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倉方フランス語講座 II 語形成
巻次:第2巻
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年10月4日
- 書店発売日
- 2024年10月4日
- 登録日
- 2023年10月11日
- 最終更新日
- 2024年10月4日
紹介
仏和辞書『プチ・ロワイヤル』(旺文社)で、40年にわたり編集に携わってきた著者書き下ろしの渾身のフランス語参考書のシリーズ。フランス語をより広くより深く学びたい人を対象にした新機軸の学習書。
第2巻は「語形成」。新たな語を作り出す接尾辞の種類と特徴を学び、接尾辞派生のしくみを理解する。対象は
初級修了から中級。本書の内容は以下の通り。語形成と接尾辞派生に関する基本事項 /「人・物」を表す名詞を作る接尾辞 /「行為」を表す名詞を作る接尾辞 / 形容詞を作る接尾辞 /「性質・状態」を表す名詞を作る接尾辞 / 動詞を作る接尾辞 / 副詞を作る接尾辞
目次
語形成と接尾辞派生に関する基本事項 /「人・物」を表す名詞を作る接尾辞 /「行為」を表す名詞を作る接尾辞 / 形容詞を作る接尾辞 /「性質・状態」を表す名詞を作る接尾辞 / 動詞を作る接尾辞 / 副詞を作る接尾辞
前書きなど
「倉方フランス語講座」(全3巻)は、フランス語をより広くより深く学びたい人を対象にした新機軸のフランス語学習書です。この講座には、多くの参考書で取り上げられている会話や作文、読解などに特化した巻はありません。この講座を構成しているのは、語学学習に必須の知識をまとめた「文法」と,フランス語の諸事象を独自の視点から考察した「語形成」および「語彙と表現」です。各巻の概要は次のようです。
第1巻 文法
フランス語文法の最初歩から中・上級にいたる文法事項のほぼすべてを、段階を踏んで着実に学習します。文法は決まりごとの集まりですが、規則をただ覚えるのではなく、その規則がどのような働きをしているのか、どうしてそういう規則になっているのかを考えながら学びます。初学者にもわかりやすい丁寧な解説に加えて、備考やコラムによる補足説明があり,新たな見方や考え方が随所に示されています。
第2巻 語形成
既存の語を利用して新たな語を作りだすことを「語形成」と言いますが、フランス語の語形成で最も重要な方法は、接尾辞を用いる「接尾辞派生」です。この巻では接尾辞派生を集中的に扱い、接尾辞の種類と特徴、派生語の作り方、派生の過程における諸現象を詳しく解説します。接尾辞派生のしくみがわかれば、語を構成要素に分析し、それを統合して意味を推察できるようになるので、語を読み解く力が飛躍的に増進します。
第3巻 語彙と表現
ある程度の学習歴のある人を対象に、フランス語の語彙と表現をさまざまな面から考察していきます。フランス語の由来と変遷、語形と語義の関係 (多義・同形異義・類義・対義など)、接頭辞の種類と意味、複合語の構成、「名付け」の発想と表現形態、時間・論理関係の表し方、慣用句とことわざなど、おそらくこれまでまとまって学ぶことのなかった事柄に明かりを当て,幅広い多角的な知識を身につけます。
この講座の大きな特徴は豊富で充実した練習問題です。理解度を確かめ、知識を確実なものにするために、実践的な練習はきわめて大切です。多彩な練習問題を解き進めながらフランス語の実力を養ってください。
皆さんがこの講座で学ぶことによって、フランス語の総合的な学力が向上することはもとより、フランス語への関心や興味が増して今後の学習がさらに進展すれば著者にとってこの上ない喜びです。
(はじめにより)
版元から一言
この3巻のシリーズは、著者が長年温めてきた企画になります。最初の原稿をもらってから10年近くかけて大切に編集してきた1冊です。この規模、この内容の著作は、今後10年以上実現することはないでしょう。まさに著者が人生をかけたシリーズです。
上記内容は本書刊行時のものです。