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デュー・ブレーカー エドウィージ・ダンティカ(著) - 五月書房新社
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デュー・ブレーカー
原書: The Dew Breaker

四六判
縦195mm 横135mm 厚さ20mm
264ページ
上製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-909542-10-6
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年8月
書店発売日
登録日
2018年6月29日
最終更新日
2018年8月1日
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紹介

夫は、わたしの身内を拷問した「デュー・ブレーカー」(朝露を蹴散らす者=拷問執行人)かもしれない。わたしが勘づいていることを、夫もまた知っているだろう。いつの日か娘が両親の秘密を知って、アメリカでやっと手にしたこのささやかな幸せが失せる時が来てしまうのだろうか……。
カリブの濃密な夜空に輝く星座のように配置された九つの挿話が、ハイチの社会的記憶を浮き上がらせる。

久しく邦訳が待望されていたエドウィージ・ダンティカの二作目の短篇集(2004年)。

目次

死者の書
セブン
水子
奇跡の書
夜話者(ナイトトーカー)
針子の老婦人
猿の尻尾(1986年2月7日 / 2004年2月7日)
葬式歌手(フューネラルシンガー)
デュー・ブレーカー 1967年頃

著者プロフィール

エドウィージ・ダンティカ  (エドウィージ ダンティカ)  (

ハイチ系アメリカ人作家。1969年ハイチのポルトープランス生まれ。経済的理由で両親が先にニューヨークに移住し、12歳のときに渡米して両親と合流、以後ブルックリンのハイチ系コミュニティで育つ。修士論文をベースに書いた『息吹、まなざし、記憶』でデビュー。『クリック? クラック!』で全米図書賞最終候補、『骨狩りのとき』で全米図書賞、『愛する者たちへ、別れのとき』で全米書評家協会賞を受賞。2018年ノイシュタット国際文学賞受賞。デュバリエ独裁政権による民衆弾圧、隣国ドミニカによる虐殺などのハイチの暗い社会的記憶を、声高にではなく静謐で抒情的な筆致で描く作風が高く評価されている。

山本 伸  (ヤマモト シン)  (

1962年和歌山県生まれ。四日市大学環境情報学部メディアコミュニケーション専攻教授、沖縄国際大学非常勤講師。専門は英語圏カリブ文学。著書に『カリブ文学研究入門』(世界思想社)、共編に『バードイメージ―鳥のアメリカ文学』(金星堂)、『世界の黒人文学』(鷹書房弓プレス)、共著に『水声通信―ポスト・ソウルの黒人文化』(水声社)、『下からのグローバリゼーション』(新評論)など、訳書にE・ダンティカ『クリック? クラック! 』(五月書房新社)などがある。またFMラジオ人気番組のDJという顔ももつ。

上記内容は本書刊行時のものです。