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命のかぎり 砂原 和雄(著) - 静人舎
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命のかぎり (イノチノカギリ)

文芸
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発行:静人舎
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ16mm
重さ 220g
204ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-909299-19-2   COPY
ISBN 13
9784909299192   COPY
ISBN 10h
4-909299-19-X   COPY
ISBN 10
490929919X   COPY
出版者記号
909299   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年7月10日
書店発売日
登録日
2022年7月2日
最終更新日
2022年10月6日
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紹介

十八歳で奥飛驒の高校を出て上京するとき、「自分でいいと思う道を歩け」と告げた母の言葉を胸に故郷を後にした私。「道」を探しあぐねている私が立ち寄った書店で、たまたま手にした文学雑誌で読んだのが佐藤春夫の短編小説「友情」だった。不思議な奇縁で佐藤春夫に師事するも、作家ではなく新聞記者への道に進み世界を渡り歩くことになる。記者時代に母から送られてきたひらがなの「手紙」を読み、自らの人生を振り返る「命のかぎり」。
 若き日に一瞬出会い過ぎ去った女性からの手紙に、思い返す「あの日」のこと。
二通の手紙に導かれるように来し方を振り返り綴られた2篇の私小説。

目次

命のかぎり
老女

前書きなど

私の人生は、十八歳で奥飛驒の高校を出て上京するとき、「自分でいいと思う道を歩け」と告げた母の言葉とともにあるように思われます。母が自ら綴った手記を読み、母の人生を振り返る。それは自らの人生を振り返ることでした。都内のあちこちを遍歴しながら「自分の歩く道」を模索していたころ、いつも、雨にも風にも負けず、ひたすら働いていた母の姿を思い浮かべ、「人はどのように生きてきたか」の物語を書こう、そのためには世界各地を歩き、多くの人と出会い、話を聞くことだとの思いを強く抱くようになりました。
(「あとがき」より)

著者プロフィール

砂原 和雄  (スナハラ カズオ)  (

1938年、岐阜県飛騨市生まれ。上京してまもなく佐藤春夫に出会い、学生のころ度々訪問する。産経新聞論説委員、清水建設社長室、明海大学講師を経て、文筆活動に専念。日本記者クラブ会員、日本エッセイスト・クラブ会員。
〔著書〕
『日本銀行物語 日銀マンの光と影』(1979年、泰流社)、『ザ・バンク 最先端を拓く三和マン』(1983年、産経新聞社)、『炎の森へ』(2008年、日本経済新聞出版)、『魂の刻』(2018 年、静人舎)、『夢、遙か』(2019年、静人舎)

上記内容は本書刊行時のものです。