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これでできる! 個別最適な学びと協働的な学び
GIGAスクールはじめて日記4
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年3月31日
- 書店発売日
- 2024年3月28日
- 登録日
- 2024年3月5日
- 最終更新日
- 2024年3月28日
紹介
待望のシリーズ第4弾は、日々の記録ではありません。「個別最適な学びと協働的な学び」を実現するのに必要な要素が、各テーマを鮮明にした実践を通して紹介されています。
また、小中学校での1時間単位の授業、単元を通しての活動と、それぞれのシーンで必要なこと、教室で起こることが手に取るようにわかりやすく描かれているはもちろん、研究者による理論的な裏付けもきっちり。
さらに、授業者のすべきことだけでなく、授業者(教師)への管理職や教育委員会による支援や環境整備の事例についても収録されており、その充実ぶりは、もはや日記を超えた体系書。
導入部分に紹介された、教師の学習観の変遷を感じさせるエピソードも読みごたえあります。
目次
はじめに
「 令和の日本型学校教育」の確実な理解を
理論編
◆個別最適な学びと協働的な学びのために――考え方と取り組み方
◆個別最適な学びと協働的な学びの実現のための教師の学力観と学習過程
◆学習者主体の授業を支える情報活用能力
1)個別最適な学びと協働的な学びを充実させるための【教師の学習観】
01_「自分らしい」学びをどう支えるか
02_自分が何を為したいかを大切にして仕事を進める
03_学習観の更新につながる教師の学習経験
COLUMN_当たり前を見直すことから始まる教師の学習観の更新
2)個別最適な学びと協働的な学びを進めるための【支援や環境】
〈学習の手引き〉
01_(小学校低学年)学習の手引きを示して、自分のペースで学んでいく
02_(小学校6年生)児童自ら学習を進めていくための環境づくり
03_(中学校2年生)生徒が自ら学びを進められる環境をつくる
04_(特別支援教育)学習の見通しをもたせ、子どもの主体性を引き出す
05_(小学校4年生)ゴールと学習過程の提示で主体的な学習者へ
〈学習の計画〉
06_(小学校4年生)学習過程の可視化と保存
〈学びの参照と共有〉
07_(小学校中学年以上)Google Chat を学びのハブに
08_(小学校6年生)Google Chat を活用し、情報共有を行う
〈モニタリング〉
09_(小学校5年生)進捗状況を共有し、協働的な学びを促す
10_(小学校5年生)友だちの学習内容・状況を一覧で見る
11_(小学校高学年)クラウドを活用して多様な学びを見取る
12_(小学校4~6年生)教師が 1 人ひとりの学びを瞬時に把握し、支援する
〈協働の促し〉
13_(小学校中学年以上)Google ドライブで学習者の自発的な協働を促す
14_(小学校3~6年生)考えの立場を可視化して協働的な学びを支援
15_(中学校3年生)「個別最適な学び」への挑戦と克服
〈任せる前に鍛える〉
16_(小学校5年生)「情報を収集する力」を鍛える
17_(小学校4~6年生)スキル定着に向けて活用を繰り返す
〈学習シート〉
18_(小学校3年生)個の目標・活動・振り返りが一体化した共有シート
19_(小学校4年生)単元を通して学習を委ねるための計画シート
20_(小学校4年生)内容と方法で振り返り、学び方を改善する
COLUMN_今、求められる教師の学習観のアップデート
3)個別最適な学びと協働的な学びを実現する【授業デザイン】
〈小学校 1時間の授業で〉
01_(小学校6年生・国語)探究的な学習×個別最適な学び
02_(小学校3年生・算数)全体で習得したスキルをそれぞれが活用・探究する算数
〈小学校 単元を通じて〉
03_(小学校6年生・社会)解決したい課題を設定し探究的に学ぶ
04_(小学校6年生・国語)自分のペースで課題解決
〈中学校 1時間の授業で〉
05_(中学校3年生・理科)実験のタイミングも生徒が決める自由進度の理科学習
〈中学校 単元を通じて〉
06_(中学校3年生・保健体育)「自分で獲得する」が成長の原動力
07_(中学校2年生・社会)単元内自由進度学習とICT
COLUMN_新しい授業観に関する用語
4)個別最適な学びと協働的な学びの実践を支える【教師への支援】
01_保護者への説明・体験
02_県が示すビジョンを参考に、学校主体で授業を改善
03_クラウドの活用で、ひと・もの・ことを「いつも・いつでも」つなぐ
04_授業と同じ流れの研修で「学習観」を変える
05_教務主任が担う3つの役割
06_研修∽授業! できること全部クラウドで!
Q&A_みなさんの疑問にお答えします
前書きなど
[執筆者](掲載順)
久川慶貴 (春日井市立藤山台小学校)
小川 晋 (春日井市立高森台中学校)
稲木健太郎 (壬生町教育委員会)
八木澤史子 (千葉大学教育学部・助教)
福井美有 (春日井市立出川小学校)
礒川祐地 (浜松市立相生小学校)
本田智弘 (春日井市立中部中学校)
西本 壇 (春日井市立知多中学校)
大石美里 (吉田町立中央小学校)
小松良介 (伊那市立伊那小学校)
杉本啓馬 (春日井市立藤山台小学校)
中田 樹 (吉田町立住吉小学校)
近江悠太 (静岡市立長田南小学校)
中澤美森 (静岡市立伝馬町小学校)
山川敬生 (春日井市立松原小学校)
杉田直隆 (吉田町立住吉小学校)
石原浩一 (春日井市立松原小学校)
浅井公太 (静岡市立南部小学校)
落合一臣 (鳴門教育大学大学院)
新川颯人 (沖縄市立高原小学校)
棚橋俊介 (静岡市立長田東小学校)
滝沢雄太郎 (長野市立篠ノ井西小学校)
土田陽介 (帝京大可児小学校)
伊藤真紀 (信濃町立信濃小中学校)
三井一希 (山梨大学教育学部・准教授)
辻 瞳 (栗山町立栗山小学校)
若月陸央 (春日井市立藤山台小学校)
吉田康祐 (静岡市立番町小学校)
織田裕二 (信州大学教育学部附属松本小学校)
榎本康介 (吉田町立吉田中学校)
大島玄聖 (春日井市立高森台中学校)
矢澤拓真 (須坂市立東中学校)
仲渡隆真 (春日井市立出川小学校)
松坂真吾 (長野県教育委員会)
平井奉子 (吉田町教育委員会)
望月覚子 (春日井市教育委員会)
石原浩一 (春日井市立松原小学校)
三津山一世 (吉田町立自彊小学校)
水谷年孝 (春日井市教育委員会 教育研究所)
版元から一言
個別最適な学びと協働的な学びの力を伸ばすには、教師が教室で何をすべきなのか、何を学習ととらえるのか、子どもが身に付けるべき能力は何かなど、まず教師の考え方をアップデートする必要があります。本書では理論編に3人の研究者による解説が収められ更新準備は万全!以降の章では先進校の実例と、学びを実現するために教師に必要な周囲のサポートを解説。
教育ICTの第一人者・堀田龍也先生による監修と、教育ICTを引っ張ってきた豪華執筆陣、気鋭の実践校の寄稿により、端末一人1台配布から3年が経ちGIGAスクール構想がこれから本領を発揮するのだと実感できる一冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。