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脳をつなげばからだは変わる 発達に遅れのある子どものための、 誰もができる自宅のリハビリ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年7月25日
- 登録日
- 2024年6月19日
- 最終更新日
- 2024年9月3日
紹介
脳を「つなげる」ことで、からだは変わることができる。ダウン症をはじめとする、障がいをもった子どもと親のチャレンジを応援するための、全く新たなリハビリテーションが注目されています。
アメリカの理学療法学博士カレン・プライアーによる、この「脳をつなげるリハビリ・メソッド」は、育児がそのまま子どものリハビリになることを目指したもので、数多くのポジティヴなケースが報告されています。
本書は、子どものために脳を「つなげる」このメソッドを、初めて日本で紹介する書籍です。
〝脳には、可能性と幸せがつまっています。脳を「つなげる」ことで、世界中の子ども達が人生を謳歌できるようにと祈りながら、人々の優しさと愛情が込められたこの本をお届けいたします”(訳者あとがきより)
目次
第一章 脳をつなぐ感覚療法──症状ではなく、原因へのアプローチを
10年間の臨床研究/神経系の発達を診ること/早期介入はなぜ大事なのか/脳がもつ力/あなたが神経回路を切り開く/刺激が足りない脳/神経可塑性が導く発達 etc.
第二章 脳のつながりの世界──子ども達のために、理論を
脳を知ろう/私の課題解決法
第三章 脳をつなぐための英知── 知られていること、わかっていること
Q&A Q1 発達に遅れがある子ども達の栄養管理は大事ですか?/Q2 なぜ赤ちゃんにエクササイズなのですか?/Q3 おしゃべりはどう練習させたらよいですか?/Q4 お座りしてくれません/Q5 カレン先生は音楽が大事だとおっしゃいます。なぜでしょうか?/Q6 大脳皮質や中脳の構造に何らかの課題があると、回旋運動が困難となり、あらゆる動作が機能面で制限されてしまうのはどうしてですか?/Q7 片側痙縮に効果的な治療法を教えてください/Q8 感覚統合療法とカレン先生の神経可塑性テクニック療法はどう違いますか?/Q9 発達に遅れがある子どもに出来事を記憶させるコツはありますか?/Q10 本当に筋緊張を変えることができるのですか?/Q11カレン先生は薬による治療をどう考えていますか? etc.
日本の読者へのメッセージ
訳者あとがき
児島伸彦先生より
前書きなど
私のリハビリのキーワードは「つながり」です。脳はそれぞれの領域がつながってこそ正しく機能します。つまり、子どもの脳がつながれば、身体機能や認知機能を高められます。「脳のつなげ方」を知り、育児そのものを、リハビリ生活に変えていただければと思っています。
子ども達は療育施設や教育現場、そしてご家庭で、毎日、毎時間、分単位でなんらかの活動をしているものです。そこにリハビリの要素を組み入れるだけで、発達に遅れを抱える子ども達の運動能力が向上し、可能性は広がります。親であるみなさんご自身も、リハビリに励むことで、知識が増え、実際にお子さんの発達を通して大きな幸せを得られることでしょう(……)──「まえがき」より
上記内容は本書刊行時のものです。