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これで日本は大丈夫!
どうする経済・エネルギー・皇室伝統……
- 初版年月日
- 2022年5月
- 書店発売日
- 2022年5月23日
- 登録日
- 2022年4月23日
- 最終更新日
- 2022年5月11日
紹介
本書に登場する武田邦彦氏と松田学氏、2人の「松田チャンネル」での丁々発止の対談は常に多くの人が視聴している人気番組だ。本書で語られている内容も、そのチャンネル同様、刺激的かつ示唆に富んでいる。30年もの間給料が上がらない日本のカラクリ、国債の赤字残高を消す方法、安定したエネルギーの考察、CO2を削減したのちに起きること、日本の国柄の再構築に必要なものいなど、今日本人の関心の高いテーマについて徹底して語り合っている。
目次
1 「未来のお金」が財政を再建させ日本を暮らしやすい国にする
なぜ日本は経済成長もせず、給料も上がらないままなのか
経済成長をさせたいなら赤字を増やしてお金を回せ
日本人を奴隷化させた構造改革と株主資本主義
「松田プラン」の狙いは通貨のデジタル化で、財政も経済構造も変えること
お互いが価値を認めたコミュニティから新しいお金が生まれる
ポイント好きの日本人は、デジタルマネーの練習中
未来のお金「デジタル通貨」に行政や民間のサービスをくっつける
デジタル通貨を発行すれば国債残高は解消できる
ブロックチェーンのメニューすらないデジタル庁
働きを評価してくれる人さえいれば、一人ひとりが通貨を発行できる時代がくる?
現金もある、預金通貨もある、デジタル通貨もある……どれを使うか、お金を選べる時代になる
国民にとっての利便性を高めればデジタル円に支持が集まる
「協働型コモンズ」発行のトークンは金よりも安定的
2 エネルギーと環境問題は「日本人にとって」という立場で考える
自分の目で見て判断しなくなった日本人
社会が大切にしているのはエネルギーではなくエントロピーの低いもの
なぜペットボトルのリサイクルでエントロピーを意識せざるを得なくなったのか
風力発電は日本に不向きなうえ、自然を破壊する可能性もある
有望といわれる太陽電池はなぜ社会に普及しないのか
結局、電気をつくる方法は、何がよいのか
まともな科学者なら、C02の削減が環境を改善するなどとは考えない
温暖化は悪い面ばかりではない
日本をもっと生活しやすい国にする可能性もある
「人類にとって」という立場ではなく、「日本にとって」「日本人にとって」という立場で考える
地震がきても、火力発電所を再稼働させれば電源ショートは起きない
土地柄にあったエネルギーの国際分業が一石三鳥の日本版SDGsにつながる
3 誇りと自信を取り戻し、世界から尊敬される日本をつくる
日本の立場が脆弱になったのは、日本人が日本という国を意識してないから
損得で動く欧米、誠実・正義で動く日本
高度成長時代の経営か、コミュニティ型の経営か
日本だからこそできる現地の目線に立った国際貢献
大蔵省が財務省になったのは日本のアイデンティティが薄れた象徴的事件
皇位の継承は男系男子しかあり得ない
温帯の島国という地理的条件が日本を「特別な国」にした
自分で考えてどれを選ぶか、選択の自由がある社会が理想
いまこそ胸を張って世界に誇れる日本のアイデンティティつくりを
上記内容は本書刊行時のものです。