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自然・生業・自然観 橋本 道範(編集) - 小さ子社
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自然・生業・自然観 (シゼンセイギョウシゼンカン) 琵琶湖の地域環境史 (ビワコノチイキカンキョウシ)

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発行:小さ子社
A5判
456ページ
並製
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-909782-09-0   COPY
ISBN 13
9784909782090   COPY
ISBN 10h
4-909782-09-5   COPY
ISBN 10
4909782095   COPY
出版者記号
909782   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年3月31日
書店発売日
登録日
2021年1月17日
最終更新日
2023年2月28日
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紹介

自然に対する人間の観念(自然観)の本質はどのようなものであり、それはどのような原理で転換しているのだろうか――。
文理の枠を超えた多分野の研究者が、「生業」と「自然観」を軸に、1万1700年前の完新世以降、現代までの琵琶湖地域を対象に、自然と人間の関係を描き出す総合研究。
巨大地震、気候変動、資源の枯渇、そして地域の急激な人口減少に見舞われる現代日本に、新しい自然観の創造のための「地域環境史」を提起する。

■目次■
はじめに(橋本道範)

第1部 自然と自然観

第1章 繰り返された平安時代の近江地震 ― 地震の神・南海トラフ大地震・近畿東北部大地震―(保立道久)
第2章 幕末期における琵琶湖周辺の植生景観 ―「琵琶湖真景図」と「琵琶湖眺望真景図」を主な資料として―(小椋純一)
第3章 近代琵琶湖漁業の漁獲量の長期的な変遷 ― 人々は琵琶湖で何を採ってきたか―(藤岡康弘)
第4章 琵琶湖のヨシ(葭)地をめぐる近世人の自然観(東幸代)
第5章 森林を介した地域住民とカワウとの歴史的関係の地域差(亀田佳代子・藤井弘章・牧野厚史・前迫ゆり)

第2部 「ムラ」と自然観

第6章 先史社会における環境利用の稠密化 ― 社会規模からの推定―(瀬口眞司)
第7章 琵琶湖・淀川水系における中世漁撈について ― 御厨を中心に―(苅米一志)
第8章 近世人の水と土へのまなざし ― 湖岸村落を事例に―(鎌谷かおる)
第9章 中世惣村今堀郷の資源利用と自然観 ― 集落のなかの森づくり―(春田直紀)
第10章 日吉系祭礼にみられる自然観(市川秀之)
第11章 カヤネズミの生息環境と半自然草地に対する意識と管理(中村(澤邊)久美子)
終 章 自然・生業・自然観 ― 琵琶湖の地域環境史―(橋本道範)

著者プロフィール

橋本 道範  (ハシモト ミチノリ)  (編集

滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員.
主要論著:『日本中世の環境と村落』思文閣出版, 2015. 『再考ふなずしの歴史』サン
ライズ出版, 2016. 「地域環境史の自然観論―琵琶湖産フナ属のコード化をめぐって
―」石井美保・岩城卓二・田中祐理子・藤原辰史編『環世界の人文学―生と創造の探
究―』人文書院, 2021.

上記内容は本書刊行時のものです。