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これで日本は大丈夫! 武田邦彦(著/文) - 方丈社
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これで日本は大丈夫! (コレデニホンハダイジョウブ) どうする経済・エネルギー・皇室伝統…… (ドウスルケイザイエネルギーコウシツデントウ)

社会一般
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発行:方丈社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ19mm
重さ 261g
224ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-908925-95-5   COPY
ISBN 13
9784908925955   COPY
ISBN 10h
4-908925-95-X   COPY
ISBN 10
490892595X   COPY
出版者記号
908925   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年5月
書店発売日
登録日
2022年4月23日
最終更新日
2022年5月11日
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紹介

本書に登場する武田邦彦氏と松田学氏、2人の「松田チャンネル」での丁々発止の対談は常に多くの人が視聴している人気番組だ。本書で語られている内容も、そのチャンネル同様、刺激的かつ示唆に富んでいる。30年もの間給料が上がらない日本のカラクリ、国債の赤字残高を消す方法、安定したエネルギーの考察、CO2を削減したのちに起きること、日本の国柄の再構築に必要なものいなど、今日本人の関心の高いテーマについて徹底して語り合っている。

目次

1 「未来のお金」が財政を再建させ日本を暮らしやすい国にする

なぜ日本は経済成長もせず、給料も上がらないままなのか
経済成長をさせたいなら赤字を増やしてお金を回せ
日本人を奴隷化させた構造改革と株主資本主義
「松田プラン」の狙いは通貨のデジタル化で、財政も経済構造も変えること
お互いが価値を認めたコミュニティから新しいお金が生まれる
ポイント好きの日本人は、デジタルマネーの練習中
未来のお金「デジタル通貨」に行政や民間のサービスをくっつける
デジタル通貨を発行すれば国債残高は解消できる
ブロックチェーンのメニューすらないデジタル庁
働きを評価してくれる人さえいれば、一人ひとりが通貨を発行できる時代がくる?
現金もある、預金通貨もある、デジタル通貨もある……どれを使うか、お金を選べる時代になる
国民にとっての利便性を高めればデジタル円に支持が集まる
「協働型コモンズ」発行のトークンは金よりも安定的

2 エネルギーと環境問題は「日本人にとって」という立場で考える

自分の目で見て判断しなくなった日本人
社会が大切にしているのはエネルギーではなくエントロピーの低いもの
なぜペットボトルのリサイクルでエントロピーを意識せざるを得なくなったのか
風力発電は日本に不向きなうえ、自然を破壊する可能性もある
有望といわれる太陽電池はなぜ社会に普及しないのか
結局、電気をつくる方法は、何がよいのか
まともな科学者なら、C02の削減が環境を改善するなどとは考えない
温暖化は悪い面ばかりではない
日本をもっと生活しやすい国にする可能性もある
「人類にとって」という立場ではなく、「日本にとって」「日本人にとって」という立場で考える
地震がきても、火力発電所を再稼働させれば電源ショートは起きない
土地柄にあったエネルギーの国際分業が一石三鳥の日本版SDGsにつながる

3 誇りと自信を取り戻し、世界から尊敬される日本をつくる

日本の立場が脆弱になったのは、日本人が日本という国を意識してないから
損得で動く欧米、誠実・正義で動く日本
高度成長時代の経営か、コミュニティ型の経営か
日本だからこそできる現地の目線に立った国際貢献
大蔵省が財務省になったのは日本のアイデンティティが薄れた象徴的事件
皇位の継承は男系男子しかあり得ない
温帯の島国という地理的条件が日本を「特別な国」にした
自分で考えてどれを選ぶか、選択の自由がある社会が理想
いまこそ胸を張って世界に誇れる日本のアイデンティティつくりを

著者プロフィール

武田邦彦  (タケダクニヒコ)  (著/文

1943年東京都生まれ。
1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。
同社でウラン濃縮研究を研究し、研究所所長も務める。
その功績から1990年日本原子力学会特賞を受賞し、その後原子力委員会、
原子力安全委員会の一員として原発推進に関ることに。
専門の資源材料工学以外にも、物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、倫理などの研究も行っており、今までに学術論文・総説などは約800編、学術発表約1400件、特許などは約100件を超えている。
フジテレビ系『ホンマでっか!?TV』の出演でもお馴染みだが、3・11の震災後「福島第一原発1号機の水素爆発」について、「放射能から身を守る方法」など生活者目線の情報を発信し続けている。

松田学  (マツダマナブ)  (著/文

松田政策研究所代表、元衆議院議員、未来社会プロデューサー。
1981年東京大学経済学部卒、同年大蔵省入省。2010年国政進出のため財務省を退官。2012年衆議院議員。2015年東京大学大学院客員教授。松田政策研究所代表のほか、バサルト株式会社代表取締役社長、社団法人キャッシュレスサービス振興協会代表理事、横浜市立大学客員教授、社団法人日本ドローン協議会理事、言論NPO監事、国家基本問題研究所客員研究員、政策科学学会副会長、社団法人日本ライフメンター協会顧問、その他、多数の役職に従事。
著書に、『新型コロナがほんとうにこわくなくなる本』(井上正康との共著、方丈社)、『サイバーセキュリティと仮想通貨が日本を救う』(創藝社)、『いま知っておきたい「みらいのお金」の話』(アスコム)、『親の金遣いが教育を決める訳』(ギャラクシーブックス)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。