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ト・日 書店
直接取引:なし
総選挙はこのようにして始まった
第一回衆議院議員選挙の真実
四六判
402ページ
上製
価格
3,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年10月
- 書店発売日
- 2018年10月4日
- 登録日
- 2018年8月20日
- 最終更新日
- 2018年11月7日
書評掲載情報
2019-02-02 | 日本経済新聞 朝刊 |
2018-12-23 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
1890(明治23)年の第一回総選挙で当選して衆議院議員になった者の中には、実際には15円以上の国税納入資格を満たしていなかった者がかなりいた。彼らは、支持者たちの作った「財産」によって、資格を得たのである。中江兆民・植木枝盛・河野広中・尾崎行雄・島田三郎など、自由民権運動の著名な活動家をはじめとして、数十人は、そのような者であったといえる。本書は「初期議会=地主議会」という通説のもとで解明されずにきた「財産」作りの実態や選挙戦の有り様を、長年にわたる膨大な史料の博捜により解明、貴重な史実を明らかにする。
目次
まえがき
序 章 「衆議院議員=ほとんど地主」をめぐって
第一章 「財産」はこうして作られた―被選人資格のタテマエと実態―
第二章 第一回総選挙はどのように行われたか
第三章 第一回総選挙の当選人
第四章 第一回総選挙の選挙戦
あとがきにかえて
上記内容は本書刊行時のものです。