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季刊ビィ! 142号
依存症・AC・人間関係…回復とセルフケアの最新情報
- 初版年月日
- 2021年3月10日
- 書店発売日
- 2021年3月10日
- 登録日
- 2021年2月2日
- 最終更新日
- 2021年2月2日
紹介
季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害など
さまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 自分へのエール!
折れちゃった心の立てなおしかた
ストレス対処のスタイルを6つのチャンネルで解き明かす《BASIC Ph(ベーシック ピーエイチ)》と、
過去から力を掘り出し未来につなげる《解決志向アプローチ》。
5人の仲間たちも、どん底から自分を立てなおした体験を分かち合ってくれた。
【協力 新井陽子/山本由紀】
◆ギャンブル依存症 家族の体験に学ぶ
回復の場につながってからの
「金銭管理」どうしたらいいの?
ギャンブル依存症の家族は、本人のお金を管理しようと必死になる。
収入と支出を常にチェック、万札は危険だから小遣いは数千円単位、現金は渡さずチャージ式のカードのみ、などなど……。
こうやって家族が「金銭管理」に取りつかれると、何が起きる?
回復が始まったばかりのとき、「お金」のことはどうしたらいい?
ギャンブルが止まった後、夫婦で「家計」について話し合うには?
――3人の妻と1人の母の体験、きっと参考になります。
◆新連載【伊藤絵美×高知東生】
スキーマ療法で自分をたどるチャレンジ!
「スキーマ療法」の第一人者、伊藤絵美先生のリクエストで、高知東生さんが3時間×3回の濃厚なセッションに挑戦した。
子ども時代の傷つきをたどって「不適応なスキーマ」をあぶりだし、抑えていた感情と今求めているものが言葉になってくる。
そして助けを必要としている子どもの自分を、過去から「救い出す」ワークへ。
今回は、その1回目をご報告する。
◆インタビュー 杉田 あきひろ さん
依存症からの回復には、仲間が必要
9代目「うたのおにいさん」として活躍した杉田さんが、覚せい剤の所持・使用で逮捕されたのは5年前のこと。
ダルクに入所して4ヵ月後が、本当の底つきだったという。
自分の居場所はここなんだと痛感して初めて、「穴ぼこだらけの自分を仲間にさらけ出す」ことができるようになった。
――現在までのプロセスを、率直に語ってくださった。
◆「誰も取り残さない断酒会」をめざす
大阪の挑戦【小田泰仁/松井直樹】
◎大阪市断酒連合会は会員数が200人を超える日本一の大所帯。
この200人余が昨年の緊急事態宣言で、3ヵ月にわたり例会場を失った。
居場所を確保しなければと、会員有志が休日返上で「本部」を作り上げた。
ここは、オンラインの中継基地にもなっている。
◎大阪府断酒会では病院の依頼で「地域別の院内例会」をオンラインで再現すべく奮闘。
「これまでは緊急事態への対応で、デジタルが苦手な人は置いてけぼり」だったが、
今年は「かんたんなオンライン教室」などていねいに広げていきたいという。
目次
《特集》
自分へのエール!
折れちゃった心の立てなおしかた
ストレス対処のスタイルを6つのチャンネルで解き明かす《BASIC Ph(ベーシック ピーエイチ)》と、
過去から力を掘り出し未来につなげる《解決志向アプローチ》。
5人の仲間たちも、どん底から自分を立てなおした体験を分かち合ってくれた。
PART1 ストレスに対処する6つのチャンネル【新井陽子】
PART2 読者の体験
PART3 過去から力を掘り出し、未来につなげる【山本由紀】
PART4 読者の体験
《今号の注目!》
◆新連載【伊藤絵美×高知東生】
スキーマ療法で自分をたどるチャレンジ!
《第1回》自分の中にあるスキーマを知ろう!
「スキーマ療法」の第一人者、伊藤絵美先生のリクエストで、高知東生さんが3時間×3回の濃厚なセッションに挑戦。
子ども時代の傷つきをたどって「不適応なスキーマ」をあぶりだし、抑えていた感情と今求めているものが言葉になってくる。
そして助けを必要としている子どもの自分を、過去から「救い出す」ワークへ……。
今回は、その1回目をご報告する。
《インタビュー》
杉田 あきひろ さん
依存症からの回復には、仲間が必要 【取材・文 塚本堅一】
9代目「うたのおにいさん」として活躍した杉田さんが、覚せい剤の所持・使用で逮捕されたのは5年前のこと。
ダルクに入所して4ヵ月後が、本当の底つきだったという。
自分の居場所はここなんだと痛感して初めて、「穴ぼこだらけの自分を仲間にさらけ出す」ことができるようになった。
――現在までのプロセスを、率直に語ってくださった。
《トピック》
◆ギャンブル依存症 家族の体験に学ぶ
回復の場につながってからの「金銭管理」どうしたらいいの?
◆「誰も取り残さない断酒会」をめざす
大阪の挑戦【小田泰仁/松井直樹】
◆何が起きている? 何ができる?
コロナ禍での若者の自殺急増【髙橋聡美】
◆東日本大震災から十年
福島コロナ禍の心のケア【塚本堅一】
◆ASKの予防教育講座を受けてみた!
オンラインゲームにはまる子どもとどう向き合えばいい? 【有馬知子】
◆基本法NOW ついにまとまった! 第二期基本計画案
連携をさらに進めるために何をする?
◆一体なんだこれは!《交通広告自粛の申し入れ》
◆イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーン2021
◆2020年に出た本
《好評連載》
◆連載 サバイバルスキルからライフスキルへ
《第2回》若者たちが「師匠」【日置真世】
◆連載 連携への歴史をたどる
地域のアルコール医療、あの頃こうして始まった【猪野亜朗】
(4)力の結集
◆連載 アサーティブトレーニングが教えてくれる
「相手といい関係をつくる」知恵【中野満知子】
4「私を認めてくれない」って?
◆薬物依存症家族のリレーエッセイ
3 男性の「家族」にも、もっと居場所を……
《その他》
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・データ
上記内容は本書刊行時のものです。