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公認心理師 実践ガイダンス 3.家族関係・集団・地域社会 野島 一彦(監修) - 木立の文庫
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公認心理師 実践ガイダンス 3.家族関係・集団・地域社会

発行:木立の文庫
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
152ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-909862-04-4
Cコード
C3311
専門 全集・双書 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年6月25日
書店発売日
登録日
2019年4月18日
最終更新日
2019年7月2日
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紹介

国家資格としてスタートした公認心理師制度。これが実社会のなかで効力を発揮するためには、養成カリキュラムで/を経たのちに、あるいは資格取得プロセスで/取得後に、いかにして「実社会でのニーズ」に即した“知”と“経験”を積み上げてゆくか? に懸かっています。そうした「実践知」蓄積の第一歩として、本シリーズは編さんされました。

実社会における“五つの分野”「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師〔創元社刊『公認心理師 分野別テキスト』全五巻などを参照〕には、“四つの役割”を果たすことが求められ、それが、ここに公刊される四巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。

複数の職種が連携し「実社会でのニーズ」に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? ――この四巻は、資格制度に組み込まれた“養成カリキュラム”に準じながら、これから公認心理師を目指す人/すでに活動している人に肝要な、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うために欠かせない「羅針盤」を提供します。

新しく出来た国家資格「公認心理師」制度。その養成カリキュラムに準じながら、公認心理師を目指す人/すでに活動している人に求められる、「実社会のニーズ」に応えるための知恵と経験則を、実践に即して提供します。

目次

理論篇

第1章 公認心理師が「家族関係」にかかわるために

第2章 公認心理師が「集団」にかかわるために

第3章 公認心理師が「地域社会」にかかわるために




実践篇

第1章 家族療法
  ・カップルセラピー(福祉分野)
  ・ソリューションとナラティヴ(教育分野)
  ・非行臨床における家庭の問題(司法・犯罪分野)

第2章 グループ・アプローチ
  ・精神科デイケア(保健医療分野)
  ・被害者支援グループ(司法・犯罪分野)
  ・復職支援グループ(産業・労働分野)
  ・エンカウンター・グループ(地域社会)

第3章 コミュニティ・アプローチ
  ・児童養護施設における取り組み(福祉分野)
  ・コミュニティとしての学校(教育分野)
  ・学校における緊急支援の実際(教育分野)
  ・被災地での支援活動(地域社会)

前書きなど

監修者「まえがき」より

 2018年4月に公認心理師法に基づく公認心理師の養成がスタートした。……2018年は公認心理師の“現実化”元年と言ってもよかろう。ここに言う“現実化”とは、公的存在としての心理専門職の創出とその基盤となる法、公認心理師法の“実現”に続く段階として、その実体を確実に創出する道筋のことである。すなわち、「養成の充実」と「有為な公認心理師の輩出」、「職能団体の成熟」と「公認心理師の終わることのない技能の維持向上」を担保する道筋のことである。
 ……
 この《公認心理師 実践ガイダンス》(全四巻)では、公認心理師カリキュラム等検討会『報告書』に準拠し、細かく丁寧に業務の方向性と内容を検討し、“四つの業務”について学べるようになっている。……読者には、これら編者ならびに執筆者とともに、あすの公認心理師の現実化へと歩を進められることを心から願っている。




編者「あとがき」より

 ……家族関係・集団・地域社会との関わりにおいて必要とされる技術について改めて丁寧に考えてみると、習得すべき事柄の多さに圧倒されます。複雑な人間関係が入れ子状にかつ重層的に絡み合う状況をいかにアセスメントし、適切な介入をおこなうことができるのか。……
 私たち公認心理師は“センスの良い人”であるだけでは不十分なのだと思います。個々人が抱える心の困難を適切に捉え、かつその個人を取り巻く集団に対して適切に関わっていくことが求められるからです。このミクロとマクロを同時に視野に入れて対象者に関わる作業が、きわめて難しいのであり、これを公認心理師の専門性として捉えて研鑽を積む必要があります。
 ……「家族関係・集団・地域社会」に関わる専門的技術の教育に関しては、今後ますます洗練させていくことが求められます。また、資格取得後の生涯学習としても、これを専門的技術として適切に認知し、学び続ける手立てを考える必要があります。本書は、その学びのテキストとして一石を投じるもので、まさに執筆者・編者らからなる集団の協働作業の賜物として生まれたものです。

版元から一言

本シリーズ(全四巻)の執筆者からのメッセージ


〇 “理論と実践のつながり”って、こういうことなんですね!

〇 一人ひとりを大切にした心理的アセスメントの実践。

〇“多角的に見る”とはどういうことか? スローガンではなく「体感」で学べる類のないテキスト。

〇 多くある公認心理師の本のなかで、本シリーズの意義、読めば実感できるはず!

〇 事例をめぐる異種格闘技戦。

〇 これまでこれだけオリエンテーションの違う臨床家が、これだけさまざまな領域の臨床ケースについて、同時にディスカッションしたことがあったろうか。

〇 理論と実践は、このように結びつく。主要理論は支援の実際にどのように生かされるのか?

〇 ひとつの“正しさ”を疑う人のために。

〇 真に役に立つ公認心理師になるためのヒントが詰まっています。

〇 知識の促成栽培ではない… この全四巻。

〇 生まれたてなのに「リアルな公認心理師」がたっぷり詰まった一冊!

〇 類書、無いのではないでしょうか。公認心理師のテキスト、という位置づけを超えて、「臨床の本」として、存在感あると思います。

〇 自らを俯瞰する視点を手に入れるために、格好の書です。

〇 “心の健康教育”についてまとめられた本邦初の「理論と実践の融合図書」です。ぜひ、ご活用ください。

〇 公認心理師が何をすべきか? の理念と実践が詰まった一冊です。

〇 資格取得はスタートライン。現場で求められるニーズと実践例を学べる本!

著者プロフィール

野島 一彦  (ノジマ カズヒコ)  (監修

熊本県生まれ。1970年、九州大学教育学部卒業。
1975年、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。博士(教育心理学)。
福岡大学教授、九州大学大学院教授を経て、2012年から跡見学園女子大学文学部教授。
現在、跡見学園女子大学心理学部教授、九州大学名誉教授。
著書・監修書に『エンカウンター・グループのファシリテーション』〔ナカニシヤ出版, 2000年〕、『グループ臨床家を育てる』〔創元社, 2011年〕、『心理臨床のフロンティア』〔同, 2012年〕、『人間性心理学ハンドブック』〔同, 2012年〕、『ロジャーズの中核三条件 共感的理解』〔同, 2015年〕、『公認心理師 分野別テキスト』全5巻〔同, 2019年〕ほか多数。

岡村 達也  (オカムラ タツヤ)  (監修

新潟県生まれ。1978年、東京大学文学部卒業。
1985年、東京大学大学院教育学研究科第1種博士課程中退。
東京都立大学助手、専修大学講師・助教授を経て、1998年から文教大学人間科学部助教授。現在、文教大学人間科学部教授。
著書・共著書に『カウンセリングの条件』〔日本評論社, 2007年〕、『カウンセリングのエチュード』〔遠見書房, 2010年〕、『傾聴の心理学』〔創元社, 2017年〕ほか多数。

布柴 靖枝  (ヌノシバ ヤスエ)  (編著

福岡県生まれ。レスリー大学大学院(USA)修了。
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。
東北工業大学准教授を経て、2011年から文教大学。
現在、文教大学人間科学部臨床心理学科教授。
著書に『家族心理学――家族システムの発達と臨床的援助』共著〔有斐閣ブックス, 2008年〕、『社会・集団・家族心理学(公認心理師の基礎と実践 第11巻)』分担執筆〔遠見書房, 2018年〕など。

板東 充彦  (バンドウ ミチヒコ)  (編著

神奈川県生まれ。1997年、北海道大学法学部卒業。
九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻心理臨床学コース博士後期課程単位取
得退学。博士(心理学)学位取得・九州大学。
2018年から跡見学園女子大学心理学部准教授。
著書に『サポート・グループの実践と展開』分担執筆〔金剛出版, 2009年〕、『公認心理師の職責(公認心理師の基礎と実践 第1巻)』分担執筆〔遠見書房, 2018年〕など。

上手 幸治  (カミテ コウジ)  (

あまのクリニック

北島 歩美  (キタジマ アユミ)  (

日本女子大学 カウンセリングセンター

坂中 正義  (サカナカ マサヨシ)  (

南山大学 人文学部

坂本 憲治  (サカモト ケンジ)  (

福岡大学 人文学部

髙橋 紀子  (タカハシ ノリコ)  (

福島大学 子どものメンタルヘルス支援事業推進室

高松 里  (タカマツ サトシ)  (

九州大学 留学生センター

髙松 真理  (タカマツ マリ)  (

久留米大学ほか

藤 信子  (フジ ノブコ)  (

立命館大学大学院 人間科学研究科

前場 康介  (マエバ コウスケ)  (

跡見学園女子大学 心理学部/ (医社)こころとからだの元氣プラザ 産業保健部

三谷 聖也  (ミタニ セイヤ)  (

東北福祉大学 総合福祉学部

向笠 章子  (ムカサ アキコ)  (

広島国際大学大学院 心理科学研究科

村尾 泰弘  (ムラオ ヤスヒロ)  (

立正大学 社会福祉学部

上記内容は本書刊行時のものです。