り _ 60
メインディッシュⅡ
65/息子に息を吹き込む _ 63
46/祖父の哺乳びん _ 66
47/猫と隠居 _ 69
48/旅先の椿事 _ 72
49/冠の行方 _ 76
50/黒の不安 _ 78
51/メアリーの追憶 _ 80
52/夏の水盤 _ 82
53/金魚の歌 _ 86
54/消えたパントマイム _ 90
55/ムササビ、人間を知る _ 92
デザート&グッドナイト
56/ハニートラップ _ 94
57/いつでも絶叫 _ 96
58/種の分類 _ 98
59/花嫁の甲状腺 _ 99
60/ヒトは踊る _ 100
あとがき _ 102
前書きなど
この本を手に取ったみなさん、あらためてもう一度、パラパラとページをめくって彼らの遊びを楽しんでみてください。もし遊び心が出てきたら、イメージに別のテキストを考えたり、テキストに他のイメージを思い浮かべたり、気の向くままに空想してみてください。灰色の脳細胞が刺激されて元気が出てきます。それこそがこの本の本当の遊び方です。
(プロデューサー かわしまたかし あとがきより)
版元から一言
ザ・プランクスは、絵画を中心にさまざまなコラボレーションを展開するアートユニット。まるで無意識下で描かれたかのような自由奔放な作風の絵画はすでに数千点を超え、見るものにそれぞれの「物語」を想像させます。多様なジャンルの作り手たちとも共創する機会を誘発し、今回のコラボ作品のように、アーティストたちに新たな境地を提供しています。さらに、このアートブック『なぞなぞなぞ シュールな空想画集』では、作品展(2025年1月)でのビジュアルだけの情報に60編のテキストが加わったことで、この「物語」の世界をより深く、広く楽しむことができ、「見てから読んで、読んでから見る」というオビの言葉の意味を理解していただけると思います。
上記内容は本書刊行時のものです。