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山釣りの旅案内 そばとふらいふぃっしんぐ 東北、北関東、信越編 大野 敏男(著/文 | 写真) - ふらい人書房
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山釣りの旅案内 そばとふらいふぃっしんぐ 東北、北関東、信越編 (ヤマヅリノタビアンナイ ソバトフライフィッシング)

スポーツ・健康
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A5判
重さ 650g
400ページ
並製
価格 3,200円+税
ISBN
978-4-909174-10-9   COPY
ISBN 13
9784909174109   COPY
ISBN 10h
4-909174-10-9   COPY
ISBN 10
4909174109   COPY
出版者記号
909174   COPY
Cコード
C0075  
0:一般 0:単行本 75:体育・スポーツ
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年5月27日
書店発売日
登録日
2022年4月26日
最終更新日
2022年6月3日
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紹介

本書は一般的な釣り場ガイドブックとは一線を画しており、魚をガツガツと釣りにいくためのものではない。あくまでも釣りを旅の一部と位置づけ、釣り場周辺の「そば屋」、「温泉」、「道の駅」、「キャンプ場」、「宿」などの情報を詳細に調べてまとめた本である。釣りという遊びは、魚が釣れてこそ楽しい。それは間違いない。だからこそ釣り人は技術に、道具に、場所にこだわる。問題は「釣れないと楽しくない」という負の側面であり、釣れないと、旅そのものが楽しくなってしまうことである。時間とコストを掛けた旅が「釣れない」という1点だけで、ツマラなくなってしまうのはあまりに切ない。かつて開高健は「退路のない戦いはしてはならない」と語ったが、本書はまさしくその退却方法について書かれた本である。釣れなかった場合のことを想定して、そば屋、温泉、道の駅、キャンプ場、宿などが充実した釣り場が選ばれている。釣りが生物相手の遊びである以上、いつでも爆釣なんてことはあり得ない。釣り人は夢を追うが、現実的には「思ったように釣れない」ことの方が多いのが、日本の渓流釣りの実態なのだ。本書は楽しい旅をしたい釣り人にお薦めしたい、山釣りの総合ガイドブックである。

目次

1. 退路のない戦い 2. 岩手県 3. 秋田県 4. 宮城県 5. 山形県 6. 福島県 7. 箸休め 8. 栃木県 9. 群馬県 10. 新潟県 11. 長野県 12. 番外編 13. 釣り場ガイドの正しい読み方

前書きなど

まず初めに、本書のメインテーマが「おいしいそば屋はどこにあるのか?」であることを宣言しておきたい。タイトルの順番どおり、釣り場案内はあくまでもサブテーマとして扱っている。多くの釣り場を紹介してはいるが、「ここだけの話」や「とっておきの川」は一切掲載していない。秘密の釣り場というのは、公になった瞬間に壊滅するし、そもそも、いつ誰が行っても釣れる川なんていうのは、夢か幻か、あるいはかつて実在していたとしても、インターネットとSNSの普及と共に消滅したといっていい。これまで釣り場ガイドブックを買って、紹介されていた釣り場に行って、爆釣したなんていう経験があるだろうか? 

版元から一言

自然や生物相手の釣りという遊びには、いつも同じ場所でやり続けることでしか見えてこない定点観測的な楽しみがある。一方で釣りは、明らかに冒険の一形態でもあり、見えない一瞬先の光景や体験を求めてするものでもある。どちらのタイプの釣りが好きかは人によって異なるだろうし、どちらも好き、という欲張りもたくさんいるだろう。
いつも釣っている川には、気の合う女将を相手に飲む、行き慣れた居酒屋のような安心感がある。女将に、憎からず思っている客が他にいると分かっていても、新しい店を開拓しようとしないのは、別な店の扉の向こうにどんな世界が広がっているかが不安だからだ。居心地が悪かったらどうしよう、常連ばかりでイチゲンさんは相手にされないかもしれない、ボラれたらどうしよう、などと思って、ついつい、いつもの店に足を向けてしまう。新しい釣り場に興味がありながらも、なかなか新規開拓をする気にならない釣り人は少なくない。ガイドブックの使命とは釣り人に旅のロマンを与えるきっかけ作りと、初めての釣り場へ向かう際のちょっとした安心感なんじゃないかと思う。本書が未だ見ぬ新天地への誘い水としての役割を果たしてくれるといいな、と思っている。

著者プロフィール

大野 敏男  (オオノ トシオ)  (著/文 | 写真

1965年、生まれ、埼玉在住、自営業。中学から登山を始め、海外の山に登るまでになる。アラスカのデナリ峰登山後にキング・サーモンを釣り、フライフィッシャーへと変身し、そばと温泉の釣り旅を実践中

川上 潤司  (カワカミ ジュンジ)  (著/文 | 写真

1965年、北海道生まれ。日高山脈の麓で過ごした幼少期に昆虫採集や渓流釣りに明け暮れる。その頃の野遊び癖が伏流していたのか、後年フライフィッシングにのめり込み、今なお山釣りに夢中

関根 信太郎  (セキネ シンタロウ)  (著/文 | 写真

1959年、埼玉県生まれ。結婚後に再開したフライフィッシングにどっぷりハマり、転勤先の希望は渓流が近い土地。新潟市に単身赴任した際に、釣りに加えて、そば屋と温泉巡りを始めた

次山 嘉一  (ツギヤマ ヨシカズ)  (著/文 | 写真

1976年、横浜市生まれ。高校卒業後に携帯電話、光回線の代理店、飲食店、ウェブサービス等を創業、売却。現在(株)シンクメディア取締役。プロの引きこもり。本書唯一の40代

上記内容は本書刊行時のものです。