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ある日突然、普通のママが子どものネットトラブルに青ざめる 長谷川 陽子(著) - アイエス・エヌ
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ある日突然、普通のママが子どものネットトラブルに青ざめる (アルヒトツゼンフツウノママガコドモノネットトラブルニアオザメル) 知らないと意外にコワいネットとスマホの落とし穴 (シラナイトイガイニコワイネットトスマホノオトシアナ)

教育
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四六判
縦188mm 横127mm 厚さ14mm
重さ 240g
223ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-909363-01-5   COPY
ISBN 13
9784909363015   COPY
ISBN 10h
4-909363-01-7   COPY
ISBN 10
4909363017   COPY
出版者記号
909363   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
長期品切れ
初版年月日
2017年12月
書店発売日
登録日
2018年3月23日
最終更新日
2023年9月29日
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紹介

お子さんにネットやスマホを安全に使っていただくために、次のようなことを紹介しています。(一部抜粋)
●子どもを取り巻くネット環境の実態
●トラブルに巻き込まれないための心構え
●スマホやアプリの設定方法
●フィルタリングの上手な使い方
●ネット利用ルールの作り方
●どのような場合に以下の法律に触れるのか。
不正アクセス禁止法/児童ポルノ禁止法/リベンジポルノ防止法/著作権法/公職選挙法

目次

PART1 子どもをめぐる「いまどきのネット事情」
インターネットは悪いもの?
「うちの子は大丈夫」が一番危ない
みんなとつながりたい子どもたち
何がダメなの? 何でダメなの?
「ネットは苦手……」では、子どもを守れない

PART2 日本の子どもはネットトラブルに巻き込まれやすい!?
「みんなといっしょなら安心」というのは、心の隙です
日本人はいい人ですが、騙されやすくもあります
「日本は安全」が幻想であることを、ご説明しましょう
「安心」と「安全」の違い、分かりますか?
都会より田舎のほうが安全? 実は逆なんです

PART3 ネットが悪いのではなく、「使い方」が問題
アプリを悪者にしても、何も解決しません
いまの日本、考える力が弱まってしまったのかも……
「設定」を見れば、いろんなことに気づきますよ
使いこなせていますか? 「フィルタリング」
意外とコワい「ネットにアップした写真」

PART4 わが子を「加害者」にしてしまう危険がいっぱい
ありがちな危険。それはまず「著作権の侵害」
気づかないうちに「肖像権」を侵害しているかも
「人が嫌がることはしない」が基本です
「過ちを忘れてもらう権利」があるんです
「知らなかった」ではすまない、あるある! 事例

PART5 え!? そんな法律、あったの?
「ママのIDとパスワードだよ」で不正アクセス禁止法違反
「ちょっとふざけただけなのに」で児童ポルノ製造の罪
「元カノに仕返ししたかった」でリベンジポルノ防止法違反
「運動会の動画、アップしたよ」で著作権法違反
「立候補者のツイートをリツイート」で公職選挙法違反

PART6 今日からできる「ネット利用ルールの作り方」
お子さんが使っているゲーム名やサービス名、知ってます?
子どもだけのルールはダメ。親もいっしょに守ること
「一日のタイムスケジュール」を見直してみましょう
ルールは子どもの成長に合わせて変えるのがコツです
スマホやゲーム機を体から離す時間を作りましょう
子どもが具体的にイメージできるように伝えてみましょう

前書きなど

何気ない書き込みが炎上し、心に傷を負ってしまった。
悪ふざけの延長で友達のスマホを使ったら、警察沙汰になってしまった。
ネット上に彼女の写真をアップしたら、彼女が不登校になってしまった。
私は思います。
子どもたちには、ちょっとしたことで一生を棒に振ってほしくない。
受ける必要のない傷を、負ってほしくない。
知っていれば防げることを、「知らなかった」というだけで防げないなんて、悔しすぎる。
その悔しさが、講演活動を続ける原動力です。(本文より)

版元から一言

「ネットは苦手…」「うちの子や孫に限って…」。その意識がトラブルや犯罪の原因です。
本書は、ネットやSNS について「大人が子どもに伝えるための指南書」です。「ネットは苦手…」という保護者やおじいちゃん、おばあちゃんでも、すんなり理解できて、すぐに取り組める方法を盛り込んでいます。ネットのルールをどう教えていいのか悩む方々に、少しでもお役に立てればと願っています。

著者プロフィール

長谷川 陽子  (ハセガワ ヨウコ)  (

情報教育アナリスト
島根県松江市出身。関西の短大を卒業後、大阪の流通業界に就職。1994年にUターンし、営業事務を6年間経験しながら、ふるさと・島根の良さを情報発信するようになる。
その後、パソコンのインストラクター・講師などを経て、2001年にSOHOコーディネートを主な業務とする「(有)Willさんいん」を設立。SOHOネットワークを通じてWebサイトや媒体制作などを行ううち、子どもたちの情報モラルが非常に低いことに気づく。2006年からは「情報モラル教育」に重点を置き、全国各地の小・中・高の児童・生徒・教職員・PTA、一般の方を対象に、これまで700校以上で講演・研修を実施。2009年には実家の神社を継承するため神職の資格を取り、日本人のDNAと情報モラルの関係にまで目を向けた講演を行う。2015年より「(有)Willさんいん」を後任に託し、情報教育アナリストとしてフリーランス活動に専念している。

上記内容は本書刊行時のものです。