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新古今時代の和歌表現 板野 みずえ(著) - 花鳥社
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新古今時代の和歌表現 (シンコキンジダイノワカヒョウゲン)

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発行:花鳥社
A5判
336ページ
上製
定価 8,000円+税
ISBN
978-4-909832-84-9   COPY
ISBN 13
9784909832849   COPY
ISBN 10h
4-909832-84-X   COPY
ISBN 10
490983284X   COPY
出版者記号
909832   COPY
Cコード
C3092  
3:専門 0:単行本 92:日本文学詩歌
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年1月30日
書店発売日
登録日
2023年12月1日
最終更新日
2024年1月26日
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紹介

和歌史における「新古今」とは何であったか。
藤原良経を足がかりに、新古今から京極派に至るまでの和歌の特質を「叙景」意識を軸に検討し、表現史の面から和歌史の書きかえをはかる。

目次

 凡例

序章 「新古今」という時代
 一 「新古今」の範囲
 二 「叙景」の定位
 三 本書の構成

第一篇 藤原良経――新古今前夜
第一章 藤原良経の歌壇活動
 はじめに
 一 良経主催の和歌行事
 二 良経歌壇の設題傾向
 三 名所十題歌合の歌題
 四 良経歌壇の設題と漢詩文
 おわりに
第二章 「風」の歌
 はじめに
 一 良経の「風」歌の特徴
 二 良経の『六百番歌合』「枯野」詠
 三 「風」の歌と「跡」
 四 名残としての「風」
 五 主題としての「風」
 おわりに
第三章 「心の空」の歌
 はじめに
 一 「心の空」の詠作史
 二 新古今歌人の「心の空」
 三 良経の「心の空」(1)
 四 良経の「心の空」(2)
 おわりに

第二篇 叙景――新古今時代の和歌表現
第一章 恋歌における叙景
 はじめに
 一 定家「年も経ぬ」詠の問題点
 二 定家の「よそ」の用例
 三 新古今歌人の「よそ」の用例
 四 「○○のよそ」という表現
 五 「よそ」と視点
 おわりに
第二章 物語摂取と景
 はじめに
 一 『一句百首』の性質
 二 定家の「吹きまよふ」詠
 三 「秋に閉ぢつる」
 おわりに
第三章 「春の曙」考
 はじめに
 一 『六百番歌合』以前の「春の曙」
 二 「見ぬ世」と「春の曙」
 三 『風雅集』の「春の曙」歌群
 四 しるべとしての「春の曙」
 おわりに
第四章 「むすぼほる」考
 はじめに
 一 「むすぼほる」の詠作史
 二 「むすぼほる」の基本構造
 三 新古今歌人の「むすぼほる」の用例
 四 「むすぼほる」と「夢」
 おわりに
第五章 「ながむ」考
 はじめに
 一 釈教歌における用例
 二 「思ひ入る」・「むなしき空」
 三 「ながむ」と景
 四 景と客体化
 おわりに
第六章 「身」考
 はじめに
 一 「身にしむ」という表現
 二 『新古今集』秋上・三五二番歌
 三 「身にあまる」と「身にとまる」
 四 新古今時代の「身」と「心」
 おわりに

第三篇 寂蓮・京極派――新古今時代以後
第一章 寂蓮の和歌とその享受
 はじめに
 一 良経歌壇の和歌行事と寂蓮
 二 寂蓮結題百首
 三 寂蓮詠の構図
 四 寂蓮詠における遠近感
 おわりに
第二章 寄物題における景の展開
 はじめに
 一 新古今時代の寄物恋題
 二 新古今時代後の寄物恋題(1) 歌会・歌合・定数歌
 三 新古今時代後の寄物恋題(2) 応制百首
 四 中世和歌における「寄雲恋」詠
 五 京極派における寄物恋題詠
 おわりに
第三章 京極派和歌における「向かふ」
 はじめに
 一 藤原定家の『六百番歌合』「別恋」詠
 二 京極派の和歌における「~に向かふ」
 三 「向かふ」と時間
 四 「向かふ」と「ながむ(ながめ)」
 五 「向かふ」と「心」
 六 「向かふ」と仏教思想
 おわりに

終章 新古今から中世和歌表現史へ
 一 新古今から京極派へ
 二 中世和歌における「叙景」
 三 「見るやう」な景
 四 叙景表現の共有
 おわりに

付章 東京大学総合図書館蔵『月清集攷』翻刻と紹介
 はじめに
 一 書誌
 二 翻刻
 三 校異
 四 考察

 初出一覧/あとがき/索引(人名・和歌初句)

前書きなど

「和歌の中ではどのような 「景」も、広義の「心」を離れては成立しえないという意味で、情や主観を排した純然たる風景描写としての「叙景」は存在しないと言ってよい。……(中略)……本書では個別の作品における叙景のありようを分析することで、新古今歌人の和歌において「景」がどのような機能を果たしているのか、そしてそれはどのように「心」の問題と結びついていくのかということについて検討を進めた。」(序章より)

著者プロフィール

板野 みずえ  (イタノ ミズエ)  (

1985年 岡山県生まれ
2009年 東京大学文学部卒業
2016年 東京大学大学院博士課程人文社会系研究科単位取得満期退学
2019年 博士(文学)
現 在 群馬県立女子大学文学部国文学科准教授

上記内容は本書刊行時のものです。