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がん患者の家族を救う55のQ&A 酒井たえこ(著) - アイエス・エヌ
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がん患者の家族を救う55のQ&A 癒やしのプロが体験から語る「つらさの乗り越え方」

四六判
縦188mm 横127mm 厚さ13mm
重さ 220g
203ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-909363-00-8
Cコード
C2047
実用 単行本 医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年8月
書店発売日
登録日
2017年9月2日
最終更新日
2018年9月6日
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紹介

末期がんの患者に対する「緩和ケア」は進みましたが、いまだに苦痛から抜け出せない人たちがいます。それは「がん患者を支える家族」です。難しい病態の説明、薬や手術の選択と決断、患者本人への告知の問題…。初めて尽くしの状況に混乱しながら、大切な人ががんになった悲しみ、看病疲れ、本心を誰にも相談できない孤独にさいなまれ、心の中で悲鳴を上げています。
本書は、ノウハウだけでなく「考え方」「心のあり方」にもスポットを当て、Q&A方式で家族の具体的悩みに答えます。がんはもちろん、難病の患者を支える家族にも役立ちます。

目次

はじめに ご家族との出会いは一期一会

序章 がんという病気の「本当の意味」
初期がんと末期がんの違いって?
人生の置き時計を置かれる。それが末期がん
死に方を選べる時代になった
がんは「死」ではなく「生」を考える病

PART 1 がんを理解するコツ
Q1  何度病気の説明を受けても理解できない。どうすれば?
Q2  がんを調べたら情報が膨大。どれを信じればいいの?
Q3  患者の生き方が大事と言われた。どういうこと?
Q4  最期のとき、どんなことが起こるの?
Q5  がんの進行に気持ちと知識がついていかないのですが……
Q6  どうしたら患者本人の苦しみを理解できますか?
Q7  余命通りに亡くなるの?それとも奇跡は起こる?

PART 2 医師、看護師、病院とのつき合い方
Q8  医師や看護師に嫌われない方法は?
Q9  医師も看護師も忙しそう。質問していいの?
Q10 医師と性格や考え方が合わない。どうすれば?
Q11 名医だが冷たい、平凡だが優しい、どちらの医師がいい?
Q12 代替医療のことについて、医師に相談してもいいの?
Q13 希望の病院に入院できない。どうすれば?
Q14 末期がんの治療は、どんな病院で受けられるの?
Q15 ターミナルケアを受けさせてあげたい。病院選びのコツは?
Q16 終末期のがんの家族を在宅で看病することは可能?
Q17 延命治療について、医師にどう伝えれば?

PART 3 患者本人と向き合うには
Q18 患者本人が言うことを聞いてくれない。怒ってはいけない?
Q19 何もしてあげられないという無力感でつらいのですが……
Q20 悪いことばかり考えてしまう。前向きになる方法は?
Q21 宗教に頼るのはいけないこと?
Q22 患者には、すべて本当のことを言わなければいけないの?
Q23 頑張って看病しても感謝してくれない。なぜ?
Q24 ものを食べられないのに食べたがる。どうすれば?
Q25 患者本人は帰りたがっているが、在宅看護の自信がない……

PART 4 兄弟や親戚のこと、どう考える?
Q26 がんのこと、親族のどの範囲まで知らせるべき?
Q27 兄弟や親戚にも患者の余命を告げるべき?
Q28 家族会議では、何を話し合ったらいいの?
Q29 家族会議では納得することが大事というが、納得って何?
Q30 看病中、ほかの家族に何か問題が起こったらと心配なのですが…
Q31 親族にお見舞いに来てほしくないときはどうすれば?
Q32 困ったお見舞い客に早く帰ってほしいときは?
Q33 「頑張って」と言われてイヤな気分に。いけないこと?
Q34 看病をほかの兄弟や親戚に頼るのは不安なのですが……

PART 5 自分の癒やし方、守り方
Q35 看病で夜眠れない。もう限界です……
Q36 看病が大変で家のことにぜんぜん手が回らないときは?
Q37 体調不良だけど看病を中断できない。どうすれば?
Q38 友達にもつらい気持ちを話せないのですが……
Q39 一番つらいのは患者本人なのに、家族が泣いていいの?
Q40 家族はどこで泣いているの?
Q41 看病している人が気晴らしなんかしていいの?
Q42 食欲が出ないときはどうすれば?
Q43 幸せな看病なんてあり得るのでしょうか?

PART 6 お金のこと、家計のこと
Q44 治療費や生活費が心配……
Q45 入院費以外にかかる費用は?
Q46 先進医療を受けさせたいが、保険でカバーできる?
Q47 お金の相談ができるサービスはある?
Q48 費用を家族で分担する場合、気をつけることは?
Q49 買っておくと便利なもの、ある?

PART 7 残された時間の過ごし方
Q50 クリスマスやお正月などイベントごと、看病中にやっていいの?
Q51 患者本人が「旅行したい」と言う。行ってもいいの?
Q52 どんなふうに接したら、良い時間が過ごせる?
Q53 患者との思い出を残していいの?
Q54 延命治療はしないと決めたのに、揺らぐ気持ち、どうすれば?
Q55 看病に喜びはある?

おわりに あなたは一人じゃない

前書きなど

それよりも、もっと重要なこと、それは、残された時間をどのように生きるかだと、私は強く思っています。余命はたんに死を待つ時間ではなく、生きるための時間です。最期の瞬間まで、がんになった本人とその家族がどう生きたいのか。それを考えるための時間なんです。
人間にとって大事なのは、精一杯生きることだと思いませんか。であるなら、患者本人といっしょに、「自分たちらしい生き方」のためにどうすればいいか、それを意識してみませんか。末期がんの時期は、患者や自分の生き方と向き合う、大切な大切な機会なのですから。(本文より)

著者プロフィール

酒井たえこ  (サカイ タエコ)  (

がん家族セラピスト
「がん患者さんの看病をしている人のサポート協会」代表
(公式サイト:https://gankanbyou.jimdo.com/)

1970年生まれ。2005年にがんで父が他界。患者家族の深い苦しみを体験し、「看病をしている人の背中をさする人になりたい」との思いでリフレクソロジーのプロライセンスを取得。リフレクソロジーサロンを開業しながら、患者家族の個人相談を受ける。2014年「がん患者さんの看病をしている人のサポート協会」を発足し、関西の総合病院の依頼を受けて「ご家族と、患者様への癒し」のプロボランティアを開始する。JHRS認定リフレクソロジー・プロライセンス実技士資格取得。IEB認定英国、IFR認定ライセンス取得。

上記内容は本書刊行時のものです。