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出版者情報
無職本
発行:水窓出版
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ12mm
168ページ
並製
価格
1,450円+税
- 初版年月日
- 2020年7月7日
- 書店発売日
- 2020年7月2日
- 登録日
- 2020年5月31日
- 最終更新日
- 2020年10月17日
書評掲載情報
2020-10-09 | 新潟日報 朝刊 |
2020-08-09 |
北海道新聞
朝刊 評者: 水原涼 |
2020-08-07 |
NHKラジオ第一「すっぴん!」
評者: 高橋源一郎 |
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重版情報
2刷 | 出来予定日: 2020-10-30 |
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紹介
どこにでもいる普遍的な人々が、「無職」という肩書がついたときに考えていたこと、感じたことを、それぞれの表現方法で自由に書いてもらいました。
目次
無職ってなに?/松尾よういちろう
職業:無職/幸田夢波
無色透明/太田靖久
平日/スズキスズヒロ
底辺と無職/銀歯
僕、映画監督です!/竹馬靖具
浮草稼業/茶田記麦
本のなかを流れる時間、心のなかを流れる時間/小野太郎
前書きなど
世間では無職期間を空白期間と呼んだり、何も積み上げていない、社会的なキャリアを成していない無為な時間という風に捉えられたりしますが、ただそれは、(屁理屈だと言われるかもしれないけど)現在の社会で上手く生き抜くための一方的な考え方とも言えて、社会と距離を取っていた孤独な時間が当人の血となり細胞となっていると考えている人もいるはずです。この本では現代社会の価値観に迎合する考え方とは別に、どこにでもいる普遍的な人々が、「無職」という肩書がついたときに考えていたこと、感じたことを、それぞれの表現方法で自由に書いてもらいました。
はっきり言って本書はビジネス書や実用書のようにわかりやすい有用性はありません。ただ、ちゃんと生きていけるような自信がなくて社会から距離を置いたり、道を外れてしまって途方に暮れていたり、いろんなことが起こる人生には無駄なことなど一つもないと言いたい気持ちがあって本書を作った気もします。不安定ながら自由である期間にどんなことを考えるのか。他の人の考えを知ることで、少しでも読者のみなさんの想像力の幅が広がっていけばと思っています。
版元から一言
「無職」について様々な立場の人に自由に書いてもらいました。同じテーマながら各人各様の考え方が表されている、そんな本です。
上記内容は本書刊行時のものです。