書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
学芸員の観察日記
ミュージアムのうらがわ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年2月10日
- 書店発売日
- 2023年2月27日
- 登録日
- 2023年1月20日
- 最終更新日
- 2023年2月27日
書評掲載情報
2023-05-08 |
読売新聞
夕刊 評者: 倉持佳代子(京都国際マンガミュージアム学芸員) |
2023-03-19 | 四国新聞 |
MORE | |
LESS |
紹介
山奥博物館で働く仲間たちは今日もお仕事に奮闘中!
ここはさまざまな役割を持った人が、日々働く、わりと大きな規模の公立博物館。展示をつくったり、 モノをあつめて、しらべて、整理したり…そんな学芸員たちは、どんな生き物なのか!? 学芸員ならではの悲喜こもごもをほのぼのとしたトーンで描く四コマまんが。
博物館の格好のお仕事案内であると同時に、学芸員になりたいと思う人のための本。書き下ろしで、学芸員の仕事がわかるコラム各種、四コマ「【外伝】学芸員の就活日記」なども収録しました。
SNSで連載中。待望の書籍化です!
目次
はじめに
~プロローグ~
山奥博物館で働く仲間たち
山奥博物館のご案内(1F/2F)
1 学芸員という生き物
写真撮影/写真撮影②/歓迎会/巻き段/書は人を表す?/誤解①/誤解②/誤解③/誤解④/衝突/雑芸員/職業病①/職業病②/不審者①/不審者②/ファッション/月曜日/博物館実習/恋バナ①/とっさ//音読み/グッズ/季節の挨拶/若手/同期
COLUMN ミュージアムの裏側で
ミュージアム? 博物館?/博物館と「もの」
2 展示をつくる!
抜き身/アウト/雨女/車酔い/アタリ/攻防①/攻防②/攻防③/攻防④/色校/色校②/色校③/色校④/納品/複雑な心境/この人/目/1件/誤字/リハーサル/記念/きゅうかんび/いつものこと/業務日報/アンケート/ボリューム/新出資料/作品返却
COLUMN 展示ができるまでのスケジュール
特別展を作る/常設展の魅力
3 あつめる、しらべる、整理する
礼儀作法/掃除/境界領域/薄葉紙/怖い話①/寄贈/恋バナ②/作品購入/役得/箱/真の姿/真行草/スナップ写真/見ごろ/単眼鏡/蔵書/判型/豪華版/とある一日①/とある一日②/似ている/貝塚/作品名①/画題/作品名②/員数/作品名③
COLUMN どこから来て、何をしているのか
展示品はどこからやってくるのか/購入品/寄贈品/寄託品/「もの」に「情報」を与える
4 まもって、のこす
揺れ/消火設備/虫①/虫②/落とし物/温湿度計/60日ルール/照度計/お土産/ギャップ/安全第一/ティッシュ/怖い話②/物騒な話/タケノコ/誤解⑤/二重シャッター/エレベーター
COLUMN 保存のこと、新井さんに聞いてみよう
博物館のお約束/展示室が暗くて見にくい!/展示室が寒い! 暑い!/展示室で飲んだり食べたりできたらいいのに。/「未来に伝える」ために
5 伝える、一緒に考える
よくある質問①/よくある質問②/よくある質問③/よくある質問④/よくある質問⑤/音声ガイド①/音声ガイド②/音声ガイド③/職人技/コラボ/展示される/ワークシート/成長/チラシ/昔の人
COLUMN すべての人のために
バラバラな興味や関心に答える/教育普及のお仕事
6 ウィズ・マスク
臨時休館/臨時休館延長中/ソーシャル・ディスタンス/マスク/立候補/ハカセ/おうち時間
COLUMN 博物館は何のためにある?
感染症の流行、そのとき博物館は/博物館が人間に与える影響
【外伝】学芸員の就活日記
学芸員資格/専攻/博物館実習/就活情報サイト/求職活動/大学院/チリン/発表準備/学会発表/論文投稿/就職試験/におい/質問/なんでもや①/なんでもや②/オオサンショウウオ①/オオサンショウウオ②/辞令交付/就職
COLUMN 学芸員になりたい
運とタイミング/学芸員の雇われかた
~エピローグ~
あとがき
おすすめの本~博物館のお仕事いろいろ~
前書きなど
【博物館に行くと、チケットをもぎってくれる人や、受付で案内をしてくれる人、展示室の隅で立ったり座ったりしている人(看視員/監視員)がいます。いかめしい制服の警備員さんや、ショップやレストランの店員さん、お掃除の人も見かけますね。……おや? 学芸員は、どこで何をしているのでしょうか? 博物館には学芸員がいるものだと聞くけれど、いったいどこに潜んでいるのでしょう。臆病な性格なのでしょうか。それとも夜行性?
学芸員が人前に姿を見せるのは、主に講演会やギャラリートークの時など。専門的なお話をする場所を好むようです。時々、テレビやインターネット動画でも目撃されます。しかし、それ以外の時間は、どう過ごしているのでしょう。この本では、そんな謎に満ちた学芸員の生態に迫ります。】(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。