- ISBN
- 9784908925672
- Cコード
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C0034
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一般 単行本 経営
- 書店発売日
- 2020年10月17日
- 登録日
- 2020年9月1日
- 最終更新日
- 2020年10月6日
書評掲載情報
2021-01-10 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮部みゆき(作家) |
紹介
新型コロナウィルス感染予防対策として、テレワークを導入する企業が倍増した。
政府はかねてから、ライフワークバランス、多様な働き方の推進としてテレワーク導入を推進してきた。
しかし、今回のテレワーク導入の動機は、新型コロナウィルス感染防止という急場しのぎであり、十分な準備の上に導入されたものではない。
そのひずみが、「テレハラ」「テレワークうつ」という形で表面化してきた。
自宅で一人で働くテレワーカーたちに、会社はどのような手を差し伸べればよいのか。
本書では、多くの企業にパワハラ防止や睡眠指導の実績を持つ著者が、テレワークのメリットとデメリットから、
テレワークという働き方の特徴、テレワークで発生する可能性がある問題点、テレワークで起きる心身の健康問題、
それに対するケアの方法、いま会社がテレワーカーたちにすべき「ケア」まで、
いま会社が行うべき施策とテレワーカーたちへのケアの方法を提示する。
コロナ禍で、やむを得ず導入したテレワーク。
ロナ以前と同様のパフォーマンスを維持し、会社の業績を向上させるために何をなすべきかを提示した、
経営者、人事管理部門担当者の必読書。
目次
まえがき 本当の危機は自分の中にある
序章 会社や人事管理部門に新しい対応が求められる時代
第一部 テレワークの働き方を考える
第一章 日本のテレワークの現状について
第二章 テレワーク導入に期待する「効率」に潜む罠
第二部 テレワーカーが抱える重大リスク
第三章 「テレワークうつ」が急増する!
第四章 「テレハラ」が危ない!
第三部 心のケアの仕組みを再構築する
第五章 テレワーク版「4つのケア」で健康管理の実効性を高める
第六章 リモート型「ラインケア」を遂行する
第七章 ハイブリッド健康相談を実施する
第八章 情報のアップデートと共有化を図る
あとがき 人と人が支え合うことが最大のメンタルヘルスケア