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知能犯之罠
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年5月25日
- 書店発売日
- 2019年5月25日
- 登録日
- 2019年5月11日
- 最終更新日
- 2023年3月16日
書評掲載情報
2020-09-17 | クロスワードキング 2020年11月号 王様の本棚 |
2019-07-28 |
北海道新聞
日曜読書欄 評者: 大森滋樹 |
2019-07-17 |
小説すばる
2019年8月号 評者: 千街晶之 |
2019-07-12 |
本の雑誌
2019年8月号 評者: 小財 満 |
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紹介
中国ミステリ作家・紫金陳『官僚謀殺』シリーズ 邦訳第一弾『知能犯之罠』
・本格派×社会派 両立する傑作!
・全てを欺く犯人の罠! ! 真の狙いとは?!
・現在中国の社会システムをあざ笑う「殺人トリック」の数々
・戦慄の官僚連続殺人を描いたミステリ
・生き生きと描かれた警察官僚の行動や思考から、中国独特の犯罪捜査や解決方法が見えてくる。
「十五人の局長を殺し、足りなければ課長も殺す」――殺された公安局副局長の死体の傍らには、そんな“予告状"が残されていた。警察幹部が殺害され、拳銃が奪われる大事件。しかし、当初は誇大妄想的な衝動犯の犯行とみなされ、解決は容易と思われていた。だが、捜査が進むにつれ犯人は、警察の人海戦術の弱点や科学捜査の限界、そして防犯カメラネットワーク「天網」の盲点すら熟知して周到な計画を練り上げていたことが明らかになる。そして予告通り起こる、第二、第三の殺人。
暗礁に乗り上げた捜査を立て直すべく、指揮官の高棟は学生時代の旧友・徐策に協力を乞う。徐は数理論理学の天才と称され、アメリカに渡って心理学に転身、論理的思考のエキスパートとして成功したバンカーだ。
「友達のためだと思って、事件を分析してみてくれないか?」
だが、高棟は知らなかった。徐策こそが、一連の事件の真犯人であることを。
そして高棟は、現代中国の社会システムそのものを嘲笑うかのような、恐るべき徐策の「殺人トリック」に直面することとなる……。
実際の事件に着想を得た、官僚連続殺人事件をリアルかつスリリングに描く、「官僚謀殺」シリーズ第一弾!
目次
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
終章
訳者あとがき―― 防犯カメラが鳥瞰する中国社会
上記内容は本書刊行時のものです。