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ハッピーライフ 北大路公子(著) - 寿郎社
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ハッピーライフ

発行:寿郎社
四六判
縦194mm 横136mm 厚さ14mm
重さ 245g
112ページ
上製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-909281-30-2
Cコード
C0093
一般 単行本 日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2020年9月18日
最終更新日
2020年10月5日
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紹介

日記をつけることで〈幸福〉を楔で心に打ち付ける女。17年間、帽子とマスクで顔を覆い商店街の中だけで暮らす女。夫の浮気相手である図書館司書を日々監視する女。理想の家庭を夢見ながら妻に家を出て行かれた男……。静かで穏やかな街に暮らす人々の〈不安〉はやがて「ある人々の存在」に向けられてゆく。彼ら/彼女らはいったい何者なのか――。
北大路公子が描かずにはおれなかった〈もう一つの日常〉。心揺さぶる濃密な連作短編8編、待望の書籍化。

目次

第一話 均された世界
第二話 穏やかな人々
第三話 絵の中の女
第四話 理想の街
第五話 本当の家族
第六話 回収日
第七話 墓
第八話 灰色の雪

版元から一言

酒や旅や猫にまつわる爆笑エッセイで人気の北大路公子さんですが、デビュー作『枕もとに靴』の中に収められた「影日和。」や「夜祭り。」にその片鱗がうかがえるように、本質的には奇想天外かつ心にしみる「物語」を生み出す人――すなわち小説家としての才に溢れた人であろうと考えています。そこで、10年ほど前に、小社が発売元になっている文芸誌『季刊メタポゾン』で書きたい物語を書てほしいと依頼し、2012年の8号まで8回に渡って連作短編「均された世界」を書いてもらいました。その作品を加筆・修正し、改題したものが今回の『ハッピーライフ』です。加筆・修正して本にmとめるまでに8年ほどかかりましたが、単行本デビューから15年、北大路公子さんの作家としての新たなステージの始まりを告げる本になったと思います。どの作家のどの作品にも似ていない、北大路公子が圧倒的な筆致で描かずにはおれなかった〈もう一つの日常〉。その心揺さぶる〈世界〉にどうぞお越しください。(寿郎社・土肥寿郎)

著者プロフィール

北大路公子  (キタオオジ キミコ)  (

1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん――続・ああ無情の泥酔日記』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『頭の中身が漏れ出る日々』『すべて忘れて生きていく』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』『晴れても雪でも』(以上、集英社文庫)など。

上記内容は本書刊行時のものです。