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遺伝子から解き明かす鳥の不思議な世界 上田 恵介(編集) - 一色出版
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遺伝子から解き明かす鳥の不思議な世界

発行:一色出版
A5判
432ページ
並製
定価 4,500円+税
ISBN
978-4-909383-09-9
Cコード
C0045
一般 単行本 生物学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年11月30日
書店発売日
登録日
2019年10月28日
最終更新日
2020年5月15日
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紹介

あの鳥は、どのように進化してきたのか?--特有の色彩世界と色覚の進化、道具を操る学習と記憶、美しい羽模様を生み出す分子メカニズム、絶滅危惧種と保全活動の実像など、鳥類学の主なテーマを網羅。さらにいつでも読書を可能にさせるオンライン版とともに、鳥たちの謎と魅力を描き出す。

目次

第Ⅰ部 認知生態
第1章 鳥がみている色彩の世界
第2章 カラスの認知機能
第Ⅱ部 鳥の色彩と社会行動の進化
第3章  鳥の色彩と遺伝的背景
第4章  カエデチョウ科鳥類の性淘汰と雌雄コミュニケーションの進化
第5章  EPC今昔物語
第Ⅲ部 分子系統地理
第6章 分子系統樹から解き明かす琉球列島に固有な鳥たちの起源
第7章  DNA・外部形態・音声の違いから明らかとなったメボソムシクイ上種の謎
第8章  DNAからみえてきた伊豆・小笠原諸島の鳥の起源
第9章 DNAからみた北海道のスズメの遺伝的特徴
第Ⅳ部 鳥の歴史と進化を探る
第10章 古文書の「丹頂」からタンチョウを探る
第11章  遺跡から出土するアホウドリの骨の動物考古学と考古鳥類学
第12章  化石から類推する鳥類の繁殖方法の進化
第13章  空中と水中でのストローク
第Ⅴ部 保全遺伝学
第14章  アホウドリ復活への歩みと保全遺伝学
第15章  ライチョウをめぐる遺伝的問題
第16章  絶滅危惧種保全と外来種管理への保全遺伝学的アプローチ
第17章  渡り鳥マガンの遺伝構造からみえるフライウェイの保全管理
第18章  希少猛禽類2種の遺伝的多様性を比較する
第19章  病原体とともに空を飛ぶ運搬者

前書きなど

この本は(…)現在、日本の鳥類学の第一線で活躍している研究者19人に書いてもらったものを1冊にまとめたものです。まずはどこからでもいいので、自分の興味のある章から、気ままに読んでください。各論文には研究データだけでなく、研究の周辺の話も入っています。そこにはこれから鳥の研究を志す高校生、大学生ももちろん、多くの若い研究者たちに役に立つヒントもいっぱい盛り込まれています。
(『はじめに」より)

版元から一言

日本野鳥の会会長の上田恵介先生による、「進化」を軸に、鳥類の主なテーマを網羅した一冊です。
ディープな鳥たちの世界を、各分野のプロが詳しく解説し、写真集やフィールド観察だけではわからない具体的メカニズム、とくに進化の実際のプロセスをありありと描き出します。
本ではカラー掲載できなかった美しい写真もオンライン版を用意してますので、購入者は高解像の写真と共に、より読書を自由にできるようにしています。

著者プロフィール

上田 恵介  (ウエダ ケイスケ)  (編集

日本野鳥の会会長、立教大学名誉教授。理学博士(大阪市立大学理学部、1985年)。著書に、『一夫一妻の神話』(蒼樹書房)、『鳥はなぜ集まる』(東京化学同人)、『花・鳥・虫のしがらみ進化論』(築地書店)、『野外鳥類学を楽しむ』(海游舎)など。大阪府立大学大学院農学研究科(修士課程)では昆虫の個体群生態学を研究。のちに大阪市立大学理学部に移り、博士課程以降は鳥類の配偶関係や繁殖様式に関する行動生態学的研究をしている。進化心理学(人間社会生物学)、擬態や種子散布、感覚生態学も興味の範囲。研究のキーワードは進化。

関連リンク

「遺伝子から解き明かす」シリーズ


上記内容は本書刊行時のものです。