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《世界》がここを忘れても
四六判
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年2月20日
- 書店発売日
- 2020年2月20日
- 登録日
- 2020年2月12日
- 最終更新日
- 2020年5月11日
書評掲載情報
2020-03-08 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
9.11後のNATO侵攻、タリバン政権の崩壊と混乱、そしてISの台頭……
激動のなか、それでも国内で暮らし、あるいは難民キャンプで生活せざるをえなくなったアフガンの人々。
とりわけ、虐げられてきた女性たちは、その後どうなったのでしょうか?
RAWA(アフガニスタン女性革命協会)を支援している日本の「RAWAと連帯する会」代表の著者が現地での活動を通して知り合ったアフガンの女性たちから聞いた話を「ファルザーナ」という一人の大学生のストーリーに再構成し、美しい絵とともに紹介する〈解説付き絵本〉を制作しました。
日本のメディアがあまり報じなくなった今も、そこで生き、考え続けている女性たちを知るための、糸口となる大人のための絵本です。
目次
【あらすじ】
パキスタンのアフガン難民キャンプで生れた大学生のファルザーナは、家族とともに、アフガニスタンの首都・カーブルで暮らしています。先進的な考えを持つ母や恩師の影響を受けて育った彼女の将来の夢は「弁護士になって、苦しんでいる女性を助ける」ということ。学校帰りには弁護士のレハナ先生の事務所に寄って、そこへ駆け込んでくる女性たちと接し、記録を取るボランティアをしています。しかし、女性に教育は不要と考える風潮や多発する自爆テロを受けて、親友のナーディアは学校に通うことが難しくなっていき……。
上記内容は本書刊行時のものです。