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This (ディス) 巻次:第一巻第一号

趣味・実用
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B5判
縦257mm 横182mm 厚さ6mm
68ページ
定価 700円+税
ISBN
978-4-908722-19-6   COPY
ISBN 13
9784908722196   COPY
ISBN 10h
4-908722-19-6   COPY
ISBN 10
4908722196   COPY
出版者記号
908722   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年5月15日
書店発売日
登録日
2022年5月1日
最終更新日
2022年5月2日
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紹介

「親から子へ、子から孫へ」レースに対する思いはこんな言葉に表されます。大切に、丁寧に扱うものだから、想いが言葉になるのだと思います。「This」はレースをひとつの象徴としながらも、レースを扱うように自分自身の生活も丁寧に、大切にして欲しいという思いで創刊しました。目まぐるしい現代社会に暮らす人に、ほんの少しだけれど、丁寧な生き方を考える、そんな時間に読んでいただきたい一冊です。自分の体や気持ちに良いことは、周りの人や地球にも良いことだと考えてみたり、レースから紐解く歴史や人間模様なども知るチャンスになってくれれば、と思います。

This 創刊につきまして。
初めまして、This と申します。緩やかに進む時の流れがどこかに潜んでいて、夜のほっとする時間に読んでいただく、そんな一冊になればという思いをまとめました。時間の流れが昭和の時代に比べて 早くなってしまった気がしています。効率のための環境破壊も気になります。そんな折、レースとかかわり深い米澤美也子さんと 縁あって出会いました。レースは母から子、子から孫へと継がれるもの。連なる想いが受け継がれることへの厳粛な時間。 レースのように受け継がれて、繊細なレースを丁寧に扱うように、自然と連なりながら暮らすための冊子をつくりたいということがはじまり。 調べてみると「連なる」の「連」には「連鎖」「連繫」「連亘」「連綿」「連想」など 自然界の食物連鎖や好循環を思わせる言葉が。 神事に使われる「注連縄」にも「連」が! 今の時代の迫り来るような時間の速さと、昔のような手間を惜しまない時間の流れ、同じ時間ですが、後者が好き。取材させていただいた方々もみなさん、不思議な「自分時間」がありました。 ぬるま湯に手を入れているみたいな、体に優しく、地球に優しく、自然に優しく、細胞に囁きかけるような時の流れと細胞がポッと暖かくなる空気が流れていました。何を伝えられるか、わからないけれど。読者のみなさんと一緒に覗いてみたいとThis は思っています。
よろしくお願い申し上げます。 This 拝

目次

1、ダイアン クライスさんに レースのこと教えていただいた。 「レースは語る。」
2、「栃木レース」はダンダンダンダン。 レースの旋回の時間が流れています。
3、女三代の物語でもある 前原裕子さんのしぼり染め。
4、ひとりで何でもやると、 オープンは週3日が限界!
  今日も「ふくふく焼菓子店」は元気にやっています。
5、taraさん、本を編む。
6、ネルドリップは美味しい振る舞い。 地球にも優しいことを知りました。
7、道具選びにも置き方にもセンスが感じられる、 木佐木愛さんの靴づくりのアトリエを訪問。
8、誰にでも起こりうる「失語症」。 実情を知る編集者能勢邦子さんがつくった
 「失語症からの言葉ノート」のこと。

著者プロフィール

ダイアン・クライス  (ダイアンクライス)  (著/文 | 監修

1954年12月5日、ベルギーのアントワープ生まれ。アンティーク・レース鑑定家、コレクター。レース職人でコレクターだった祖母の膨大なレースコレクションに囲まれて育つ。子どもの頃から祖母のコレクションの制作年代や時代背景などを調べることが好きだったが、より正確な鑑定をするために1980年から85年まで、世界有数のアンティーク・レースコレクションを持つロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館で学ぶ。2005年日本国際博覧会(愛知万博)でのベルギー館とアンティークレースのプロデュースを機に日本に移住。依頼、日本を拠点にアンティーク・レースの収集、研究、講演を行う。

上記内容は本書刊行時のものです。