書店員向け情報 HELP
出版者情報
取引情報
市電のある風景・名古屋
- 発売予定日
- 2024年10月25日
- 登録日
- 2024年8月31日
- 最終更新日
- 2024年9月12日
紹介
名古屋市電が廃止になって2024年で50年を迎えた。名古屋大学在学時代に鉄道研究会に所属し、市電やバスの撮影をライフワークにしていた著者による初写真集。発展していく名古屋の原風景に写り込む1965年~70年頃の市電最盛期にあたる写真460枚を地区ごとに精選した。巻末には明治~戦前、戦後の市電最盛期までを区分した「年表で語る市電の歴史」と時代ごとの路線図を掲載。お堀を走った瀬戸電、豊橋へ行った名古屋市電、西名古屋港線はコラムで紹介する。名古屋市電を初めて知る方、名古屋の歴史入門書としても最適。
目次
・名古屋駅前
・広小路通
・中村線
・浄心
column お堀を走った瀬戸電
・柳橋から八熊通周辺
・大津通
・熱田から昭和町
column 豊橋へ行った名古屋市電
・大須
・鶴舞公園から堀田
・黒川
・上飯田
・下之一色
column 西名古屋港線
・名古屋港
・船方から西稲永
・八事線
・今池周辺
・桜山町
・瑞穂通から笠寺方面
・花電車
年表で語る市電の歴史~開業から最盛期まで~
版元から一言
昭和時代や名古屋市電の存在を知る世代が年々少なくなっていっています。名古屋市電が廃止になって50年が経った2024年。名古屋の街は当時の面影を残すことなく大きく姿を変えています。名古屋市電廃止50年の節目の年に、発展していく名古屋の風景を捉えた市電の写真集の出版を企画、460枚の写真を選びました。名古屋大学在学中に鉄道研究会に所属し、在学中に著者が捉えた一枚一枚はそのどれもが人の目をひき、歴史を感じさせるものばかりです。巻末には明治~戦前、戦後の市電最盛期までを区分した「年表で語る市電の歴史」と時代ごとの路線図を掲載し、時系列で市電の歴史が分かります。「名古屋市電を知りたいけれど、難しい本が多い」という声があったことをヒントに、写真キャプションは平易平明を心がけ、名古屋市電の入門書、また名古屋の街を知る参考書としてもご活用いただけたら嬉しいです。著者の写真はテレビ、書籍などで資料提供依頼が多数あります。
上記内容は本書刊行時のものです。