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ゲーテ ポイエーシス的自然学の想像力
色彩論と生成する自然の力の源泉
発行:学芸みらい社
A5判
320ページ
上製
価格
5,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2020年8月24日
- 登録日
- 2020年7月2日
- 最終更新日
- 2020年8月27日
紹介
人間の精神が最も活動的になる時、その溢れ出る源泉とは何か? カントが沈黙した地点で、ゲーテは語り続けた──。
芸術と科学の知られざる共通の根を「Phantasie(想像力)」と捉え、その奔放な創造性の秘密に、「啓蒙主義的理性の底」を踏み抜いて迫ったゲーテ自然学の構想を、色彩論を柱に読み解く。
目次
■第1部:ゲーテの自然学と色彩論
第1章「自然とその反動」芸術としての学/力を呑み込む自然/シェリングの双極化した力/…
第2章「色彩の四つの領域」色彩を帯びた影と本当の色彩/暗闇の中の物理学的色彩/色彩感情と色彩環/…
第3章「原現象」原現象の現実性と同一性/あらゆる植物の部分の根源的同一性/色彩の根源の探究/…
■第2部:カント認識論の反映におけるゲーテ自然学の方法論
第4章「カントの「アプリオリな総合判断」とゲーテのアプリオリ」原形態の認識論的カテゴリー化/…
第5章「直観的悟性」直観を通じてか概念を通じてか/カントにとっての発展の原理/判断力か悟性か/…
第6章「想像力:自然のように産出的」大公
上記内容は本書刊行時のものです。