版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
46歳で父になった社会学者 工藤保則(著/文) - ミシマ社
.

書店員向け情報

在庫ステータス

在庫あり

取次情報

取次: おとりよせ@ブックサービス|八木
直接取引: あり(自社)

46歳で父になった社会学者

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:ミシマ社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ19mm
240ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-909394-49-1   COPY
ISBN 13
9784909394491   COPY
ISBN 10h
4-909394-49-4   COPY
ISBN 10
4909394494   COPY
出版者記号
909394   COPY
 
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年3月19日
書店発売日
登録日
2021年2月9日
最終更新日
2021年3月19日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

理想や正解にしばられない、育児のはなし
職業、大学教員。専門は社会学。40歳を過ぎて結婚し、46歳で父になった。自分たちなりの家族の健やかさを探りつづけた7年間。一人の男性がだんだんと父になるまでの、試行錯誤と喜びに満ちたエッセイ集。

妻は会社員。共働き夫婦として、無理をしない子育てを試行錯誤中/どちらの親とも離れた場所に暮らす/車の免許は持っていない。実家への帰省は高速バスで/2020年コロナ禍に、息子は小学1 年生になった……描かれているのは、この時代の、とある育児の風景。

他の人から見たらなんでもないことこそが、
個々の人生でいちばん大切なこと。
とにかく観察と記録のあり方がすごいです。
――吉本ばなな


●本書より

◎これまでの生活が一変した…
「変わったこと」をあげればきりがない。あらゆることにおいてそれまでの自分のペースはことごとく崩され、子どもの生理や生活を基にしたものに切りかえられた。けれども、それは決して不本意なことや嫌なことではなく、人生半ばを過ぎたところで思いがけず遭遇した、生活に新鮮なリズムとテンポをあたえてくれるうれしい転機だった。(まえがきより)

◎妊娠がわかったとき…
この上なくうれしい気持ちである自分と、必ずしもそうではなさそうな妻。妻がなぜ喜びに満ちていないのかよくわからないままでいた。(第一章より)

◎妻がつわりのとき…
もともと体力のない妻は、つわりでその少ない体力も奪われ、体重も落ちた。やつれて顔はひとまわり小さくなった。あたりまえだが、私のからだには何の変化も起こっていない。苦しみを負担しようにも、私は全くの無力だった。(第一章より)

◎子どもの歯磨き…
子どもの歯を気にかける。子どもが嫌がっても歯をみがく――とるにたらない日常のひとコマだ。歯みがきにかぎらず、私たちはこのような些細なことを、日々、無数に繰り返している。そうしていくうちに、しらずしらず、子どものあしらい方が板についてくる。私たちは劇的に親になるのではない。こまごましたルーティンの営みと小さな努力の積み重ねによって、 だんだんと親になっていく。(第三章より)

目次

まえがき
第一章 まだ父になっていなかった
  妊娠/変化/誕生/ケア
第二章 父になっていく
  無理/料理/失敗/物語/遊び/ふく/洗濯
第三章 生活というドラマ
  病気/甘物/正月/讃歌/成功
第四章 社会とつながりなおす
  帰省/迷惑/礼所/公共
第五章 「家」や「血」をこえて
  時間/別れ/先祖/法事/有名
第六章 じゅんは兄になった
  宝物/距離/生活
あとがき

著者プロフィール

工藤保則  (クドウヤスノリ)  (著/文

1967 年、徳島県生まれ。龍谷大学教授。専門は文化社会学。著書に『中高生の社会化とネットワーク』(ミネルヴァ書房)、『カワイイ社会・学』(第25回橋本峰雄賞、関西学院大学出版会)、共編著に『無印都市の社会学』(法律文化社)、『〈オトコの育児〉の社会学』(ミネルヴァ書房)などがある。現在、7歳の息子と2 歳の娘の子育てまっただ中。

上記内容は本書刊行時のものです。