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公認心理師 実践ガイダンス 1.心理的アセスメント 野島 一彦(監修) - 木立の文庫
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詳細画像 0

公認心理師 実践ガイダンス 1.心理的アセスメント

発行:木立の文庫
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ16mm
184ページ
並製
価格 2,700円+税
ISBN
978-4-909862-02-0
Cコード
C3311
専門 全集・双書 心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月25日
発売予定日
登録日
2019年4月18日
最終更新日
2019年5月9日
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紹介

国家資格としてスタートした公認心理師制度。これが実社会のなかで効力を発揮するためには、養成カリキュラムで/を経たのちに、あるいは資格取得プロセスで/取得後に、いかにして「実社会でのニーズ」に即した“知”と“経験”を積み上げてゆくか? に懸かっています。そうした「実践知」蓄積の第一歩として、本シリーズは編さんされました。

実社会における“五つの分野”「保健医療」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」で活動する公認心理師〔創元社刊『公認心理師 分野別テキスト』全五巻などを参照〕には、“四つの役割”を果たすことが求められ、それが、ここに公刊される四巻【心理的アセスメント】【心理支援】【家族関係・集団・地域社会】【心の健康教育】に相当します。

複数の職種が連携し「実社会でのニーズ」に応えていく勘どころは? 資格取得後に実地で吸収してゆくスキルは? ――この四巻は、資格制度に組み込まれた“養成カリキュラム”に準じながら、これから公認心理師を目指す人/すでに活動している人に肝要な、“現場”に即して“一人ひとり”に寄り添うために欠かせない「羅針盤」を提供します。

目次

理論篇

第1章 心理的アセスメントの考え方
  ・心理的アセスメントのコア・コンピテンシー
  ・プロセス
  ・生物心理社会モデル

第2章 相談・助言・指導などへの応用
  ・協働的/治療的なアセスメント
  ・情報の統合とケースフォーミュレーション
  ・「関与しながらの観察」と心理的アセスメント




実践篇

第1章 保健医療分野における心理的アセスメント

第2章 福祉分野におけるアセスメントと支援をつなぐ実践

第3章 教育分野におけるアセスメントの特徴と 実践

第4章 司法・犯罪分野におけるアセスメントの実際

第5章 産業・労働分野におけるアセスメントの意義と実際

前書きなど

監修者「まえがき」より

 2018年4月に公認心理師法に基づく公認心理師の養成がスタートした。……2018年は公認心理師の“現実化”元年と言ってもよかろう。ここに言う“現実化”とは、公的存在としての心理専門職の創出とその基盤となる法、公認心理師法の“実現”に続く段階として、その実体を確実に創出する道筋のことである。すなわち、「養成の充実」と「有為な公認心理師の輩出」、「職能団体の成熟」と「公認心理師の終わることのない技能の維持向上」を担保する道筋のことである。
 ……
 この《公認心理師 実践ガイダンス》(全四巻)では、公認心理師カリキュラム等検討会『報告書』に準拠し、細かく丁寧に業務の方向性と内容を検討し、“四つの業務”について学べるようになっている。……読者には、これら編者ならびに執筆者とともに、あすの公認心理師の現実化へと歩を進められることを心から願っている。




編者「あとがき」より

 この四巻《公認心理師 実践ガイダンス》は「大学院後半のカリキュラム」を意識したものになっています。本書が大学院生にとって、①大学院での学びが現場での実践にどうつながるのかを理解できること、②さまざまな分野における心理的アセスメントのプロセスを具体的にイメージできること、③必ずしも一つの正解があるわけではない臨床実践のなかで「自分だったらどのようにするか」を考える練習ができることの助けになることを願っています。また大学院を修了し、現場に出始めたときや、ある分野から別の分野に転職するときなどにも、ぜひ活用していただきたければと思います。

 ……心理的アセスメントの実践には変わらないものもある……それは一人ひとりの違いを丁寧に理解し、思いやりをもって支援につなげる姿勢ではないでしょうか。
 症状や行動など、人は表面に現れたものに目を奪われがちです。しかしながら同じような問題であっても、その背景にある心理は異なります。例えば……それぞれの理由に耳を傾け、個別的な事情を明らかにしていく。心理検査などの方法を用いることで、よりその人らしさを浮かび上がらせる。悪いことをする背景には、悲しみや寂しさの感情がある……。いわゆる「評価」ではなく、他者との比較でもなく、心理的アセスメントは対象としての個の「理解」を追求します。個人差への関心から始まった心理的アセスメントの、これからも変わらないところだと思います。

版元から一言

本シリーズ(全四巻)の執筆者からのメッセージ


〇 “理論と実践のつながり”って、こういうことなんですね!

〇 一人ひとりを大切にした心理的アセスメントの実践。

〇“多角的に見る”とはどういうことか? スローガンではなく「体感」で学べる類のないテキスト。

〇 多くある公認心理師の本のなかで、本シリーズの意義、読めば実感できるはず!

〇 事例をめぐる異種格闘技戦。

〇 これまでこれだけオリエンテーションの違う臨床家が、これだけさまざまな領域の臨床ケースについて、同時にディスカッションしたことがあったろうか。

〇 理論と実践は、このように結びつく。主要理論は支援の実際にどのように生かされるのか?

〇 ひとつの“正しさ”を疑う人のために。

〇 真に役に立つ公認心理師になるためのヒントが詰まっています。

〇 知識の促成栽培ではない… この全四巻。

〇 生まれたてなのに「リアルな公認心理師」がたっぷり詰まった一冊!

〇 類書、無いのではないでしょうか。公認心理師のテキスト、という位置づけを超えて、「臨床の本」として、存在感あると思います。

〇 自らを俯瞰する視点を手に入れるために、格好の書です。

〇 “心の健康教育”についてまとめられた本邦初の「理論と実践の融合図書」です。ぜひ、ご活用ください。

〇 公認心理師が何をすべきか? の理念と実践が詰まった一冊です。

〇 資格取得はスタートライン。現場で求められるニーズと実践例を学べる本!

著者プロフィール

野島 一彦  (ノジマ カズヒコ)  (監修

熊本県生まれ。1970年、九州大学教育学部卒業。
1975年、九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得後退学。博士(教育心理学)。
福岡大学教授、九州大学大学院教授を経て、2012年から跡見学園女子大学文学部教授。
現在、跡見学園女子大学心理学部教授、九州大学名誉教授。
著書・監修書に『エンカウンター・グループのファシリテーション』〔ナカニシヤ出版, 2000年〕、『グループ臨床家を育てる』〔創元社, 2011年〕、『心理臨床のフロンティア』〔同, 2012年〕、『人間性心理学ハンドブック』〔同, 2012年〕、『ロジャーズの中核三条件 共感的理解』〔同, 2015年〕、『公認心理師 分野別テキスト』全5巻〔同, 2019年〕ほか多数。

岡村 達也  (オカムラ タツヤ)  (監修

新潟県生まれ。1978年、東京大学文学部卒業。
1985年、東京大学大学院教育学研究科第1種博士課程中退。
東京都立大学助手、専修大学講師・助教授を経て、1998年から文教大学人間科学部助教授。現在、文教大学人間科学部教授。
著書・共著書に『カウンセリングの条件』〔日本評論社, 2007年〕、『カウンセリングのエチュード』〔遠見書房, 2010年〕、『傾聴の心理学』〔創元社, 2017年〕ほか多数。

橋本 忠行  (ハシモト タダユキ)  (編著

福岡県生まれ。1993年、九州大学教育学部卒業。
九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得後退学。
川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科助手、札幌学院大学人文学部臨床心理学科講師/准教授、香川大学教育学部准教授を経て、2018年から香川大学医学部臨床心理学科教授。
著書に『ナラティヴと心理アセスメント―協働的/治療的につなぐポイント』共編著〔創元社, 2018年〕、『アセスメントの心理学―こころの理解と支援をつなぐ』共著〔培風館, 2015年〕など。

酒井 佳永  (サカイ ヨシエ)  (編著

神奈川県生まれ。2002年、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻精神保健学分野博士課程単位取得後退学。博士(保健学)。
順天堂大学医学部精神医学講座助教、跡見学園女子大学文学部准教授を経て、2019年から跡見学園女子大学心理学部教授。
著書に『精神・心理機能評価ハンドブック』分担執筆〔中山書店, 2015年〕、『「はたらく」を支える! 職場×双極性障害』分担執筆〔南山堂, 2018年〕など。

新井 雅  (アライ マサル)  (

跡見学園女子大学 心理学部

菅野 恵  (カンノ ケイ)  (

和光大学 現代人間学部

小坂 守孝  (コサカ モリタカ)  (

北翔大学 教育文化学部

野田 昌道  (ノダ マサミチ)  (

北海道医療大学 心理科学部

上記内容は本書刊行時のものです。