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市場メカニズムとDCF法で決める 原発選択の是非―電力のエネルギー源別発電事業の採算性比較
発行:ロギカ書房
A5判
352ページ
定価
3,000円+税
- 書店発売日
- 2017年12月8日
- 登録日
- 2017年11月17日
- 最終更新日
- 2017年11月20日
紹介
国家の庇護泣き原発の市場競争力を問う。
あなたは、一蓮托生のロシアンルーレットを選びますか?
火力・水力・原子力・風力・地熱など、電力のエネルギー源として何を選択するのが最も経済的なのかをDCF法により採算比較を行い、さらに、政治、労働、医療、国際動向にも鋭い洞察を加え、原子力発電を続けるべきか捨てるべきかを、私たちに問うています。
管理会計とDCF法の究極のテキスト!!
目次
序
一 採算性測定の基礎知識から全体構造を見渡せる概念道具を探す
二 DCF法を理解する前に原価計算アプローチの諸問題を知る
三 DCF法適用の概要
四 DCF方式適用事例
五 経営事実等とそこから読み取れること
≪経営事実等≫
≪筆者の私見≫
六 超長期視点で電力のエネルギー源別の採算性比較をなす
七 ドイツにおける電力のエネルギー源選択決定思考
八 過酷事故の発生確率が小さいことを持って原発を是としてよいのか?→リスク社会において発生確率を社会的文脈の中でどう読むか?
九 低線量内部被曝がもたらす環境・生命・健康への危害の真実を知り、それを巡っての《良心的な科学者 × ICRP》という対立構図を知る
十 労働災害・労働疾病の深刻度と発生頻度から電力エネルギー源を選ぶ
十一 エネルギー自給・外交・軍事・国家財政から見た原発
十二 被爆と被曝の比較から原発事故の本質を見極め、確率論が隠れ蓑になっていることを知る
十三 原発の対立構造を、市場メカニズムを使って解決する
十四 結論
《付属論稿》 過酷事故対応損害保険料を考慮した原発の採算性調査
上記内容は本書刊行時のものです。