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バンヤンの木の下で
不良外人と心理療法家のストーリー
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年10月20日
- 書店発売日
- 2020年10月30日
- 登録日
- 2020年7月21日
- 最終更新日
- 2024年11月6日
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2021-09-10 |
2刷 | 出来予定日: 2021-03-10 |
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紹介
ノンフィクション“追体験小説”
時は1970年代初頭、神戸からインドにおくられ、その祖父宅からも家出した非行少年エディは、like a rolling stone――転がり落ちる石のように――ヒッピーにハシーシを売りながらインド各地やネパール、中東を経て北欧まで自分さがしの旅へ。
しかし、ヘロインに手を出してからの墜落は早い。
犯罪、麻薬中毒の魔の手から人間復活のためにエディが選んだ道とは?
――幼なじみアキラとの交差が描いた稀有なる“追体験小説”。
目次
プロローグ
この下り傾斜の港町にて: 第一章
人生の新しい扉: 第二章
巡礼の旅人たち: 第三章
居場所の幻想: 第四章
デッドエンドの向こう側: 第五章
エピローグ
もうひとつのエピローグ
前書きなど
★
Eddy Daswaniは、日本生まれのインド・ハーフ、そして非行少年。
犯罪、麻薬中毒の魔の手から、Eddyが人間復活を目指して選んだ道とは?
○「絶対どうにかなると信じていたから…。ヒッピーの時代じゃない…人生
そんなもんだって感じがしてたんだよ。On the Road Again.(再び旅路へ)とか…」
○「何回も見失うんだけど、どん底まで行くと…心の底から戻ってくるよね…」
○「死ぬかと思ったよ。それも二週間くらい毎日。『明日もうダメだろう』って…」
――Eddy 談:インドの刑務所に入れられたコールド・ターキー(ヘロイン中毒者)のころを振り返って。
版元から一言
Akira Ikemiは、神戸のインターナショナル・スクールでEddyのおさななじみ。
別の同級生、早逝したスウェーデン・ハーフのTomから本書を手がけるように勧められ、Tomの通夜でEddyと再開。それから20年以上、本書と取り組んできた。
そんなAkiraは、心理療法「フォーカシング」で世界の第一人者で、
米国カウンセリング・アソシエーションよりLiving Luminaryを任命され、
日本人間性心理学会より学会賞を受賞している。世界が注目する心理療法家。
★ この本には仕掛が盛りだくさんです!
◇ 随所のQRコードから、この不可思議な“追体験”小説の謎を解く「特別映像」を視聴できます。EddyとAkiraの“交差”に、私たちの“交差”が誘われます。
◇ 全篇にわたってfoot-note(脚註)が満載。当時1970年代の「時代の熱」「社会の空気」を今に再現する〈キーワード解説〉と〈photoレファレンス〉!
◇ 装画家:まきみち氏が挿画イラストも提供。世界の文物や旅マップによって、私たちの“追体験”が肉づけられます。
追記
【池見陽:公式HP】http://www.akira-ikemi.net/
上記内容は本書刊行時のものです。