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REKIHAKU 特集・されど歴史 国立歴史民俗博物館(編) - 国立歴史民俗博物館
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REKIHAKU 特集・されど歴史 (レキハクトクシュウサレドレキシ)

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A5判
112ページ
並製
価格 1,091円+税
ISBN
978-4-909658-38-8   COPY
ISBN 13
9784909658388   COPY
ISBN 10h
4-909658-38-6   COPY
ISBN 10
4909658386   COPY
出版者記号
909658   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月26日
書店発売日
登録日
2020年10月5日
最終更新日
2020年10月30日
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紹介

国立歴史民俗博物館発! 歴史と文化への好奇心をひらく『REKIHAKU』、遂に創刊!
いまという時代を生きるのに必要な、最先端でおもしろい歴史と文化に関する研究の成果をわかりやすく伝えます。

創刊号となる本書の特集は「されど歴史」。

先を見通せないこんな時代に、歴史の研究は役に立つということはできるのか。そんな問いをよそに、こりかたまった思考を解放したり、知的好奇心がうずいたり、境界を広げるような研究が日々生まれている。立ち位置をかえ、ものごとを注意深く観察することで、新たな光を見つけようとする、そんな研究のリアルな現場を、率直に伝えます。
[キーワード]社会的につくられる性別/環境と開発/資料の救済・保存・継承/近現代の食文化/国際共同研究のいま/博物館展示のいま/くずし字認識システムの開発/日本の葬送習慣

特集以外にも、教科書には載らない歴史のこぼれ話、いま注目の博物館漫画家・鷹取ゆうの連載、浅井企画のお笑い芸人・石出奈々子の連載、フィールドワークのビジュアル記事、デジタル研究や若手研究者の記事、全国の博物館や、くらしにまつわる事物を振り返る記事、そして海外の研究記事など、盛りだくさんで歴史と文化への好奇心をひらいていきます。

執筆は木下尚子、西谷 大、三上喜孝、柴崎茂光、天野真志、関沢まゆみ、日高 薫、福岡万里子、原山浩介、橋本雄太、カラーヌワット・タリン、土居 浩、仁藤敦史、鷹取ゆう、石出奈々子、川村清志、大久保純一、後藤 真、横山百合子、小風綾乃、立石信一、青木隆浩、内田順子、ハンス・ビャーネ・トムセン、山田慎也。

歴史や文化に興味のある人はもちろん、そうではなかった人にもささる本。それが『REKIHAKU』です。年3回刊行!

目次

REKIHAKUのコンセプト

特集 されど歴史

[特集対談]
歴史学はこういうときに、何ができるか
木下尚子(熊本大学名誉教授)×西谷 大(国立歴史民俗博物館館長)

1.社会的につくられる性別
ジェンダー史研究事始(三上喜孝)

2.環境と開発
実は開発されていた「手つかずの大自然」(柴崎茂光)

3.資料の救済・保存・継承
資料を残し伝えることの意味(天野真志)

4.近現代の食文化
食生活の歴史を問い直す(関沢まゆみ)

5.在外資料調査研究のいま
シーボルト父子と一五〇年前の日本(日高 薫・福岡万里子)

6.博物館展示のいま
「差別」と多様性をどう展示するか(原山浩介)

7.くずし字認識システムの開発
AIで歴史・文化を解明する(橋本雄太・カラーヌワット・タリン)

8.日本の葬送習慣
死者をどう扱う「べき」かの前に(土居 浩)

特集をもっと詳しく知りたい人へ おすすめの4冊

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たかが歴史、されど歴史
お札になった皇后─近代の女帝像(仁藤敦史)

博物館マンガ 第1回
ようこそサクラ歴史民俗博物館(鷹取ゆう)

石出奈々子のれきはく!探検 第1回
幕府のミスター自己主張、高国おじさんのアピール屏風(石出奈々子)

フィールド紀行
曳山に集いて、明日を見つめて
輪島市門前町皆月山王祭(川村清志)

誌上博物館 歴博のイッピン
描かれた都の熱狂―蝶々踊り図屛風
(大久保純一)

歴史研究フロントライン
偶然の出会いから新たな「知」を生み出すそんなプロジェクトがある
(後藤 真)

EXHIBITION 歴博への招待状
企画展示「性差(ジェンダー)の日本史」へようこそ!(横山百合子)

SPOTLIGHT 若手研究者たちの挑戦
外国語と人文情報学を武器に
――情報技術でつながった近世フランス史と古代日本史(小風綾乃)

くらしの植物苑歳時記
特別企画「伝統の古典菊」「冬の華・サザンカ」のご案内

博物館のある街
北海道白老町
国立アイヌ民族博物館、町と人の記憶(立石信一)

くらしの由来記
石鹸とシャンプーの近現代史(青木隆浩)

研究のひとしずく
市のたのしみ 第1回(内田順子)

海外の日本研究から
海外における日本研究―スイスのケーススタディ(ハンス・ビャーネ・トムセン)

歴博友の会 会員募集

歴博ホームページ「どこでもれきはく」リニューアルオープン

英文目次

著者プロフィール

国立歴史民俗博物館  (コクリツレキシミンゾクハクブツカン)  (

千葉県佐倉市城内町にある、日本の考古学・歴史・民俗について総合的に研究・展示する博物館。通称、歴博(れきはく)。歴史学・考古学・民俗学の調査研究の発展、資料公開による教育活動の推進を目的に、昭和56年に設置された「博物館」であり、同時に大学を中心とする全国の研究者と共同して調査研究・情報提供等を進める体制が制度的に確保された「大学共同利用機関」。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
https://www.rekihaku.ac.jp/

山田 慎也  (ヤマダ シンヤ)  (

国立歴史民俗博物館教授(民俗学・文化人類学)
【著書】『現代日本の死と葬儀:葬祭業の展開と死生観の変容』(東京大学出版会、2007年)、『変容する死の文化:現代東アジアの葬送と墓制』(共編著、東京大学出版会、2014年) 【趣味・特技】茶道、ぼた餅作り、葬儀写真鑑定

内田 順子  (ウチダ ジュンコ)  (

国立歴史民俗博物館(民俗学/民俗学的な映画の研究)【著書】『映し出されたアイヌ文化―英国人医師マンローの伝えた映像』(2020年、吉川弘文館)、『DVDブック 甦る民俗映像 渋沢敬三と宮本馨太郎が撮った1930年代の日本・アジア』(共編著、岩波書店、2016年)【関心事】文化の内的な蓄積がいかに身体に反映されるのか

橋本 雄太  (ハシモト ユウタ)  (

国立歴史民俗博物館テニュアトラック助教(人文情報学) 【著書】Yuta Hashimoto, A Survey of Digital Approaches to the Large-scale Transcription of Pre-modern Japanese Documents, Integrated Studies of Cultural and Research Resources, March 2019、『歴史情報学の教科書』(共編著、文学通信、2019年) 【趣味・特技】歴史資料テキストデータベースの構築、海釣り 【Twitter】@yuta1984

上記内容は本書刊行時のものです。