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少女ティック 下弦の月は謎を照らす 千澤のり子(著) - 行舟文化
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少女ティック 下弦の月は謎を照らす (ショウジョティック カゲンノツキハナゾヲテラス)

文芸
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発行:行舟文化
B6判
縦182mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 270g
253ページ
並製
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-909735-05-8   COPY
ISBN 13
9784909735058   COPY
ISBN 10h
4-909735-05-4   COPY
ISBN 10
4909735054   COPY
出版者記号
909735   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年1月10日
書店発売日
登録日
2020年11月5日
最終更新日
2023年5月31日
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書評掲載情報

2021-04-01 PR誌ランティエ  2021年5月号  ニューエンタメ書評
評者: 末國善己
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紹介

童話みたいなミステリ。瑠奈が善良な女の子で、描かれる日常があまりにも健全すぎるので、酷い事件があたかも童話のように読めてしまう。勿論これは作者の企みなんだけれど、この童話テイストが何か愛おしい。
―― 作家 新井素子さん推薦!

ミステリ作家にして評論家でもある才媛が贈る
異色のガール・ミーツ・ミステリ!

ごく普通の小学生だったはずの片瀬瑠奈。ところが五年生に進級したばかりの春、彼女は老女に扮した謎の人物に連れ去られ、暗い部屋に監禁されてしまう。果たして犯人の正体とその目的は何か。そして、監禁場所はいったいどこなのか。瑠奈が連絡を取れる外部の人間は、携帯ゲームのすれ違い通信で出会った顔も知らない「フレンド」たちだけ。しかし、彼女はゲーム内でも何者かによって閉じ込められ……。「第一話 少女探偵の脱出劇」

保育園で毎日一緒に遊んでいた友達に久しぶりに会いたいと、古いはがきの消印を頼りにその引っ越し先を訪れた瑠奈。初めてのひとり旅を夏休みの自由研究にしてしまおうと意気込む瑠奈だったが、そこは出会う大人が女性ばかりの奇妙な町だった。「第二話 少女探偵の自由研究」

運動会直前の九月末、瑠奈は一年生の男の子から突如、「命を狙われている」と警告を受けた。女子トイレ内で死神が瑠奈のことを話していたという。心当たりなく困惑する瑠奈に対し、友達のくるみまで「この学校には死神がいる」と言い出して……。「第三話 少女探偵の運動会」

スマホ専用のアプリゲームのイベントのため、真冬の朝の公園に繰り出した瑠奈は、その近くにゲーマーを招き寄せるように旗が立てられた祠のあることに気づく。一方、祠のすぐ側に建つ古いアパートの一室で女性の凍死体が発見された。しかも、その部屋にいた不審な女性の姿を、瑠奈の兄が写真に収めていたという。「第四話 少女探偵と凍死体」

春夏秋冬、季節が巡るごとに巻き起こる事件を通じて、少女は一歩ずつ成長していく――。

目次

春 第一話 少女探偵の脱出劇
夏 第二話 少女探偵の自由研究
秋 第三話 少女探偵の運動会
冬 第四話 少女探偵と凍死体
エピローグ

著者プロフィール

千澤のり子  (チザワノリコ)  (

東京都生まれ。専修大学卒業。羽住典子名義で評論家としても活動している。2007年に二階堂黎人との合作『ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子』(宗形キメラ名義)を発表後、2009年に『マーダーゲーム』で単著デビュー。その他の著書に『シンフォニック・ロスト』『鵬藤高校天文部 君が見つけた星座』、共著に『人狼作家』『サイバーミステリ宣言!』『21世紀本格ミステリ映像大全』『平成ストライク』など。

上記内容は本書刊行時のものです。