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モダンの身体 中村 嘉雄(著/文 | 編集) - 小鳥遊書房
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鍬谷     ト・日・他     書店
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モダンの身体 (モダンノシンタイ) マシーン・アート・メディア (マシーンアートメディア)

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発行:小鳥遊書房
A5判
376ページ
価格 3,800円+税
ISBN
978-4-909812-98-8   COPY
ISBN 13
9784909812988   COPY
ISBN 10h
4-909812-98-9   COPY
ISBN 10
4909812989   COPY
出版者記号
909812   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年10月17日
書店発売日
登録日
2022年9月6日
最終更新日
2022年10月14日
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紹介

近代科学とテクノロジーの「知」的産物、広告手段=メディア / 身体=人間
「マシーン」「アート」「視覚メディア」「他者」を鍵概念に
ロシア、アメリカ、ドイツ、日本、カリブ諸島と広範囲にわたって
戦間期モダニズムにおける身体とメディアの境界
を多角的に論じる!

目次

◉序 章
身体とメディア:戦間期モダニズムのメディア分析へ向けて(中村嘉雄)
第Ⅰ部●マシーン・ボディ─モダンな身体の政治学
◉第一章
一九二〇年代ソ連における人間の機械化と反射の理論(佐藤正則)
◉第二章
メカニック・ボディ:帝国アメリカの「身体」とモードファッション(中村嘉雄)
◉第三章
飛翔する身体;戦間期アメリカ航空映画考(石原 剛)
◉第四章
ロケットと身体:アメリカン・モダニズムと大衆の想像力(藤野功一)
第Ⅱ部●モダン・アートの「美」的身体
◉第五章
古典から創出される前衛身体芸術:舞踏家イサドラ・ダンカンとモダン・ダンス(古谷裕美)
◉第六章
砂漠の肌、空景の眼:画家ジョージア・オキーフの身体(小笠原亜衣)
◉第七章
国家と裸身:プレコード、スペクタクル、『類猿人ターザン』(塚田幸光)
第Ⅲ部●フレームド・ボディ─表象される身体
◉第八章
「ナイスな」身体(ひとびと)のカタログ広告:『グレート・ギャツビー』(鈴木章能)
◉第九章
第一次世界大戦とパンデミックの分水嶺:革新性、アポリネール、「昔のパリ」(フェアバンクス香織)
◉第十章
ヒトラーとヘミングウェイが追求した理想の身体:
:『日はまた昇る』とナチス・反ユダヤ主義映画を架橋する優生思想(本荘忠大)
◉第十一章
南部小作農民の身体表象:ジェイムズ・エイジーと『フォーチュン』誌、一九三六年(山本裕子)
第Ⅳ部●身体とその他者
◉第十二章
ハーレム・ルネサンスの芸術家たちとサザン・ルネサンスの小説家たち:
黒人男性の身体表象をめぐって(本村浩二)
◉第十三章
ハイブリッド・ヒロインによる日本女性近代サーガ:
戦間期アメリカ映画『マダム バタフライ』と『東京スパイ大作戦』(柳沢秀郎)
◉第十四章
呪われた身体としてのゾンビと人形:『わたしはゾンビと歩いた!』における身体表象(福田安佐子)

著者プロフィール

中村 嘉雄  (ナカムラ ヨシオ)  (著/文 | 編集

アメリカ文学・文化、テクノロジー史/北九州工業高等専門学校准教授/九州大学大学院文学研究科英語学・英文学専攻博士後期課程満期退学/博士(文学、九州大学)
【主要業績】
「ランニング・ブル、ライティング・アーネスト─伝記的語りの政治性」『ヘミングウェイ批評─新世紀の羅針盤』(共著、小鳥遊書房、2022年)/「コーンの鼻はなぜ『平たく』なければならないのか─20世紀アメリカにおける混血恐怖と美容整形術を中心に」『ヘミングウェイ批評─三〇年の航跡』(共著、小鳥遊書房、2022年)(論文再録)/「優生学とヘミングウェイ─人種的レトリックの『大衆』戦略」『アメリカン・モダニズムと大衆文学─時代の欲望/表象をとらえた作家たち』(共著、金星堂、2019年)

小笠原 亜衣  (オガサワラ アイ)  (著/文 | 編集

モダニズム文学・芸術/関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授/日本女子大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程後期/博士(文学、日本女子大学)
【主要業績】
『アヴァンギャルド・ヘミングウェイ─パリ前衛の刻印』(単著、小鳥遊書房、2021年)/『ヘミングウェイ批評─三〇年の航跡』(編著、小鳥遊書房、2022年)/「アメリカン・アートの誕生─移民サダキチ・ハートマンと愛国的芸術論」『メディアと帝国─19世紀末アメリカ文化学』(共著、小鳥遊書房、2021年)/「ヘミングウェイとパリ前衛─建築的散文、空間芸術、間身体性」『アメリカ研究』第53号(ジャーナル論文、アメリカ学会、2019年)

塚田 幸光  (ツカダ ユキヒロ)  (著/文 | 編集

映画学、表象文化論、アメリカ文学/関西学院大学法学部・大学院言語コミュニケーション文化研究科教授/立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学/博士(関西学院大学)
【主要業績】
『クロスメディア・ヘミングウェイ─アメリカ文化の政治学』(単著、小鳥遊書房、2020年)/『シネマとジェンダー─アメリカ映画の性と戦争』(単著、臨川書店、2010年)/『メディアと帝国─19世紀末アメリカ文化学』(編著、小鳥遊書房、2021年)/『映画とジェンダー/エスニシティ』(編著、ミネルヴァ書房、2019年)/『映画とテクノロジー』(編著、ミネルヴァ書房、2015年)

上記内容は本書刊行時のものです。