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白い女の謎 ポール・アルテ(著、画) - 行舟文化
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白い女の謎 (シロイオンナノナゾ)
原書: Le Mystère de la Dame Blanche

文芸
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発行:行舟文化
B6判
縦182mm 横128mm 厚さ15mm
重さ 300g
322ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-909735-20-1   COPY
ISBN 13
9784909735201   COPY
ISBN 10h
4-909735-20-8   COPY
ISBN 10
4909735208   COPY
出版者記号
909735   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年12月18日
書店発売日
登録日
2024年10月16日
最終更新日
2024年12月20日
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紹介

バーンズは事件ごとに探偵のタイプを変えていく――まるで多重人格探偵のように。フェル博士、ファイロ・ヴァンス、御手洗潔、そして、本作ではエラリー・クイーン。
――解説(飯城勇三さん)より

英国の小村バックワースに君臨する名門リチャーズ家は、三つの事件に揺れていた。当主マチューが若い女秘書を後妻に迎えると言い出したこと、アフガンで戦死したと思われていた長女の夫の帰還。そして神出鬼没の《白い女》の霊。「白い女は出会った者の命を奪う」という村の言い伝え通りに怪死事件が発生し、マチューが狙われる。事件の背後には妖しい女占い師の姿が――名探偵オーウェン・バーンズが怪事件の謎を暴くシリーズ最新作!

ミステリ評論家・飯城勇三氏の37頁に亘る解説もお見逃しなく!

目次

プロローグ
1 インドの思い出
2 アフリカの思い出
3 白い女
4 噴水の幽霊
5 リーシアの予言
6 天使の小道
7 並はずれた敵
8 毒草、白い女、そしてキツネ
9 二つの顔を持つ男
10 ヴィヴィアンのアリバイ
11 オランダのダイヤモンド商
12 バックワース村の裏通りで
13 暗闇の星
14 女を捜せ
15 カラスの羽根
16 難しい使命
17 マチュー卿はどこに?
18 消えた本
19 占い
20 鳥の名前
21 遺言書
22 マチュー卿の墓
23 再びスーツケースが話題に
エピローグ

[解説]オーウェン・バーンズ・シリーズの魅力 飯城勇三

版元から一言

●全国の丸善・ジュンク堂書店さんおよび弊社通販でお求めいただいた方には、短編「ハデスの兜」を収録した特典冊子をプレゼント!

●本シリーズのカバーイラストはすべて著者自身の筆によるもの
 ―― ぜひコレクションに!

●本シリーズ既刊:
 『あやかしの裏通り』
  『2019本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第2位
  「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門 第8位
  『このミステリがすごい!2019年版』(宝島社刊) 海外篇 第6位

 『金時計』
  『2020本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第5位

 『殺人七不思議』
  『2021本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第3位

 『混沌の王』
  『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房刊) 海外ランキング 第9位

 『吸血鬼の仮面』

 『白い女の謎』

著者プロフィール

ポール・アルテ  (ポールアルテ)  (著、画

ポール・アルテ:
フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも、2002年に邦訳された『第四の扉』以来、作品が3作連続で「本格ミステリ・ベスト10」の1位を獲得するなど高い評価を得る。

平岡敦  (ヒラオカアツシ)  (

平岡敦:
フランス文学翻訳家。1955年千葉市生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒、中央大学大学院仏文学専攻修了。大学在学中はワセダミステリクラブに所属。現在は中央大学、法政大学等で仏語、仏文学を講じるかたわら、フランス・ミステリを中心に純文学、怪奇小説、ファンタジー、SF、児童文学、絵本など幅広い分野で翻訳活動を続けている。『この世でいちばんすばらしい馬』および『水曜日の本屋さん』で産経児童出版文化賞を、『オペラ座の怪人』で日仏翻訳文学賞を、『天国でまた会おう』で日本翻訳家協会翻訳特別賞を受賞する。そのほか主な訳書にグランジェ『クリムゾン・リバー』、アルテ『第四の扉』、ルブラン『怪盗紳士ルパン』がある。

上記内容は本書刊行時のものです。