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スタートラインに続く日々 今村 彩子(著) - 桜山社
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詳細画像 0

スタートラインに続く日々

発行:桜山社
四六判
328ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-908957-10-9
Cコード
C0074
一般 単行本 演劇・映画
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年8月1日
発売予定日
登録日
2019年4月28日
最終更新日
2019年6月24日
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紹介

生まれつき耳が聞こえない。コミュニケーション苦手。
だから私はずっとカメラを回し続ける。
“ちょっぴりカッコ悪い”映画監督のこれまでとこれから――。
現場の舞台裏と、映画監督・今村彩子の現在地点。
今こそ語る。今村監督初の単著。

目次

はじめに ~ミスドで泣く女~

●「Start Line」(スタートライン)ドキュメンタリー/2016年
自転車旅を決意
14万円で新しい経験を
「コミュニケーション」を映画のテーマに
私の幼少期/荒れ狂っていた中・高時代/ろう文化に出会った大学時代
 堀田さんとの出会い
 スポンサー企業
 クラウドファンディング
 旅の準備
 愛車“ジャーニーさん”/カメラマンと撮影機材/ブルドーザーのごとく
ニッポン中のためらう人に
 壁だらけの自転車旅
 苦手なことの連続/「それは甘えだよ」/タイヤがパンクした青年
ウィルと過ごした6日間/「ダイジョウブデスカ」/旅の最後の晩
 編集で再び自分と向き合う
 最後の難関
 家族・親族へのお披露目
 完成披露会
 3番目の伴走者
 縁の下の力持ち
 映画の宣伝活動で
 聞こえる人を身近に
 時代遅れの切り札 ~福岡県春日市上映で~
 コミュニケーションが上手とは? ~北海道士別市上映で~
「ピープル インサイド オナジ」

●「珈琲とエンピツ」ドキュメンタリー/2011年
出会い
常連客の質問
CM制作
大切なのは伝えたい想い
東日本大震災
心を撮る職人

●「架け橋 きこえなかった3.11」ドキュメンタリー/2013年
震災11日後に宮城へ
震度6の余震に遭遇
情報社会から置き去りにされている私たち
1通のメール
被災した方々を撮るということ
社会を変えるのは映画ではない
だんだん分かっていくんだね
防災ボランティア灯りの会の上映会
架け橋

●「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」DVD教材/2018年
それは、私のカン違いから始まった
それは、自分にもあてはまることだった
「耳が聞こえないこと」と「LGBT」
DVD制作で
戸惑い/迷い/カテゴライズ/立場が逆転/打ち上げで
11歳の君へ

●「アスペのまあちゃん」ドキュメンタリー/制作中
まあちゃんの撮影がはじまった(2017夏~2018春)
まあちゃんの撮影は続く(2018夏~2019冬)

●スタートラインに続く日々/2012~2019
・私は身長153センチの映画監督です
・映画の道に進むきっかけを作ってくれた父
・小学生時代の夢は童話作家だった!
・母からもらった1冊の本
・6冊の英語の交換日記
・君はありのままでいいんだよ。環境を変えればいいんだ
・ろう学校の子どもたちも恋愛したりケンカするんだよ
・ニューヨークロケ
 壁は新しい世界に踏み出した証し
 めんどくさいことをなくすのが福祉
・昭和を切り拓いたろう女性たち
・聞こえない妻が働き、聞こえる夫が主夫をする
・友達からはじめようよ
・牛乳瓶のキャップ
・カミングアウト
・朝市のおじさん 
・小学校の子どもたち
・HIV/エイズ予防啓発動画の制作
・押したり並んで歩いたりしながら考えたこと
・共に生きる難しさ
・「好きな食べ物は何ですか」
・「筆談です」
・大きく、高く
・「同じ」と「違い」

おわりに ~「障害者」という言葉~
本に登場する方々

版元から一言

ろうの映画監督・今村彩子初の単著。

生まれつき耳が聞こえない映画監督は、コミュニケーションが超苦手。
”そんな監督”が泣きながらも約2年かけて一冊書き上げた!

監督に振り回され編集者も泣いた!(泣かされた?)
「彩子さんのために(せいで)一体どれだけ泣いたんだ!」(編集者)
……笑い、涙、怒り、すれ違い、絶望、感動の先にこの本が生まれました。

映画制作の現場の舞台裏と、著者の魅力にも触れられる本をめざしました。
障害、福祉、LGBT、HIVなどについて考えるきっかけになったらと思います。

私はぶっちゃけ「障害者」という言葉も漢字も嫌いーー。(今村監督)
人生と本音で向き合っている彼女の思いに心を揺さぶられます。
日本中のためらっている人に少しの勇気をおすそ分け。
本を読んだ後は、誰もが今村監督に会いたくなるでしょう。

今村監督が歩んできた40年間の道のりを包み隠さずに、彼女自身「今の言葉」で振り返ります。

来年公開の新作映画ができるまでのエピソードも紹介しています。

著者プロフィール

今村 彩子  (イマムラ アヤコ)  (

1979年、名古屋市に生まれる。映画監督。ろう者。Studio AYA代表。愛知教育大学卒。大学在籍中にカリフォルニア州立大学ノースリッジ校に留学し、映画制作を学ぶ。大学で講師をするかたわら映画を制作し、全国各地で上映。講演にも力を入れる。
主な作品である「珈琲とエンピツ」(2011)は、全国の劇場で公開された。東日本大震災で被災した聞こえない人を取材した「架け橋 きこえなかった3.11」(2013)。他に自転車ロードムービー「Start Line(スタートライン)」(2016)、ろう・難聴LGBTを取材したDVD教材「11歳の君へ ~いろんなカタチの好き~」文科省選定作品(2018)など。手話と字幕で分かるHIV/エイズ予防啓発動画(2018)を無料で公開している。現在は、「アスペのまあちゃん」(仮)を撮影中。Yahoo!ニュースで取材したことを動画と文章で発信している。
[Studio AYA]https://www.studioaya.com

上記内容は本書刊行時のものです。