..
書店員向け情報 HELP
明るい映画、暗い映画 21世紀のスクリーン革命
発行:blueprint
四六判
縦187mm
横127mm
厚さ26mm
重さ 478g
328ページ
定価
2,500円+税
- 初版年月日
- 2021年10月10日
- 書店発売日
- 2021年10月3日
- 登録日
- 2021年9月15日
- 最終更新日
- 2021年9月15日
紹介
気鋭の批評家・映画史研究者である渡邉大輔による初の評論集。インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのか? 「明るい画面」と「暗い画面」という見立てから、これからの映画の可能性を読み解く画期的論考を収めた第1部、『君の名は。』『天気の子』『鬼滅の刃』『ドライブ・マイ・カー』など、話題のアニメ・映画を鋭く論じた第2部、合計328頁のボリュームでお届けする。
「これぞ「ポスト・パンデミック時代の映画」の条件だ。
だがそれは、現状より10年以上前から、私たちにひたひたと忍び寄ってきたものの汪溢だった。
その事実を、本書は、徹底的に暴く。デスクトップ的なZoom映画、人新世、「明るい暗さ」、暗黒啓蒙、接触的平面、ポスト・ヒューマニティーズ、そしてZ世代――。映画と、世界とを語る、最先端のキーワードを充填して。
これが、僕たちの時代の切れ味である。」(さやわか・物語評論家)
目次
まえがき
【第 1 部 新しい画面の映画論】
第 1 章 「明るい画面」の映画の到来
第 2 章 Zoom映画と切り返しの問題
第 3 章 現代映画の「暗さ」と接続/断絶の問題
第 4 章 現代アニメ文化における高さ=超越性の喪失
第 5 章 「明るい画面」の映画史に向けて
【第 2 部 画面たちの星座】
第 1 章 21世紀映画のインフラストラクチャー
第 2 章 変容する現代日本アニメ
第 3 章 スタジオジブリとその周辺
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。