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REKIHAKU 特集・人工知能の現代史 国立歴史民俗博物館(編) - 国立歴史民俗博物館
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REKIHAKU 特集・人工知能の現代史 (レキハク トクシュウ ジンコウチノウノゲンダイシ)

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A5判
112ページ
価格 1,091円+税
ISBN
978-4-909658-81-4   COPY
ISBN 13
9784909658814   COPY
ISBN 10h
4-909658-81-5   COPY
ISBN 10
4909658815   COPY
出版者記号
909658   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年6月28日
書店発売日
登録日
2022年5月24日
最終更新日
2022年6月28日
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紹介

国立歴史民俗博物館発! 歴史と文化への好奇心をひらく『REKIHAKU』!
いまという時代を生きるのに必要な、最先端でおもしろい歴史と文化に関する研究の成果をわかりやすく伝えます。

本書の特集は「人工知能の現代史」。
人間の知的ふるまいをコンピューターに再現させる方法を研究する分野を「人工知能(AI)」と呼ぶが、2012年頃に「深層学習」と呼ばれる技術が登場し、AIは急速な発展を遂げ、いまもその技術の進化はとどまることを知らない。
例えば自動車の自動運転、言語の翻訳、音声・画像認識、ロボット制御、病理診断等々、その技術は社会のすみずみに浸透している。
だがこの技術は、急に現れたものではなく、実は長い歴史を有するものであった。
本特集では、その歴史を「人工知能」前史から説きおこしていく。近年問題になっている、人種差別やジェンダー、貧富格差やフェイクニュースといった社会問題も含め論じ、歴史学の方法と知見をフルに活用しつつ「人工知能」の歴史に迫る。
【人工知能も含む情報処理技術の歴史を研究する分野を「コンピューティング史」という。本特集が読者にとってコンピューティング史へのよい導入ともなれば幸いである。(橋本雄太)】
特集執筆は、杉本 舞/小澤京子/橋本雄太/久木田水生/喜多千草/前山和喜/林 晋/鈴木卓治/河西棟馬。

特集以外の記事も、好評連載・鷹取ゆう「ようこそ! サクラ歴史民俗博物館」、石出奈々子のれきはく!探検ほか、盛りだくさんで歴史と文化への好奇心をひらいていきます。

歴史や文化に興味のある人はもちろん、そうではなかった人にもささる本。それが『REKIHAKU』です。年3回刊行!

目次

特集 人工知能の現代史

1 AI登場前後の研究の流れを概観する
「人工知能」前史──機械の脳とサイバネティクス(杉本 舞)

2 人工知能をめぐるジェンダーの問題●COLUMN
AIはだれの顔をしているのか?(小澤京子)

3 60年以上にわたるAI研究の歴史
AI研究史概観──ダートマス会議から深層学習の登場まで(橋本雄太)

4 人工知能とロボットの倫理をめぐる歴史●COLUMN
AIが制御できなくなったら?(久木田水生)

5 社会に進出するコンピューターがもたらす議論
「人工知能」と社会── 一九六〇年代を中心に(喜多千草)

6 日本人はどのように「考える機械」を受け入れたのか●COLUMN
日本における人工頭脳としてのコンピュータの受容(前山和喜)

7 次世代コンピューター開発への日本の挑戦
第五世代コンピュータープロジェクト── 一九八〇年代の日本(林 晋)

8 個人用コンピューターがまだ実用品ではなかった時代の思い出●COLUMN
四〇年前のマイコンプログラムとカセットテープ(鈴木卓治)

9 国家の統治技法としてのサイバネティクスとその実践●COLUMN
サイバネティクスと社会主義──サイバーシン計画 1970-73(河西棟馬)

○「人工知能の現代史」用語集(橋本雄太)

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たかが歴史 されど歴史
元号(年号)字の決定権(小倉慈司)

博物館マンガ 第5回
ようこそ! サクラ歴史民俗博物館
大型展示物の掃除はとっても大変!(鷹取ゆう)

石出奈々子のれきはく!探検 第5回
お米のチカラ 西の地カラ(石出奈々子)

フィールド紀行
掘る、歩く、感じる
遺跡から未来へ  第2回●古墳時代社会像を構築する(岡山から全国へ)(松木武彦)

誌上博物館 歴博のイッピン
描かれた職人たち
東北院職人歌合(村木二郎)

歴史研究フロントライン
アワビから読み解く古代史(清武雄二)

EXHIBITION 歴博への招待状
特集展示「「もの」からみる近世 水滸伝ブームの広がり」
(大久保純一)

SPOTLIGHT 若手研究者たちの挑戦
樹木年輪がみちびく高精度年代研究の新境地(箱﨑真隆)

歴史デジタルアーカイブ事始め 第4回
国立公文書館アジア歴史資料センター(橋本雄太)

くらしの植物苑歳時記
特別企画「伝統の朝顔」のご案内

博物館のある街
高知県立高知城歴史博物館のある街、 高知城下町(藤田雅子)

くらしの由来記
アクセサリーの今昔(高田貫太)

研究のひとしずく
変わりゆく葬儀 第2回●供物をこしらえる(山田慎也)

Kaleidoscope of History
Pleistocene Fossils of Wolves in Japan: NAORA Nobuo Collection
(工藤雄一郎)

歴博友の会 会員募集
REKIHAKUのコンセプト
英文目次

著者プロフィール

国立歴史民俗博物館  (コクリツレキシミンゾクハクブツカン)  (

千葉県佐倉市城内町にある、日本の考古学・歴史・民俗について総合的に研究・展示する博物館。通称、歴博(れきはく)。歴史学・考古学・民俗学の調査研究の発展、資料公開による教育活動の推進を目的に、昭和56年に設置された「博物館」であり、同時に大学を中心とする全国の研究者と共同して調査研究・情報提供等を進める体制が制度的に確保された「大学共同利用機関」。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
https://www.rekihaku.ac.jp/

橋本 雄太  (ハシモト ユウタ)  (

国立歴史民俗博物館准教授(人文情報学、科学史) 【著書・論文】「『みんなで翻刻』の運用成果と参加動向の報告」(人文科学とコンピュータシンポジウム2020論文集、2020年)、「AI文字認識とクラウドソーシングを組み合わせた歴史資料の大規模テキスト化」(『人工知能学会誌』36-6、2020年)【趣味・特技】海釣り、ランニング【Twitter】@yuta1984

澤田 和人  (サワダ カズト)  (

国立歴史民俗博物館准教授(美術史) 【著書】「ハインリッヒ・コレクションの木綿製品に見る近代化」(日高薫・ベッティーナ ツォルン・国立歴史民俗博物館編『異文化を伝えた人々Ⅱ―ハインリッヒ・シーボルトの蒐集資料』臨川書店、2021年)、「アメリカにおける日本の染織品に対する嗜好の変化―野村正治郎の販売活動を手掛かりとして」(日高薫・国立歴史民俗博物館編『異文化を伝えた人々―19世紀在外日本コレクション研究の現在』、臨川書店、2019年)、「野村正治郎の初期の活動―刺繡貿易商から骨董商へ」(『MUSEUM』674、東京国立博物館 2018年) 【趣味・特技】ワークアウト

上記内容は本書刊行時のものです。